こんにちは、あとかです♪
最近は、週末や夜を、ご自宅でお過ごしの方も多いと思います。
こんな時期だからこそ、海外ドラマをご視聴になるのはいかがでしょう?
海外ドラマは、1クールの話数が20〜24話と多く、人気があれば、何シーズンも更新されます。
10シーズン以上も続くような海外ドラマに、新たにチャレンジするのはなかなか難しいと思います。
今回は、週末や退屈な夜にオススメの手頃な長さで、しかも完結済みの海外ドラマをご紹介したいと思います。
「手頃な長さ」については、5シーズン以内を目安に選びました。
なお、Amazonプライムビデオの吹き替え版に準拠しています。
手頃な長さで、完結済みの海外ドラマ5選
5シーズン以内でスッキリ完結
CHUCK/チャック(5シーズン:91話)
引用元:Amazonプライムビデオ
あらすじ
家電量販店「バイ・モア」で働くコンピューター・オタクのサエない青年、チャック(チャールズ・バトウスキー)が主人公です。
ある日、彼のコンピュータに、大学生時代に裏切られたルームメイトのブライズから、メールが届きます。
そのメールを開くと、インターセクトと呼ばれる国家の機密情報全部が脳内にインプットされてしまいます。
CIA(中央情報局)とNSA(国家安全保障局)の両方に巻き込まれ、チャックはスパイとして働くことになります。
おすすめポイント:気楽に笑って観られるドラマ
名門のスタンフォード大学に入学できた秀才(中退)とは言え、現在は普通のオタク青年が、急に国家を揺るがす程の知識を持ってしまいます。
その後は、スパイと、時給10ドル程の家電販売店員の二重生活を送ることに。
私達の世代に分かりやすいイメージは、藤子不二雄の「パーマン」です。
スパイアクションですが、基本はコメディで、なんやかんやでうまくいくパターンです。
CIAの美人スパイのサラや、国家に忠実なNSAエージェントのケイシーとそれぞれの思惑と共に関わることになりますが、後半になるに連れて、本当に良いチームとなります。
チャックが務めているバイ・モアという家電販売店のどうしようもない従業員達の、馬鹿馬鹿しい話が面白いのです。
彼らに出世の足を引っ張られたり、スパイ任務を邪魔されたり、イライラさせられる部分もありますが、そこから突破口を開くこともあります。
気楽に、何も考えずに、単純に、ただただ楽しいドラマです。
しかも、シーズン5でスッキリ終わっています。
FRINGE/フリンジ(5シーズン:100話)
引用元:Amazonプライムビデオ
あらすじ
非主流科学とも言われる「フリンジサイエンス」の関わる、奇怪な事件に関わったことをきっかけに、FBI捜査官オリビア・ダナムは、フリンジチームを組み捜査に当たります。
フリンジチームには、精神科病院に17年強制入院させられていたフリンジサイエンスの研究者ウォルター・ビショップ博士、彼のIQ190の天才でもある息子ピーター等と共に事件解決に挑みます。
世界中で起こっている不可解な事件は、「パターン」と呼ばれ、多くの謎を抱えています。
やがて、大きな謎は登場人物それぞれの過去とも関係していて、さらに未来と結ぶ、パラレルワールドの存在に繋がっていくことになります。
おすすめポイント:しっかりと着地できたSFドラマ
有名な J.J.エイブラムスが製作に関わっているSFドラマです。
最初は1話完結で事件を毎回解決していく展開ですが、だんだんと大きな連続ドラマになっていきます。
日本のドラマで「SPEC」を観られたことがある方は、イメージしていただけると思います。
場面転換が特徴的で、その場所を字幕ではなく、大胆な立体的な大文字で、背景にねじ込む手法を使っています。
ウォルタービショップ博士役のジョン・ノーブルは、「エレメンタリー ホームズ&ワトソンin NY」で、ホームズの父モーランドも演じています。
吹き替えは両方とも、菅生隆之さんです。
同じ俳優で、声を揃えてくれるのは素晴らしいです。
「Xファイルズ」や「CSI」、日本ドラマ「SPEC」が好きな方なら楽しめると思います!
ストーリーの間延びと複雑化は若干進みますが、シーズン5でちゃんと終わります。
プリズン・ブレイク(5シーズン:90話)
引用元:Amazonプライムビデオ
あらすじ
主人公は優秀な建築技師であり、社会的な成功も収めているマイケル・スコフィールドです。
その兄にしては素行の悪いリンカーン・バローズが無実の罪で投獄され、死刑囚となります。その兄を救うため、綿密に計画を立て、あえて自分も投獄されることで、兄と共に脱獄をすることを企てます。
果たして、彼らは脱走することができるでしょうか?
おすすめポイント:シーズン1は間違いなく面白いドラマ
タイトル通り、プリズン(牢獄)をブレイク(破る)話です。
個人的には、時間が無ければ、観るのはシーズン1だけでOKだと思います!
最後まで観ても、シーズン5で完結しますので、コンパクトにまとまっています。
シーズン2以降のあらすじを見るとわかることなので、ネタバレではないと思いますが、念の為。
ネタバレが嫌な方は、以下3行読み飛ばしてください。
プリズン(牢獄)をブレイク(破る)するのは、シーズン1だけです。
タイトルに戻すことに固執したのか、中盤で無理やり、またプリズンをブレイクを始めますが、消化不良です。
それ以降は、完全に「プリズン」のことは忘れています。
そもそも本当は1シーズンだったものを、人気が出たため、無理やり引き伸ばしたそうです。
そのせいか、「週刊少年ジャンプ」で人気が出た連載漫画のような、引き伸ばし感がすごいです。
主人公のマイケル・スコフィールドの吹き替えは、東地宏樹さん。
「BULL/ブル」の主人公Dr.ブルと同じです。
若々しいのに、低くて良い声です。
また、私の好きな「メンタリスト」の、テレサ・リズボン役のロビン・タニーも出演しています。
(吹き替えの担当が違うので、別人に見えてしまいますが。。。)
このドラマでもっとも人気に火がついたのは、悪役とも言えるセオドア・バッグウェル(通称 ティーバック)です。
声は、あの若本規夫さんです。
若本さんの声(喋り方)と役者本人の演技が、どハマりしてます!
シーズンの中盤以降、ドラマを引っ張っていたのは、間違いなくこのキャラクターだと思います。
注意点としては、牢獄ものですから、上品と言える人物がほとんどいません。
間違いなく、お子さん向けではありません。
セリフも際どい(というかアウト)なものも多く、お子さんとの視聴は注意が必要です。
まずは、シーズン1(22話)だけでも!
間違いなく面白いドラマです。
そして、お時間がある方は、続きを観てください。
Fleabag /フリーバッグ (2シーズン:12話)
引用元:Amazonプライムビデオ
あらすじ
皮肉屋で性欲は強め、怒りに駆られ悲嘆に暮れる。
「フリーバッグ」は、現代のロンドンを生きる1人の女性の心理を描き出す、抱腹絶倒かつ辛辣なドラマである。
脚本・主演は劇作家でもあるフィービー・ウォーラー=ブリッジ。
差し伸べられる救いの手をことごとく拒絶し、常に虚勢を張りながらも、癒しを求めるタブー知らずの女性フリーバッグを演じる。
引用元:Amazonプライムビデオ
おすすめポイント:短く、観やすいもののインパクト大なドラマ
フリーバッグという女性が主人公です。
彼女は、依存症とも思えるほど性に奔放で、窃盗癖があり、下品な行動や振る舞いが多く、恋人に愛想を尽かされたりしています。
カフェの経営をしていますが流行ってはいなくて、銀行からも融資を断られます。
自分と正反対の性格の姉や、父親との関係もうまくいっているとは言えません。
色々あるのですが、シニカルで、笑えるコメディです。
おじさんの私でも、女性が主人公のこのドラマを面白く見ることができました。
性に奔放な主人公とは言え、裸が出てきたりはしません。
とは言え、さすがにお子さんと一緒に見ることは推奨しませんが。。。
このドラマの大きな仕掛けとしては、「第4の壁」の存在があります。
演劇において「第四の壁を破る」という言葉は、登場人物が観客に見られていることを「自覚した」ときに用いられます。
「Fleabag /フリーバッグ 」の主人公は時折、その第4の壁と破ります。
視聴者に顔を向けて語りかけてくるのです。
映像作品でそれをすると、少しコントチックに見えてしまう懸念もありますが、このドラマでは効果的に活用されています。
壁の破り方があまりに露骨なものでは無く、ほんの少し視聴者に話しかけたり、表情だけで伝えてきます。
そのバランスがとても良いのです。
2シーズン12話で、しかも1話30分程度で、とても観やすいドラマです。
まだ続けられそうですが、完結しています。
番外編:打ち切りですが、面白かったドラマ
フラッシュフォワード(シーズン1:22話)
引用元:Amazonプライムビデオ
あらすじ
ある日、全世界の全人類が、同時に1分43秒間、意識を失います。
当然、人類だけが意識を失うので、飛行機は落ちる、車は激突しまくる、手術中の患者は残念なことになるなど、大惨事となったところで、人々は目覚めます。
「ブラックアウト」と名付けられたこの現象中、ほとんどの人は、6ヶ月後の自分の未来の映像を観ていたことが判明します。
過去のことを不意に思い出す「フラッシュバック」という言葉がありますが、未来を観たため、「フラッシュフォワード」と呼ばれます。(当然造語です)
何故、このような現象が起き、そして未来は変えられないのか?、今後人類はどうなってしまうのでしょうか?
おすすめポイント:残念すぎる伝説の打ち切りドラマ
Amazonプライムビデオで、現在無料ではありませんが、ご紹介します。
実際、面白かったのですが、かっちりシーズン1で終わります。
というか打ち切りです。
一説には、最初のブラックアウトのシーンにお金をかけすぎたせいとも、思ったよりもブームにならなかったことが原因とも言われているようです。
伏線も、謎も、まあまあ、ぶん投げてます。
続きは、原作のSF小説で補完するしかありませんが、シーズン1で尻切れトンボになることを覚悟して観れば、大丈夫です。
22話分は十分楽しめます。
竹内結子さんも、日本のドラマに出ているような、ちゃんといつもの感じで、出ています。
続きがあると勘違いしながら観ると、絶望感は半端ないです。
まとめ
今回は、手頃な長さで、完結済みの海外ドラマ5選【2020年版】をご紹介しました。
①CHUCK/チャック(5シーズン:91話)
おすすめポイント:気楽に笑って観られるドラマ
②FRINGE/フリンジ(5シーズン:100話)
おすすめポイント:しっかりと着地できたSFドラマ
③プリズン・ブレイク(5シーズン:90話)
おすすめポイント:シーズン1は間違いなく面白いドラマ
④Fleabag /フリーバッグ (2シーズン:12話)
おすすめポイント:短く、観やすいもののインパクト大なドラマ
⑤番外編:フラッシュフォワード(シーズン1:22話)
おすすめポイント:残念すぎる伝説の打ち切りドラマ
連休や週末、退屈な夜には、絶対にオススメしたい5本です。
未視聴のドラマで、ご興味が湧きましたら、是非ご覧いただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、また次回。
読者登録いただける方は、是非こちらをお願いします⇩