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【おすすめ海外ドラマ】「ホームカミング/ HOMECOMING」の感想【Amazonオリジナル】

Amazonプライムビデオでは様々なオリジナル作品が配信されています。

地上波放送ではない分、クリエイターが自由な発想で製作され、人気を博しています。

 

今回は、Amazonプライムオリジナルの海外ドラマ「ホームカミング/HOMECOMING」についてご紹介します。

核心的なネタバレはしていませんが、内容には一部触れています。

 

 

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画像引用元: Amazonプライムビデオ 

【おすすめ海外ドラマ】「ホームカミング/ HOMECOMING」の感想【Amazonオリジナル】

「ホームカミング/HOMCOMING」とは

Amazonオリジナルのドラマで、当然Amazonプライムビデオ独占配信です。

日本では、2019年2月からシーズン1、2020年5月からシーズン2が配信されています。

古くは映画の「プリティウーマン」や「オーシャンズ11」で有名な、ジュリア・ロバーツが製作、主演を務めています。

1話あたり30分程度ですので、とても観やすいドラマです。

ジャンルで言えば、スリラーやサイコサスペンスで、シーズン1は10話で、「ホームカミング」自体の謎を丁寧に展開しながら、そこで「何があったのか」、今現在にはどうつながっているのか、が解き明かされていきます。

さらに最新のシーズン2では、主人公を変え、シーズン1の登場人物を継承しながら、新たな謎が提示されます。

  

「ホームカミング/HOMECOMING」シーズン1

あらすじ

ハイディ・バーグマン(ジュリア・ロバーツ)は、「ホームカミング移行支援センター」の元ケースワーカーです。
2022年現在、ハイディは、ウェイトレスをしながら母親と暮らしています。
そんな彼女のもとに、国防省の審査官が「ホームカミング」に関して提出された苦情を調査しに訪れます。
ホームカミングを辞職した理由を聞かれた彼女は、4年前のその施設での記憶がすっかり消えていることに気づきます。
2018年当時、「ホームカミング」は、「ガイスト」という巨大企業により、帰還兵を一般市民の生活に順応させることを目的として、運営されていました。
しかし、その実態には、ある秘密が隠されていたのです。

過去と現在が切れ目なく場面移動

2018年(過去)と2022年(現在)の両方を頻繁に行ったり来たりしながらストーリーが進みます。

混乱しそうですが、画面サイズがそれぞれで全く異なるので、わかりやすくなっています。

2022年はスマホの縦画面で撮影したようなサイズで、2018年はフルサイズです。

現在と過去から、じわじわとストーリーが明らかになっていきますので、じれったいと感じる方もいらっしゃると思います。

ただ、終盤はテンポ良く謎がほぐれていきますので、最後まで観ると、スッキリします。

 

ジュリア・ロバーツの魅力

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画像引用元: Amazonプライムビデオ

ジュリア・ロバーツも、もう50歳代です。

自身で制作会社を立ち上げ、本作の(シーズン1の)主演以外にも、製作総指揮も担当しています。

ご覧いただくとわかるのですが、中盤、少しストーリーが足踏みする感じがします。

私自身も、もし主演がジュリア・ロバーツでなかったら、最後まで観ていなかった可能性があります。

でも、最後まで観て良かったと思います。

 これからご覧いただく方も、中だるみは折り込みながら、是非最後までご覧ください。

 

腹の立つ上司の存在

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画像引用元: Amazonプライムビデオ

コリンという主人公の直属の上司が出てきます。

この男は電話でハイディにあれやこれや指示をしますが、明らかに自分のことしか考えていません。

失敗などについて詰問はするものの、ハイディからの話はほとんど聞いていません。

自分の言いたいことを言い、部下への叱責と責任転嫁で、自分の評価を高めることだけに執着しています。

このドラマでうまいのは、このコリンがハイディに電話している最中のシーンです。

仕事の移動の合間だったり、パーティに出席していたり、家族サービス中だったりと、野心家が忙しく動き回る日常をこまめに映し出していることです。

かと言って、彼に対して同情したり、共感するわけではなく、「身勝手さ」だけが浮き彫りになるのです。

それから、シーズン1のエンドロールの後をお観逃しなく!  

 

エンディングロールの仕掛け

毎回ストーリーが終わると、当然、スタッフロールが流れます。

普通なら、ブラックバックやエンディング専用のシーンが流れることが多いのですが、このドラマは違っています。

最後のシーンを、カット割しないで、そのまま続けて流れ続けるのです。

もちろん台詞や新たな展開はありません。

ただ、その後の動きや周りの様子が映し出されるだけです。

ある程度で映像は途切れてスタッフロールだけになっても、周りの環境音は残っています。

とても独特な終わり方で、現実とフィクションの切れ目が曖昧になって、ある種の不安感を揺さぶられるます。

とてもうまい方法だと思いました。

この手法はシーズン2にも引き継がれています。

 

「ホームカミング/HOMECOMING」シーズン2

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画像引用元: Amazonプライムビデオ

あらすじ

2022年、ボートの上で目を覚ました女性は、自分がなぜそこにいるのか、自分が誰なのかすら、思い出せませんでした。
記憶を失っていた彼女の名前は、アレックス。
実は、彼女は「ホームカミング」を運営していた「ガイスト」社の、ある重要人物と密接な関係にあったのです。
彼女が記憶を失うまでの3日間の行動と、そして、かつて「ホームカミング」の犠牲者であったウォルター・クルーズの現在と結末も描きます。

登場人物のオンとオフ 

シーズン1のストーリーや描写と3話、4話あたりでクロスオーバーし始めます。

ここからの展開は必見です。

新主人公のアレックスと、シーズン1の登場人物のウォルターの「記憶」の旅と共に、「ホームカミング」の後日譚が語られます。

 

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画像引用元: Amazonプライムビデオ
ガイスト社に務めるオードリー・テンプル(写真)が、仕事場で見える姿と、プライベートの姿が違っているのがリアルだと思いました。

シーズン1では、仕事場ではいつも硬い表情で、生真面目、悪く言えば狡猾にも映っていましたが、シーズン2のプライベートでは、本音や弱音も吐き、優柔不断な性格とわかってきます。

登場人物の、オンとオフを見せることで、物語の「現実に起こっている」感じを演出している様に思います。

 

意外な結末

 ネタバレましませんが、切ないラストでもありますが、ある意味では、ハッピーエンドではあります。

どれだけ登場人物に感情移入したかによって、感想は違うかも知れません。

ただ、少し辻褄が合わないと言うか、ラストに向けて、派手なシーンにするために、少し強引な展開にも思える場面があります。

個人的な感想では、ストーリー自体はシーズン1で完成していると思っています。

シーズン2は、勿論、後日譚ではありますが、スピンオフの様な位置づけに感じます。 

ジュリア・ロバーツも出ていませんし。

 

まとめ

今回は、おすすめの海外ドラマ「ホームカミング/ HOMECOMING」の感想【Amazonオリジナル】について、ご紹介します。

 

謎の糸が解かれていきながら、「結末はどうなるんだろう?」と言う興味で、最後まで観られます。

本文にも書きましたが、シーズン1のラストで一応の決着は観られます。

シーズン1の10話を観て、お好みであれば、シーズン2をご覧ください。

シーズン2の結末から考えると、シーズン3は無いはずです。

1話30分程度ですので、比較的気楽に観られますので!

 

 最後までお読みいただいて、ありがとうございました!

それでは、また次回。

 

その他の、Amazonオリジナルドラマはこちらです。↓

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