こんにちは、あとかです♪
海外ドラマは、1シーズンで終わるものも多いですが、人気となったドラマは何シーズンも継続します。
ただ、どんなに人気となっても、視聴率が落ちてくれば、あっさり打ち切りとなるのが当然です。
そんな激しいサバイバルの中で、次にシーズン20をも迎える、超人気長寿ドラマがあります。
今回は、そんな海外ドラマ「NCIS ネイビー犯罪捜査班」についてご紹介します。
(以降「NCIS」と表記します)
※2022年7月追記・リライト
画像引用元:Amazonプライムビデオ
あらすじ・内容
あらすじ
NCIS(海軍犯罪捜査局)のリロイ・ジェスロ・ギブスが、個性的な部下達とともに、アメリカ海軍に関係する犯罪を捜査し、解決に導きます。
ギブスは、元軍人で厳格な独自の「ギブスルール」を持ち、常に厳しく部下を指導しながら、誰よりも部下を大切に考えています。
1話完結の犯罪ドラマミステリーです。
近年の流行りに漏れず、スピンオフが2つも制作されています。
「NCIS」自体、元はと言えば「犯罪捜査ネイビーファイル」というドラマのスピンオフです。(本家の方はもう終了しています。)
シーズンが16ということは、単純に16年も続いているんです!
最近は短命のドラマが多い中、すごい長さですね。
「LOW & ORDER」とか「CSI」などもやっぱり犯罪ミステリーものは、比較的長く続いていますね。
事件があればネタ切れはありませんし、多くが1話完結なので、1回見逃しても帰ってこられるのも強みですね。
(やはり連続ものの「プリズンブレイク」や「LOST」なども、シーズンが続くにつれて、どうしても視聴者数が落ちてきました。)
日本でいうと、「相棒」とか「科捜研の女」なども当てはまりますね。
主要キャラクタだけ残せば、後はいくらでも変更が効くので、マンネリ化しづらいのも特徴かと思います。
「科捜研の女」は、1998年から始まって、もうシーズン19なんですね。
沢口靖子さんはもちろん最初から出演し、今もずっとお綺麗で、特徴的な声です。
相棒役の土門刑事(警部補)の内藤剛さんも、最初の方から出ていましたね。
ただ、土門刑事以外の役で、キャラクターや性格も、色々迷走した挙句、現在の感じにに落ち着いた記憶があります。
「相棒」の水谷豊さんもそうですが、もうとっくに定年退職しているはずの年齢ですね。。。
登場人物(シーズン10まで)
ここに紹介する、主な登場人物はシーズン10くらいまでのものです。
現在は、ほとんどキャストが変わっていいます。
リロイ・ジェスロ・ギブス
画像引用元:Amazonプライムビデオ
マーク・ハーモン /日本語吹き替え 井上和彦
ブラックコーヒーを愛し、鬼のリーダーシップを持つ、ボスの中のボス、ギブスです。
「謝るな。謝罪は弱さの現れだ」とか「同僚とは付き合うな」など、独自の「ギブスルール」があり、部下にも厳守させています。
ただ、自分には少々甘く、たまに曲介して運用する場合もあります。
主演なので当たり前ですが、全シーズン完走し、今後も出演予定です。
現在、マーク・ハーモンさんはこのドラマのプロデューサーでもあります。
アンソニー・ディノッゾ ”トニー”
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マイケル・ウェザリー /日本語吹き替え 森宮隆
最近「BULL/ブル」の顔しか見ていなかったので、まるで別人の様です。
(吹き替え派なので、CVが異なるので、本当に別人に思えます。)
チャラチャラしたように見せて、実は根は真面目で芯の通った男です。
マクギーへのちょっかいは「いじめ」レベルですが。。。
ドナルド・マラード ”ダッキー”
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デビッド・マッカラム /日本語吹き替え 千田光男
ギブスとは長い付き合いの検死官。
その誠実さは、死体に、(文字通り)話しかけてしまうほどです。
あふれる教養が、無駄話につながり、若干煙たがられる場面もあります。
デビッド・マッカラムさんは、若い時に「0011 ナポレオンソロ」の主役だったそうで、小ネタとしてちょっと出てくるようなのですが、流石にわかりません。
(1960年代のドラマで、私も生まれる前の事です)
アビゲイル・シュート “アビー”
画像引用元:Amazonプライムビデオ
ポーリー・ペレット/日本語吹き替え 愛河里花子
常にゴス系のメイクとファッションの科学捜査分析官。
奇抜なファッションや言動ですが、繊細な心の持ち主です。
涙腺が弱々になっていることもあるのですが、彼女には結構泣かされます。
こういった犯罪ミステリードラマにはありがちですが、超万能です。
超人気キャラクターです。
ティモシー・マクギー
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ショーン・マーレイ /日本語吹き替え 会一太郎
「新米」の中の「新米」でしたが、シーズンが進むにつれて上が抜けていき、
押し上げられてベテランになります。
MIT卒でめちゃめちゃ頭が良いし、ITはハッカーレベル。
意外と、というと失礼ですが、結構女性にモテます。
シーズン8〜9あたりで、突然激ヤセし、体調を心配しましたが、その後、
何事もなかったようにリバウンドしています。
本当に、何事もなかったのでしょう。
ジヴァ・ダヴィード
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コート・デ・パブロ /日本語吹き替え 大津 愛理
イスラエル諜報特務局モサドからの派遣だったが、のちに正式なNCIS特別捜査官になります。
戦闘能力、諜報能力、語学も何カ国もペラペラと色々乗っかっている上、ややこしい立場の役だったので、演じるのは大変だっただろうと思います。
何よりも大変なのは、彼女は本当はチリ人で、イスラエルに縁もゆかりもなく、
当然ジヴァとしては母国語であるはずのヘブライ語は全くしゃべれなかったことだそうです。
ギブスルール
「ギブスルール」とは、文字通りギブスが提唱し、部下に厳守させている規則です。
全部でいくつあるのか、本人が完璧に覚えているのかすら、謎ではあります。
ギブス自身が「新米」だったころに、先輩のマイクから教えられたことも多く、受け売りだったり、同じナンバーで平気で別のことを言ったりします。
ただ、ギブスはこの「ギブスルールを部下に叩き込むことこそが自分の仕事」と思って、大切にしています。
自分でメモしながら観ていて、全部ではありませんが、一部をご紹介します。
ルール1 容疑者たちを(一箇所に)集めるな。/相棒を裏切るな。
のっけからルール1が、2つあります。
もしかしたら、もっとあるかも知れません。
とても大切なことは、やはりNo.1に入っています。
ルール3 人の話を鵜呑みにするな。 ”ダブルチェックだ”/連絡なしはあり得ない
ルール3も2つありました。
ただ、両方とも私たちの日常や仕事においても、とても大事なことですね。
ルール6 謝るな。謝罪は弱さの表れだ。
これはとてもよく出てきます。
ギブス自身の心情でもあり、部下や、時には事件関係者(被害者の家族など)にも強制します。
ルール10 事件に個人的感情を持ち込むな
とても大事なことですが、ギブス本人が最も破っているルールだと思います。
ルール22 尋問中のギブスを決して邪魔をするな
これは部下のみならず、上司ですら、とても気を遣っているルールです。
これを破った者は、無言でものすごく睨まれます。
ルール28 助けを乞うのも必要
ルール?なのかどうかも微妙なところですが、やっぱりギブス本人がもっとも守りません。
ルール36 騙されている時は騙されている
複雑ですが、「直感を信じろ」とも同じ意味です。
ルール39 偶然なんかない
このルールは捜査中によく出てきます。
容疑者と被害者、共犯と思われている人物などが、偶然同じ場所にいる、過去に同じ職場にいた等、そこから疑いにかかります。
ここまで読んでいただいた通り、様々なルールがあり、部下にはとても厳しく躾けます。
そのため部下は、暗唱できるようにもなっており、ギブスがいない場所でも、固く守っています。
実際に一番ルール破りを犯すのは、ギブス本人です。
そんなギブスのルール51は、「時には間違うこともある」です。
さすがギブスです。
まとめ
こんな方におすすめ!
●犯罪ミステリードラマが好きな方。(謎解き、アクションのバランスが良く、確実に面白いです)
●これから15シーズン以上も続いている海外ドラマを見始まるという、ガッツのある方。(連続ものではないので、飛び飛びでも気楽には観られます)
●洋画好きの方。(特に前半のシーズンでは、映画小ネタがかなり出てきます。)
NCISは全米視聴者数No1を取っています。(それも何年も)
全てのドラマの中で、最も観られたということです。
その理由は、月並みですが、やっぱり「面白いから!」です。
事件やエピソードは、実際の事件や他の作品のパロディ的な部分も多いと思います。
ストーリーが若干、以前の話と食い違うところなどもありますが、シーズンが長く続くとどうしても起こり得ることかと思います。
未視聴の方は是非、シーズン1を騙されたと思って観てください。
できれば吹き替えがオススメなのですが、字幕でももちろん結構です。
もし、シーズン2まで観終えたら……、きっともう止められませんよ!
最後に、直近のシーズンのギブス。
まだ64歳のはずですが、かなり老けてきました。
写真ではそうでもありませんが、実際に動いているシーンを見ると……、
いつまで続けられるのでしょう??
2022年7月追記。
シーズン19にて、いよいよその時が……?
それでは、また次回!