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【海外ドラマ】クローザーの続編「Major Crimes ~重大犯罪課」の感想【結末前に前代未聞の展開が】

こんにちは、あとかです♪

私は、海外ドラマでは、犯罪ミステリーものが好きです。

犯人逮捕だけでなく、その後の「尋問」で容疑者に自白させることを主体とした「クローザー」という傑作ドラマがあります。

残念ながら「クローザー」は完結してしまいましたが、そのスピンオフが続けて制作されています。

しかも、ほとんどのキャストがそのまま続投しています。

 

今回は、【海外ドラマ】クローザーの続編「Major Crimes ~重大犯罪課」の感想【結末前に前代未聞の展開】について、ご紹介します。

結末に近いストーリーの一部に触れている部分があります。

気になる方は、ネタバレの警告文の後は読み飛ばしてください。 

 

 

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画像引用元:Amazonプライムビデオ

【海外ドラマ】クローザーの続編「メジャークライムス」の感想【結末前に前代未聞の展開】 

「Major Crimes ~重大犯罪課」とは

 「Major Crimes ~重大犯罪課」は、2012年から放送開始され、シーズン6まで継続し、完結しています。全105話です。

前作「クローザー」の最終話の1週間後の出来事から始まっていて、直系の続編となっています。

「クローザー」の主人公ブレンダ・リー・ジョンソンは、CIA仕込みの「尋問テクニック」によって、犯人を自白に追い込むのが痛快なストーリーでした。

今作の主人公、シャロン・レイダーは交渉術に長けていて、犯人を裁判に送り込むことよりも、司法取引等によって、経済的、時間的に早期解決を成し遂げます。

シャロンは「クローザー」にもゲストとして何度も登場していて、ブレンダとは正反対であり、冷静沈着で、ともすれば冷血な感じですらありました。

今回の本編の主人公となってからは、落ち着いてはいるものの、家族が登場したり、恋愛に発展したりと、人間らしさが垣間見得てきます。

部下となる面々はほとんど続投しているため、「クローザー」のファンだった方は、楽しめる作品です。

 

「Major Crimes ~重大犯罪課」あらすじ

前作「クローザー」において、ブランダ・リー・ジョンソン本部長補佐の辞職から1週間後。

容疑者を逮捕し、コンプライアンスに抵触することも辞さない方法で自白を促し、その上、多額の裁判費用がかかっていることを問題視され、ロス市警では新たな本部長の元、これまでの方針を大きく変えることになります。

そのために、ブレンダの後任として、重大犯罪課のチーフに新たに着任したのが、シャロン・レイダーでした。

彼女は、交渉術のプロであり、ロス市警の経費圧縮のために容疑者との司法取引を用いて裁判を回避しつつ、検挙率は下げないという難しい舵取りを担うことになります。

しかも、部下となる面々は過去の因縁から彼女のことは気に食わず、なかなか溶け込むこともできません。

そんな中、シャロンは徐々に実力を示し、強いリーダーシップの元、チームを率いていくことになります。 

登場人物

シャロン・レイダー

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画像引用元:https://tv.foxjapan.com/fox/program/cast/index/prgm_id/21540
メアリー・マクドネル/日本語吹替 小林美奈

ロス市警重大犯罪課チーフ(警視)

前作「クローザー」では執行調査課で、警察の内務調査や監査を担い、仲間からは煙たがれる存在でした。

その頃は、何よりも規則を重んじる堅物で冷徹な印象。

そのために事あるごとに重大犯罪課メンバーとは敵対関係となりました。

そんな彼女が、そのメンバーを部下として、ブレンダの後任の重大犯罪課チーフに就任することになります。

そういった経緯から、当初はチームメンバーとの関係はしっくり来ませんが、彼女の能力と人柄が伝わるにつれて、絆は深まっていきます。

離婚寸前の夫と、成人した長男、長女の2子がいます。


ルイ・プロベンザ

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画像引用元:https://tv.foxjapan.com/fox/program/cast/index/prgm_id/21540

G・W・ベイリー/日本語吹替  宝亀克寿
重大犯罪課最年長メンバー(警部補)

陽気で楽天的な性格で、ムードメーカーです。

前作ではトラブルメイカーの役割であることが多かったのですが、今回はかなり落ち着気を見せ、頼れるシーンも多くなっています。

シャロン不在時にはチーフの職務を代行します。


アンディー・フリン

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画像引用元:https://tv.foxjapan.com/fox/program/cast/index/prgm_id/21540

トニー・デニソン /日本語吹替  稲葉実
重大犯罪課メンバー(警部補)

凸凹コンビだったプロベンザ同様、前作では多くのトラブルを引き寄せる立場でしたが、今作では若干落ち着いています。

皮肉屋で、際どいジョークや嫌味を言うものの、優しさや誠実さも見え隠れするようになります。


マイク・タオ

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画像引用元:https://tv.foxjapan.com/fox/program/cast/index/prgm_id/21540

マイケル・ポール・チャン/日本語吹替  小高三良
重大犯罪課メンバー(警部補)

前作同様、鑑識、ITなど知識が深く、科学捜査を一手に引き受けています。

犯罪ドラマではよくある、事件解決のために「何でもできる万能キャラ」です。
その博学から、話が回りくどく、何かとうんちくを語りたがります。

特に今作では、「正義のバッジ」という人気の犯罪ドラマのアドバイザーを務めていて、時折ドラマネタを語りすぎ、周囲をうんざりさせるシーンもあります。


フリオ・サンチェス

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画像引用元:https://tv.foxjapan.com/fox/program/cast/index/prgm_id/21540

レイモンド・クルス/ 日本語吹替  日向とめ吉
重大犯罪課メンバー(巡査部長)

スペイン語が堪能で、ギャングについて精通しています。

普段は物静かですが、激情的でもあり、一旦火が着くと、周囲も抑えられません。

とても情に厚く、子供好きな優しい性格です。

前作と大きな違いはありませんが、人間的に成長している姿は見られます。


エイミー・サイクス

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画像引用元:https://tv.foxjapan.com/fox/program/cast/index/prgm_id/21540

キアラン・ジョヴァンニ / 日本語吹替  白川万紗子

重大犯罪課メンバー(巡査部長)

今作から登場した新人で、当初はまだ未熟だったものの、多くの経験を経て、メンバーにも求められる存在となっていきます。

軍務経験があり、軍事や銃器関連にも精通しています。


バズ・ワトソン

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画像引用元:https://tv.foxjapan.com/fox/program/cast/index/prgm_id/21540

フィリップ・P・キーン /日本語吹替 田島裕也

重大犯罪課モニター室の技術者。

前作から出演し、主に事件現場や取調室のVTR撮影を担当しています。

チームの「お手伝い」役でしたが、今作ではキャリアアップしていくことになります。


ラスティー・ベック

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画像引用元:https://tv.foxjapan.com/fox/program/cast/index/prgm_id/21540

グラハム・パトリック・マーティン /日本語吹替  須田祐介

麻薬中毒の実母に捨てられ、過酷な生い立ちをもつ、元ホームレスの少年。

ある事件の目撃者として、ロス市警の保護下に置かれ、シャロンの家で暮らすことになります。

ある事件とは、前作「クローザー」でも因縁深いフィリップ・ストローの犯した殺人事件のことです。

そのため、彼は殺人鬼のストローから執拗に追われ、数々の刺客を送り込まれることになります。

彼自身も強く成長していき、やがて法律家を目指すようになります。 

「Major Crimes ~重大犯罪課」の感想

犯罪ミステリー好きは大満足 

謎解きや、凶悪な犯罪者との駆け引き等のサスペンスもあります。

スピンオフではありますが、単独の犯罪ミステリーとして、十分楽しめるストーリーです。

そして、今作の「司法取引」という切り口はとても新鮮です。

「司法取引」とは、事件の容疑者に、本人の自白や動かぬ証拠を元に、主に減刑や情状酌量を提案して裁判を通さずに収監することです。

そうすることで、裁判にかかるコストと時間を大幅に縮小できるのです。

また、ファイナルシーズン以外は、基本は1話完結なので、観やすいです。

 

前作と違い群像劇

前作の「クローザー」には、主人公ブレンダの尋問術により、容疑者を自白に追い込むといったカタルシスがありました。

その点で、交渉で全てが終了する今作は、若干見劣りします。

ただ、その分、群像劇としての人間ドラマが増えています。

前作は、良くも悪くも、主人公ブレンダの物語と言えました。

今作は、確かにシャロンが主人公ではありますが、過酷な運命に翻弄されるラスティの成長や、重大犯罪課メンバーそれぞれの掘り下げもあり、各々の登場人物にドラマがあります。

その点、ただの犯罪ドラマ以上に、物語に厚みが出ている様に思います。

 

前作からのファンならではのお楽しみ

前作から引き継いだ宿敵ストローとの対決も大きな見どころです。

実際に伏線に取りこぼしもなく、ちゃんと完結できています。

そういった意味で、この作品は前作の「クローザー」から観た方が、楽しめると思います。

単独でも観られないこともないですが、「ジョンソン」や「ブレンダ」、「ポープ(副本部長)」など、前作の登場人物の名前が、セリフの中に説明もなく出てきます。

恐らく前作からのファンサービス的な挿入なので、知らなくてもストーリーに大きな影響はありません。

 

結末前の前代未聞の展開

※【注意!】この後、結末近くのストーリーに触れています。

気になる方は、飛ばしてお読みください。

 

前作「クローザー」から、ほとんどのキャストを引き継いで始まったのが「メジャークライムス」です。

順調にシーズン1〜5まで続き、シーズン6がファイナルシーズンとなっています。

そのファイナルシーズンで、前代未聞の出来事が起こります。

 

なんと、このドラマの主人公シャロン・レイダーがストーリーから退場してしまうのです。

しかも、彼女が降板するのは、物語の最終盤、最終話まであと4話というタイミングでした。

シーズン前半から、一応伏線は張っていましたし、唐突というわけではありません。

ただ、ネタバレはしませんが、最終話まで残そうと思えば、可能な展開でした。

色々調べましたが、トラブルや緊急的な対応ではないようです。

円満に降板している様ですが、実際に最終話までの4話には過去のVTR等でしか出演していません。

恐らく、ストーリー上のインパクトを重視したのだと思います。

 

まとめ

 今回は、【海外ドラマ】クローザーの続編「Major Crimes ~重大犯罪課」の感想【結末前に前代未聞の展開】について、ご紹介しました。

 

 

「Major Crimes ~重大犯罪課」の感想            

  1. 犯罪ミステリー好きは大満足
  2. 前作と違い群像劇
  3. 前作からのファンならではのお楽しみ

そして、結末前の前代未聞の展開が!

「カタカタするBOX」はLSS (id:little_strange)さんのこちらのブログから! 

 

お時間がある方は、是非、前作「クローザー」からご視聴ください。


今作から観てもそれほど困りません。

いずれにしても、ファイナルシーズンには、びっくりするとは思います。

 

 

前作「クローザー」についての記事はこちらです。 

www.atoka.xyz

 

海外ドラマの降板ネタが気になる方はこちらの記事を↓ 

www.atoka.xyz

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それではまた次回!

 

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