こんにちは、あとかです♪
今回は、少し古いのですが、海外ドラマの「クローザー」(原題:THE CLOSER)について、ご紹介したいと思います。
クライムサスペンスで、結構ハードな展開もありますが、主人公を始めレギュラーの登場人物のキャラクターがとても個性的で、硬軟のバランスがとても良いドラマです。
オススメです!
引用元:https://www.imdb.com/title/tt0458253/mediaviewer/rm3089210624
「クローザー」は基本は1話完結で、アメリカでは2005年から2011年まで、7シーズン続きました。
日本では、FOXやかつて存在したLaLaTVなどでも、放送されていました。
現在(4月22日)、Amazonプライムビデオで吹き替え版、字幕版とも、全シーズン試聴可能です。
あらすじ
主人公の、ブレンダ・リー・ジョンソンは、「クローザー」の異名を持つロス市警重大犯罪課のチーフです。
「クローザー」とは、卓越した容疑者への尋問技術により、「事件を終わらせる(締めくくる)者」という意味です。
ロス市警に新設された殺人特捜班(後の重大犯罪課)に、副本部長のポープに引き抜かれ、アトランタから赴任しました。
ガブリエル、プロベンザ、フリンなど個性的な面々を部下に抱え、あらゆる凶悪事件を解決に導きます。
個性的なキャスト
ブレンダ・リー・ジョンソン
引用元:http://wwws.warnerbros.co.jp/kaidora/thecloser/cast.php
キーラ・セジウィック/吹替 山像かおり
主人公で、ロス市警重大犯罪課)のチーフ。
その高い尋問技術により、容疑者から自白を引き出し、「クローザー(事件を終わらせる者)」と呼ばれます。
事件解決に向けて、正義感や執着心は非常に強いものの、ある意味独善的で、周囲が目に入らなくなる傾向があります。
ヒステリックな傾向もあり、他部署との軋轢や上司、部下との衝突も日常茶飯事です。
基本的には高い倫理観があり、部下には規則、規律に厳しいものの、事件解決のためには自分自身は「何でもあり」となります。
アトランタ(アメリカの南部)訛りがある設定で、独特の「Thank You」(ありがとう)という言い回しをします。
ちなみに演じているキーラ・セジウィックの夫は俳優のケビン・ベーコンです。
吹き替えの山像かおりさんの声がとても良いです!
ブレンダの厳しさと、破茶滅茶さ、可愛らしさが全て表現されています。
「ありがとう↑」と語尾が上がる言い方で、原語の南部訛りを表現されているのですが、ものすごく耳に残ります。
ちょっと真似したくなります。
ウィル・ポープ
引用元:http://wwws.warnerbros.co.jp/kaidora/thecloser/cast.php
J・K・シモンズ/吹替 佐々木勝彦
ロス市警副本部長で、ブレンダの上司にあたります。
上昇志向が強く、本部長や上院議員らに目を向けていて、規則・規律、経費節減には厳しい存在です。
事件解決のためには上司をも無視して暴走するブレンダには困っているものの、彼女の能力を最も高く評価している一人です。
個人的には、かつてブレンダと不倫関係にありました。
基本的には、厳格で良識的ですが、女癖の悪さは玉に瑕です。
J・K・シモンズは映画俳優としても有名で、映画「セッション」(2014年 原題: Whiplash)では、数々の賞も受賞しています。
ラッセル・テイラー
引用元:http://wwws.warnerbros.co.jp/kaidora/thecloser/cast.php
ロバート・ゴセット/吹替 石住昭彦
ロス市警強盗殺人課警部で、次期副本部長の座を狙い、ブレンダをライバル視しています。
時には、妨害工作や非協力的ではあるものの、ブレンダのチームメンバー以外には人望はあり、署内での政治力も長けています。
元部下のガブリエルを気にかけていて、本心から彼の将来のための異動などを提案もしています。
後には、ブランダの能力を認め、自ら協力的な行動に出る変化も見られます。
ルイ・プロベンザ
引用元:http://wwws.warnerbros.co.jp/kaidora/thecloser/cast.php
G・W・ベイリー/吹替 宝亀克寿
ブレンダのチーム最年長者ですが、陽気で楽天的な性格で、ムードメーカーです。
ベテランらしい知恵と経験で巧みな捜査を行うこともありますが、トラブルを引き寄せることも多く、ブレンダの説教を喰らうこともしばしばです。
デビッド・ガブリエル
引用元:http://wwws.warnerbros.co.jp/kaidora/thecloser/cast.php
コリー・レイノルズ/吹替 竹若拓磨、福田賢二(シーズン4以降)
ベテラン揃いのチーム内では若く、まだ階級も低いのの、最も優秀なブレンダの部下です。
ブレンダの能力に早くから気づき、彼女を尊敬し、その捜査技術、手法を身につけていきます。
普段は冷静で優等生的な言動ですが、時に頑固で、熱い正義感の持ち主でもあります。
吹き替えの竹若拓磨さんが病に倒れ、途中から福田賢二さんに変わっています。
アンディー・フリン
引用元:http://wwws.warnerbros.co.jp/kaidora/thecloser/cast.php
トニー・デニソン/吹替 稲葉実
皮肉屋で、際どいジョークや嫌味を言うものの、チームでは人気者です。
登場時は、テイラーのスパイとして送り込まれましたが、ある出来事からブレンダに心酔し、強い忠誠心を持つ部下となります。
プロベンザとは長い付き合いから凸凹コンビであり、何故かトラブルや騒ぎを引き寄せてしまいます。
マイク・タオ
引用元:http://wwws.warnerbros.co.jp/kaidora/thecloser/cast.php
マイケル・ポール・チャン/吹替 小高三良
鑑識、ITなど知識が深く、科学捜査を一手に引き受けています。
犯罪ドラマではよくある、事件解決のために「何でもできる万能キャラ」です。
その博学から、話が回りくどく、何かとうんちくを語りたがります。
妻は日本人という設定ですが、日本についての描写は相変わらずの海外ドラマらしい感じです。
フリオ・サンチェス
引用元:http://wwws.warnerbros.co.jp/kaidora/thecloser/cast.php
レイモンド・クルス/吹替 日向とめ吉
ヒスパニック系で、スペイン語も堪能、ギャングについて精通しています。
ブレンダに最も忠実で、普段は物静かです。
一方で、激情的な部分もあり、そうなった場合は周囲も抑えられません。
フリッツ・ハワード
引用元:http://wwws.warnerbros.co.jp/kaidora/thecloser/cast.php
ジョン・テニー/吹替 藤真秀
FBI特別捜査官で、ブレンダのプライベートにおけるパートナーです。
我慢強く、優しい(優し過ぎる)男です。
ブレンダの捜査に振り回され、協力させられることも多く、FBI内で「ロス市警出張所」と揶揄されることもありました。
ブレンダはフリッツとの私的な会話の中で事件解決の糸口を発見することも多く、講師共に重要な存在です。
終わりと始まり
「クローザー」は大人気のうちにシーズン7で終了しています。
プロデューサーでもあった主演のキーラ・セジウィックがインタビューでこう答えています。
「辞めるのにいい時期だと思う。7年もやっているし、視聴者が見飽きる前に終わらせたかった」
まだまだ続けられたはずですが、彼女の意向もあり、降板したということでした。
その証拠に、最終話に続けて、スピンオフ作である「Major Crimes ~重大犯罪課」(原題: Major Crimes)が始まっています。
「クローザー」にも登場していた、シャロン・レイダーを主人公に重大犯罪課のメンバーは、ほぼ続投しました。
「Major Crimes ~重大犯罪課」もシーズン6まで続き、2018年に完結しています。
このドラマも、かなり衝撃的なラストでした。
機会があれば、またご紹介します。
引用元:https://warnerbros.co.jp/tv/majorcrimes/
まとめ
女性が主人公のドラマですが、おじさんも楽しく観られました。
1話完結で、ストーリーの巧みさもあり、とにかくキャラクターが個性的で、活き活きしています。
未視聴の方は、是非一度観て欲しいドラマです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
それでは、また次回!