こんにちは、あとかです♪
海外ドラマを観ていると、主要な登場人物が唐突に退場することが結構あります。
もちろんストーリー上の演出ということもありますし、役者さんのキャリアアップに伴う円満な卒業もあります。
一方で、意外な理由でそのキャストが突然降板せざるを得なくなったということもあります。
今回は、海外ドラマの「意外過ぎる降板理由」BEST5をご紹介します。
未視聴の方には、そのキャストが降板することは分かってしまいますが、可能な限りネタバレなしでご紹介します。
2020年9月23日追記/リライト
【海外ドラマ】意外過ぎる降板理由BEST5
1 キャスト間のイザコザ
「NCIS」アビー・シュート(CV 愛河里花子さん)
引用元:https://www.superdramatv.com/lineup/SN0000000783.html
出演期間:シーズン1〜シーズン15
残念な降板では、彼女のことは外せません。
「NCIS」で大人気のキャラクターだったアビーこと、ポーリー・ペレットが降板しました。
シーズン1の第1話から、15年にもわたって出演したポーリーが、突然去りました。
この突然の降板は、ある出演者との確執が原因と囁かれていました。
その出演者とは、何と主人公ギブス役のマーク・ハーモンでした。
マークは「NCIS」では主演の他、エグゼクティブプロデューサーも務め、絶大な権力を持っていました。
その彼が、撮影現場に連れてきた飼い犬が、スタッフに噛み付いて怪我をさせたことが発端と言われています。
そのことに対して、ポーリーは抗議し、戦った様です。
しかし、マーク側の反撃に合い、降板せざるを得なくなったということです。
確かに降板エピソードでも、一緒のシーンがないという不自然さでした。
シーズン1から出演している主要キャラクターが降板なのに!
降板前後の彼女のTwitterには、抽象的な表現で書かれていましたが、それからおよそ1年後に、こう呟いています。
NO I AM NOT COMING BACK! EVER! (Please stop asking?) I am terrified of Harmon and him attacking me. I have nightmares about it. I have a new show that is SAFE AND HAPPY! You’ll love it!#HappyPlace Love y’all!
— Pauley Perrette (@PauleyP) 2019年6月7日
アビーが「NCIS」に再登場するのでは?という噂が流れた時に呟いた内容です。
拙い「あとか翻訳」ですいません。。。
いいえ、私は絶対に戻らない!(もう聞かないでくれる?)
私はハーモンと彼に攻撃されることを恐れているの。私は悪夢を観たのよ。
私には新しいショーがあるの。それは安全でハッピーなものよ。
きっと気に入ってくれるでしょう!
「(マーク)ハーモン」とはっきり書いています。
「彼」とはスタッフに噛み付いた「飼い犬」のことでしょうか?
この呟きからも、もう戻ることはないのでしょう。
また、書かれている通り、彼女は既に新たなドラマに出演しています。
2020年には、彼女主演の連続ドラマも放送されました。
残念ながらシーズン1での打ち切りは決まったそうですが、円満な終了に対し、感謝コメントをTwitterに寄せています。
2 本人自身の転職
「Dr.HOUSE」ローレンス・カトナー (CV 中野光貴さん)
引用元:https://www.imdb.com/name/nm0671980/?ref_=ttfc_fc_cl_t10
出演期間:シーズン4〜5
出演期間は短いのですが、今後主要キャラクターになりそうな矢先、突然死亡したことが伝えられます。しかも拳銃による自殺です。
結構明るいキャラクターで、抜け目ない性格に描かれていて、そんな死に方などしそうにないキャラクターでした。
当然、そこまで何一つ伏線が無く、本当の急な展開でした。
実は、カトナー役のカル・ペンは、ホワイトハウスで働くことになり、急遽降板したというのが真相です。
オバマ政権の広報部の仕事に就き、俳優業を一時的引退したそうです。
転職と言ってもかなり異色の降板理由でした。
現在は、俳優業に復帰し、数々のドラマに出演しています。
3 自業自得の本人の失敗
「クリミナルマインド」 アーロン・ホッチナー (CV 森田順平さん)
引用元:http://www.superdramatv.com/line/criminalmind/episode/detail9-1.html
出演期間:シーズン1〜12
BAU(FBI行動分析課)を率いる、主役のホッチナーことトーマス・ギブソンが降板となりました。
シーズン1の第1話から登場しており、12年に渡って務めてきたトーマスですが、あっさりと降板となりました。
いきなり「ホッチナーは別の任務についている」と他のキャストから説明があり、そのまま何となく戻ってきませんでした。
顔を見られた殺人鬼から、自分と子供を守るために、FBIを退職し、証人保護プログラムを受けて姿を消したということになっています。
これも、本人からではなく、他のキャストからの説明でした。
最終エピソードにもほとんど出演していません。
これは、トーマスの暴行事件が原因です。
以前から製作サイドと揉めていて、脚本家であり、プロデューサーのヴァージル・ウィリアムズさんと意見の相違があり、激しい口論の末、蹴ってしまったらしいです。
その場で契約解除となり、ストーリー上でも突然の退場となってしまった様です。
直前のシーズン11では、同じく人気のキャストだったデレク・モーガン役のシェマー・ムーア(CV 咲野俊介さん)が円満にドラマを卒業しています。
はっきりと、その明暗が別れてしまいました。
トーマス・ギブソンと言えば、昔「2人は最高!ダーマ&グレッグ」で、とても生真面目で、品行方正なグレッグ役だったのを思い出します。
グレッグ同様、ホッチナーも、どこまでも誠実で、折り目正しい人物でした。
演じる役柄と本人は、やはり少し違っているのかもしれません。
4 才能を発揮
「BONES」ランス・スイーツ 博士 (CV 近藤隆さん)
出演期間:シーズン3〜10
ランス・スイーツ博士役のジョン・フランシス・デイリーは、最初はゲスト扱いだったものの、すぐにレギュラー化しました。
主人公のブレナンの「人の気持ちを理解できない」という性質と対比し、心理分析やセラピストして、重要なキャラクターとなりました。
知り合ったブレナンの部下のデイジーとも交際し、彼女は妊娠します。
そんな幸せの中で、ランス博士は、突然撃たれて亡くなります。
唐突に見えましたが、ジョン本人からの希望で降板になったそうです。
彼は、元々制作サイドとしての活動も始めており、本格的に脚本家やプロデューサーとして一本化するということで円満な卒業となりました。
後に、共同脚本を担当した「モンスター上司」やアニメ「くもりときどきミートボール2 フード・アニマル誕生の秘密」もヒットしています。
5 何もこのタイミングで??
「メジャークライムス」シャロン・レイダー(CV 小林美奈さん)
引用元:https://tv.foxjapan.com/fox/program/cast/index/prgm_id/21540
出演期間:シーズン1〜6(ファイナル)
前作「クローザー」から、ほとんどのキャストを引き継いで始まったのが「メジャークライムス」です。
なんと、このドラマの主人公シャロン・レイダー役のメアリー・マクドネルが、降板しています。
しかも、彼女が降板するのは、物語の最終盤のファイナルシーズンの第9話でした。
最終回は13話ですので、完走まであとわずか4話というタイミングでした。
一応伏線は張っていましたし、唐突ではないのですが、なぜこのタイミングで??という降板でした。
ネタバレはしませんが、最終話まで残そうと思えば、可能な展開でした。
これまでご紹介した様な、喧嘩や、不祥事などでなく、単純に脚本通りだそうです。
おそらく、ストーリー上のインパクトを重視したのだと思います。
もしかしたら、最終シーズンなので、あまりギャラを払いたくなかったのかもしれません。
前作の「クローザー」は、主演のキーラ・セジウィックが「(好調な)今のうちにやめる!」と宣言し、視聴率も高い内に終わっていました。
スピンオフとして始まった「メジャークライムス」は、残念ながらそこまでの数字ではなかった様です。
「クローザー」と比べられなかったら、結構、面白いドラマだったと思います。
まとめ
今回は、海外ドラマの意外な降板理由についてご紹介しました。
- キャスト間のイザコザ
- 本人自身の転職
- 自業自得の本人の失敗
- 才能を発揮
- ストーリー展開上のインパクト
私自身が観てきた海外ドラマの中で、びっくりしたり、何故?と疑問に思った降板劇とその真相についてご紹介しました。
まだまだ、他にも不可思議な降板もありますが、大まかに分けると、こういったパターンに分けられるかと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、また次回。
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