こんにちは、あとかです♪
海外ドラマで「バディもの」と呼ばれるジャンルがあります。
「親と子」のコンビや「刑事と科学者」、「夫と妻」、「兄と弟」などもあります。
変わったところでは、「FBI捜査官と詐欺師」のバディものがあります。
今回は、そんな【海外ドラマ】「ホワイトカラー」を最後まで観るべき3つの理由【感想とおすすめポイント】について、ご紹介します。
核心的なネタバレはしていません。
画像引用元:Amazonプライムビデオ
【海外ドラマ】「ホワイトカラー/WHITE COLLAR」を最後まで観るべき3つの理由【感想とおすすめポイント】
「ホワイトカラー」とは
「ホワイトカラー」は、2009年からアメリカで放送され、6シーズンまで続き、完結しています。
1話およそ60分で、全81話です。
「ホワイトカラー」の原題は”WHITE COLLAR”です。
白色の”WHITE COLOR”ではなく、「白い襟」の方です。
企業の企画、管理部門や事務職など、比較的賃金水準の高い部門の労働者のことです。
対義語として、「ブルーカラー」と言われます。
登場人物
ニール・キャフリー
画像引用元:https://www.imdb.com/title/tt1358522/?ref_=ttfc_fc_tt
マット・ボマー/日本語吹替 高橋広樹
主人公の天才詐欺師。
物腰は柔らかく、おしゃれでスマート、人の心に入り込む天性の才能があります。
何ヵ国もの言語を操る他、
宝石や美術品に非常に造詣が深く、鋭い鑑定眼は捜査にも役に立っています。
本人自身、プロの鑑定士をも欺く程、精巧な贋作を偽造する高い技術の持ち主です。
誰も捉えることができなかった彼でしたが、天敵と言えるFBI特別捜査官のピーターには2度も逮捕されています。
その能力から、知的犯罪のコンサルタントとしてFBIに雇われ、ピーターに協力し事件解決に当たります。
ピーター・バーク
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ティム・ディケイ/日本語吹替 池田秀一
FBI特別捜査官で、知的犯罪ユニットのリーダー。
唯一、ニールを逮捕できた優秀な捜査官であり、誰よりも彼を知り尽くしていていると言えます。
堅実な捜査と、高い推理力、高い判断力も持っています。
とても真面目な性格で、ルールには厳しいものの、ニールに影響され、少しずつ柔軟化してきます。
ニールをコンサルタントとして重用しながら、父親のように厳しい目でも見つめています。
極度の愛妻家で、エリザベス一筋。
吹き替えは、「機動戦士ガンダム」のシャアや、「名探偵コナン」の赤井秀一役でお馴染みの池田秀一さんです。
エリザベス・バーク
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ティファニー・ティーセン/日本語吹替 小林さやか
ピーターの妻。
社交性の塊で、誰とでも仲良くなれる才能があります。
夫のピーターを支え、時には事件解決のヒントとなる助言を与えたり、潜入作戦の大きな役割を担ったりすることもあります。
モジー
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ウィリー・ガーソン/日本語吹替 多田野曜平
ニールの長年の仲間で、生粋の犯罪者。
冴えない風貌であるものの、犯罪に関する知識、技術に長けていて、裏社会にも顔が効きます。
ニールとの友情と絆は強く、彼が捜査官としての仕事に熱中するのを苛立ちながら手伝っています。
全体を通して、一番大きく変わった人物かも知れません。
ダイアナ・バリガン
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演 - マーシャ・トマソン/日本語吹替 目黒未奈
ピーターの部下のFBI捜査官。
新人ながら、行動力があり、機転も効く、優秀な捜査官です。
ピーターからの評価も高く、ニールにも一目置かれています。
個人的にはとても好きなタイプです。
「ロイヤル・ペインズ 救命医ハンク」の助手のディヴィヤ・カダイ役レシュマ・シェティのようなアジア系の美人さんです。
あらすじ
天才詐欺師のニール・キャフリーは、刑期を残り4ヶ月というところで、脱獄を図り、すんなり成功します。
彼には、最後の刑務所での面会時に、謎のメッセージを残した「恋人ケイトの行方を追う」という目的がありました。
けれどもケイトは姿を消し、それまで2度彼を逮捕したFBIのピーター・バーク捜査官に、またもや逮捕されます。
彼の美術品や宝石、犯罪に関する知識は、知的犯罪の捜査にとても役に立つため、特別に刑務所を出されます。
そして、ピーター監視の元、コンサルタントとして事件解決に協力することになりました。
もちろん、完全に自由の身というわけではなく、足首にはGPS付きのセンサーが取り付けられ、行動は制限されています。
犯罪捜査にやりがいを感じつつも、犯罪仲間のモジーと共に、こそこそと犯罪は重ねて行きます。
感想とおすすめポイント
スタイリッシュで、エレガント。
何もかもトントン拍子でうまくいく、心地よいテンポの良さがこの作品の持ち味です。
うまく行き過ぎてしまうこともありますが、それも楽しめる範囲内です。
全体を通した謎やその解明へのプロセスも、間延びしたり、イライラするようなものではなく、ちょうど良い匙加減です。
「ギャラリーフェイク」(作者 細野不二彦)という漫画がありますが、美術品の鑑定や贋作作り等、そういった作品がお好きな方には、とても舌に合うと思います。
知的でスリリング、人間同士の関係性に温かみもあり、とてもバランスの良いストーリーです。
ストーリーの展開上、出てくるのは、どうしても犯罪者や悪人が多いのですが、なんとなく憎めない魅力的な人物ばかりです。
「ホワイトカラー」を最後まで観るべき3つの理由
長い海外ドラマではよくあるのですが、途中まででなんとなく観るのをやめてしまっている方もいらっしゃると思います。
実際に、「ホワイトカラー」も全81話です。
それでも、このドラマは最後まで観ることをお勧めします。
私の考える、その理由は3つあります。
理由①:テンションが下がらなかった
御多分に洩れず、「ホワイトカラー」も打ち切りです。
打ち切りでない終わり方をした海外ドラマは、なかなかありません。
大抵の打ち切りドラマは、終盤に近づくにつれて、今までのことが無かったようにテンションが落ちてきます。
特に最終シーズンだけが、メチャクチャな作品もあります。
ただ、この作品のファイナルシーズンは、それまでの5つのシーズンと変わりのない出来栄えでした。
このまま、シーズン7に続いても良いほどの完成度です。
正直言って、打ち切りの主な原因は「マンネリ」なのだろうと思います。
そのため、最後までがっかりすることがありません。
理由②:伏線の回収
主人公のニールもピーターも、それぞれが影響を受け合い、根本的な性格は変わらないものの、良い意味で成長しています。
ピーターを父や兄のような存在に感じているニールが、その信頼に対して応えたくなっています。
その2人の関係性の深まりがこのドラマの太い軸であり、後半につながる伏線にもなっています。
そして、作品の前半から時折、ゲストで登場していた人物がラストに絡んできます。
その人物の再登場により、ここで改めて「ニールは元々は犯罪者」であることがクローズアップされてきます。
本来、ピーターと共に相対すべき「犯罪者」への甘い誘いは、ニールを惑わせます。
最後、ニールがどのような選択をし、どのような運命を辿るのか、是非観てほしいと思います。
理由③:もちろん最後に大きな仕掛けが
ニールは天才詐欺師として、彼らしいラストを迎えています。
命をかけた華々しい最後の姿です。
「最期」なのかも知れません。
ネタバレは当然しませんが、最終話まで「スタイリッシュ」で、納得の結末です。
画像引用元:https://www.imdb.com/title/tt1358522/?ref_=ttfc_fc_tt
まとめ
今回は、【海外ドラマ】「ホワイトカラー」を最後まで観るべき3つの理由【結末のネタバレなし】について、ご紹介しました。
海外ドラマは、確かに「長い」と思います。
そのために敬遠されることや、途中まで観て、「結局最後どうなったっけ?」ということもあるかと思います。
特に「ホワイトカラー」のような作品は、ある程度まで観ると満足してしまう気持ちもよくわかります。
けれども、一旦最後まで観てもらうと、すっきりとして、作品全体の印象も変わるかも知れません。
私を含む、「ホワイトカラーは面白い」とおっしゃる方は、結末まで観た方に多い気がしています。
機会があれば是非、ご視聴ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた次回!
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