こんにちは、あとかです♪
私は1話完結ものの犯罪ミステリーが好きです。
主人公本人がFBI捜査官や警察官であることもありますが、それらの捜査のサポートに付く「コンサルタント」が活躍する作品も数多く存在します。
私立探偵やミステリー作家、科学者などもありますが、かつてサイキック(霊能力者)を名乗っていた元詐欺師がコンサルタントになっているのが、今回ご紹介する作品です。
今回は、【海外ドラマ】トリック満載ミステリー「THE MENTALIST(メンタリスト)」の感想とおすすめポイントについてご紹介します。
2021年5月に追記・リライトしました。
画像引用元:Amazonプライムビデオ
「THE MENTALIST(メンタリスト)」とは
「メンタリスト」は、アメリカCBSの製作で、2008年に始まり、2015年で完結しました。
日本でもスカパーや、現在はAmazonプライムビデオでも視聴できます。
シーズン7まで続き、若干、尻すぼみ感はありましたが、ちゃんと大団円を迎えました。
個人的には、シーズン6で終わっても良かったかも?と思います。
ラストシーズンは、なんとなく蛇足感があります。
少年ジャンプの「北斗の拳」で言えば、ラオウ昇天以降の話みたいなものです。
ただ、近年の海外ドラマの無慈悲な打ち切りブームからすると幸せな結末とも言えます。
基本1話完結で、ジェーンの活躍やキャスト同士の軽妙なやりとりだけでもかなり面白いドラマです。
が、それだけでなく、第1話からずーっと続く、ジェーンの宿敵、連続殺人鬼「レッドジョン」についての話が、辛口のスパイスとなって、ストーリーに光と影となって深みを作っています。
あらすじ
あらすじ
CBI(カルフォルニア州捜査局)の捜査チームのコンサルタントのパトリック・ジェーンが、主人公です。
インチキ霊能者として活躍していた経歴を持つジェーンの型破りな、時には違法すれすれ(と言うか違法の時も)の方法で犯人をあぶり出し、事件を解決します。
宿敵は「レッドジョン」と呼ばれる連続殺人鬼。
ジェーンは、自分がしたTVでの不用意な発言により、レッドジョンの怒り(関心)を買い、最愛の妻と幼い娘を殺害されます。
CBIの捜査を手伝いながらも、宿敵「レッドジョン」を追い詰め、恨みは晴らすということが、彼の真の目的なのです。
登場人物
パトリック・ジェーン
画像引用元:https://www.imdb.com/title/tt1196946/?ref_=tt_ch
サイモン・ベーカー/吹替 郷田ほづみ
CBI(カルフォルニア州捜査局)のコンサルタント。
観察力と記憶力、言葉や動作で人を心理的に操る能力に長けています。
元々はその能力を使い、サイキック(霊能力者)として、人にアドバイスを送り、彼らからは喜んでお金を出させていました。
ある日、TVに出演した際に連続殺人鬼「レッドジョン」のことを問われ、軽口を叩いてしまいます。
そのことが原因で、彼の愛する妻と娘を殺害されてしまいます。
このドラマは彼の精神的な再生と、復讐劇の物語でもあります。
ドラマが続くにつれて、どんどん老けましたが、わかりやすいハンサムさんです。
映画の「プラダを着た悪魔」や「リング2」(ハリウッド版)にも出ていました。
テレサ・リズボン
画像引用元:https://www.imdb.com/title/tt1196946/?ref_=tt_ch
ロビン・タニー/吹替 加納千秋
CBIの捜査チームのリーダーでジェーンの直属の上司。
男勝りな性格で、恋愛にも疎く、身につけるものなどのセンスも良くないことを部下にまで指摘されます。
ジェーンの言動に振り回され、各所からのクレームなどにも迷惑をかけられながらも、誰よりも彼の能力を評価し、信頼しています。
個人的には「プリズンブレイク」で初めて観た女優さんです。
結構若いのに「ボス」役なんだなーと思い、調べてみると、本ドラマ開始当時でも33歳。
ドラマ内で、ポーカーをするシーンがあって、結構強い設定でした。
演じているロビン・タニーさんも強いらしいです。
キンブル・チョウ
画像引用元:https://www.imdb.com/title/tt1196946/?ref_=tt_ch
ティム・カン/吹替 喜山茂雄
CBIの捜査官。
元軍人のため、タフで身体能力が高い。
優秀な捜査官で、上司のリズボン不在時には代行でリーダーに指名され、ある意味彼女以上の働きを見せます。
最初頃の軽い感じの性格設定を無かったことにして、クールな感じになりました。
良い改変だったと良かったと思います。
海外ドラマや映画では、アジア人では韓国(中国)系の俳優さんが多いですね。
アメリカ生まれの日系人も多いと思いますが、役者になる人は少ないんでしょうか?
ウェイン・リグスビー
画像引用元:https://www.imdb.com/title/tt1196946/?ref_=tt_ch
オーウェン・イオマン/吹替 江川央生
CBI捜査官。
食いしん坊で思慮が浅く、思ったことをすぐ口に出してしまいます。
マッチョなムードメーカーで、物語のコメディ部分を引き受けています。
吹替担当の江川央生さんは、本当に色々な役を担当されていて、私が一番声を記憶しているは、「LOST」のサイード役です。
かっこいい声だなあ、リグスビーはそうでもないのに、役者さんってすごいなーと思ったりします。(失礼)
グレース・ヴァンペルト
画像引用元:https://www.imdb.com/title/tt1196946/?ref_=tt_ch
アマンダ・リゲッティ/吹替 斉藤 佑圭
ドラマ開始当初は新人CBI捜査官。
美人で生真面目な性格。
若いながらも強い上昇志向があり、現場捜査に出たがりますが、後方サポートを命じられ、渋々留守番をしています。
後に経験を積み、現場にも出て行く様になります。
体格がやけに良いですが、めちゃめちゃ美人さんです。
このドラマに出演中に、結婚、出産もされました。
そして出産前後は「長めの研修」ということで、ストーリー上ではしばらく出演しませんでした。
でも、すぐ復帰しました。産後のせいか、かなりふっくらされていました。
長いシーズンが続く人気ドラマでは、女性キャストが現実で、出産することも結構あります。シナリオで、その登場人物に子供を作ることが多いような気がします。
「BONES」のテンペランス・ブレナン役のエミリー・デシャネルさんは、普通にドラマの中で妊娠し、出産するということになりました。
そのため、お腹の大きいまま出演していました。
第2子を妊娠した時も、同じく主人公が妊娠し、出産しました。
「クリミナルマインド」のJJ役のA.Jクックさんも、普通にドラマの中で出産、育休してから復帰しました。
レッド・ジョン
画像引用元:スーパー!ドラマTV公式サイト
?? /吹替 ??
正体不明の連続殺人鬼。
殺害現場には、被害者の血液で描いた不気味な「しるし」が残されています。
この一見可愛らしい(?)赤いニコちゃんマークのようなイラストが、連続殺人鬼「レッドジョン」の「しるし」です。
正体について、ネタバレはできません。
ちゃんとジェーンの復讐劇は、最終的に一応の結末を迎えています。
「レッドジョン」に因んで、ほとんど全てのサブタイトルに「RED」や「赤」という言葉が使われています。
また、変化球としては「ルビー」や「バラ」等、赤をイメージする「物」も使われました。
まとめ
こんな人はきっとハマれます
●海外ドラマのミステリーものが好きなら、確実です。
●心理サスペンスや、トリックや駆け引きが好きな方。
●日本のドラマで、「ケイゾク」「SPEC」「TRICK」などの堤幸彦監督作にはまった方は、好きかも知れません。(私がそうでした)
最後に、「メンタリスト」とは、もちろんDaiGoさんとかいう名前の、あの人のことではありません。
私は、「MENTALIST」と名乗っていらっしゃるのが、なんとなく好きになれませんでした。。。
(当然、ご本人は何も悪くないです)
ちなみにパトリック・ジェーンの記憶術を参考にした暗記法の記事はこちらです。↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた次回!
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