こんにちは、あとかです♪
さて今回は、海外ドラマの「BONES〜骨は語る〜」について、ご紹介したいと思います!
「BONES」は、アメリカでは、2005年から2017年まで、12シーズンも続いた人気ドラマです。
日本では、2006年から放送開始していましたので、ご視聴になっていた方も多いと思います。
FOX DVD公式より
私自身も、スカパー!で1話からリアルタイムで観てました。(アメリカから1年遅れですね)
主人公のコンビや、個性的な研究所のメンバーのキャラクターがうまく噛み合っていて、大好きなドラマです。
あらすじ(プロット)はシンプルです。
あらすじ
主人公の、テンペランス・ブレナンは、超超優秀な法人類学者で、死体の「骨」から、死因、性別、年齢、趣味、どんな場所に住んでいるか等々、あらゆることを突き止めることができます。
そのプロフェッショナルな専門性から「BONES(ボーンズ)」と呼ばれます。
相棒となるのは、元陸軍のスナイパーとしての経歴を持ち、肉体派のFBI特別捜査官のシーリー・ブースです。
発見された身元不明の死体を、BONESの所属する「ジェファソニアン研究所」に捜査協力を求めて、持ち込みます。
このコンビを軸に、ジェファソニアン研究所の個性的な面々と共に、証拠を見つけ、真相を解明し、事件解決に導きます。
個性的なキャスト
テンペランス・ブレナン:エミリー・デシャネル CV 湯屋敦子
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ジェファソニアン研究所所属の天才法人類学者。
法人類学者とは、遺跡から発掘された人骨の鑑定を行い、当時の風習や生活の究明する仕事です。その能力を、現代の事件解決に発揮しています。
頭脳明晰で、本人曰く「美しい骨格」の持ち主です。
彼女は、科学的でないことを嫌い(と言うか理解ができない)、人の感情や心理について推し量ることも苦手で、そのため、空気の読めない言動を頻繁に取ってしまいます。
また、 意外と文才があり、骨を専門にした法人類学者を主人公に小説を書いていて、ベストセラー作家でもあります。
こんな彼女も、 シーズンが進むにつれて、人間として成長していく姿も観られます。
ここが良いところなんですね。
主人公には、ASD(アスペルガー症候群)という発達障がいの一種ではないかと思わせる言動があります。
実際に、製作陣の中で、実在のASD患者さんをモデルにしていることを明言しているインタビューもあります。
発達障がいで悩んでいる方は非常に多いと思いますが、ある意味で多くの「天才」も生んでいるとも言われています。
非常に強い集中力や、視野の広さ、思考が飛ぶことによりアイディアが豊富、活動性が高いことなどが良い方向に向くことによって、様々な分野で突出した才能を発揮している方もいらっしゃるそうです。
スポーツ選手や発明家、学者、芸術家など、様々な分野で活躍している方で、自身の疾患について、公言されている方もいますね。
シーリー・ブース :デヴィッド・ボレアナ CV 木下浩之
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FBI特別捜査官。ブレナンの相棒として、事件解決に導いています。
ブレナンと真逆で、直感的、感情的であり、ジェファソニアン研究所の面々を「スクインツ(学者などを揶揄することばで意味は「眼を細めるやつ」)」と呼び、当初は理解できませんでした。
数々の事件に一緒に取り組むうちに、だんだん信頼関係を結び、チームとなっていきます。
敬虔なカトリック教徒で、「強く、優しい男」です。
CVの木下浩之さんは、「Dr.HOUSE」の主人公のグレゴリー・ハウスの声も当てられていました。
同じ時期に、日本語吹き替え版を観ていましたが、それぞれをちゃんと演じ分けられていて、すごいなーと思っていました。
主役を演じると言えば、私の世代では神谷明さんを思い出します。
全くキャラクターの違うジャンプアニメの主人公を見事に演じていましたね。
北斗の拳のケンシロウ、キン肉マン、シティハンターの冴羽獠も、同じ時期でした。
アンジェラ・モンテネグロ :ミカエラ・コンリン CV北西純子
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ジェファソニアン研究所に勤務しているものの、学者、研究者ではなく、彼女は芸術家です。
持ち前のアーティスティックな能力で、骨になった死体から、生前の顔を復元したり、3D技術を駆使して、事件の犯行時の動きを再現したりして、シーズンが進むにつれ、「万能化」します。
彼女はいわゆる「普通の人」であり、最初の頃は、運ばれてくるひどい状態の死体にぞっとする表情も見せていました。
めちゃめちゃモテる存在で、いつでも誰かと付き合っている状態。
彼女は、役の上でブレナンのおそらく唯一と言って良い親友ですが、現実の演者同士もとても仲が良いそうです。
ミカエラ・コンリンさんは、映画「魔法にかけられて」 にも一瞬出てました。
ジャック・ホッジンズ :T・J・サイン CV鈴木正和
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虫や胞子、菌類、植物などの専門家で、つまりは大体の「気持ち悪いもの」担当です。
「バグガイ」「ラボのキング」など、様々な異名を(主に自称して)持っています。
陰謀論者であり、いつまでも少年の心をもっていますが、もちろん頭脳は優秀で、証拠分析に長けています。
実証実験が大好きで、爆破や水、電気など、幾度もラボを破壊しています。
カミール・サローヤン:タマラ・テイラーCV高橋理恵子
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ジェファソニアン研究所の女性所長です。
元々は優秀な検死官で、ブレナンが「骨」担当なら、彼女は言わば「肉」担当です。
研究者の能力としてはブレナンの方が格段に上ではあるものの、社交性や政治力で圧倒していて、所長となりました。
シーズン2から、つなぎのような形で参加されましたが、好評だったためか、そのままレギュラー化して、最終回まで出演しました。
何より、CVは、個人的にお声が大好きな高橋理恵子さん!素晴らしいです。
ランス・スイーツ:ジョン・フランシス・デイリー CV近藤隆
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心理学者であり、最初はゲストとして登場し、のちにレギュラーとなりました。
若いながら、博士号を複数持ち、とても優秀ではあるものの、ブレナンには全く認めてもらえていないのが悲しいキャラクターでした。
だんだんブレナンの成長にも影響する重要な役となりました。
スタッフは楽しかったでしょうね!
246話も続くと、あらゆるパターンの遺体が登場し尽くします。
身元不明でないと、ジェファシニアン研究所の価値が少ないので、大体ひどい状態になっているんですよね。
最初のうちは「BONES」だけに、骨だけで発見されることも多かったのですが、元検死官のカミールが登場以降は、「肉つき」が多くなりました。
そのせいで、完全にグロテスクが加速しましたねー。
アバンタイトルでは、まず死体がみつかるシーンから始まるのですが、大体、発見者はひどい目に遭います。(グロが苦手な方は、以下4行読まないでください)
- ダスターシューターから死体が落ちてきて抱きつかれる
- キャンプ場で走っていたら顔から転んだ地面に死体がある
- 除雪車に死体が巻き込まれバラバラになって撒き散らされる
- バスタブの中で溶けて固まっている死体を発見
食事時は避けて視聴するようになりました。。。
「BONES」のメイキング映像で、こういった特殊な死体の制作をしているスタッフを観ましたが、本当に楽しそうに作っていました。
まあ、確かに作っている方は、楽しいでしょうね!
作り物とは言え、めちゃめちゃリアルな死体に顔を近づけないといけない、キャストは大変でしたでしょうが……。
まとめ
こんな方におすすめ!
●「CSI」シリーズや日本のドラマの「科捜研の女 」が好きな方
●犯罪ミステリーとは言え、「笑い」の要素も欲しい方
●結構リアルな、解剖シーン、骨、内臓を観るのが大丈夫な方
日本でも、(シーズン12)ファイナルシーズンが放映されました。
現在はDVD(BD)はもちろん、CS放送やVODでも配信されています。
海外ドラマ好きにとって、本当に便利な世の中になりましたね!
ちなみにファイナルシーズンの第1話と最終回は、それぞれ主役の2人が演出を担当しています。
これは観終わって、だいぶ時間が経ってからから知りました。
視聴済みの方は「また観てみようかな」と思っていただけたり、未視聴の方がちょっとでも興味を持っていただけたら、嬉しいです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
それでは、また次回!