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【再現度に納得】漫画の実写化オススメ映画8選【Amazonプライム】

こんにちは、あとかです♪

最近、自宅で過ごすことが多く、Amazonプライムビデオで普段以上に映画を沢山観ることができています。

映画を片っ端から観ていると、特に邦画では、漫画の実写化作品がとても多いと言うことに気づかされます。

どうしても、原作ファンから酷評されることが目立ちますが、好意的に受け取られる作品も結構あります。

そういった作品は、ある意味で「原作の再現度」と「映画独自のオリジナル要素」がうまくハマっているのだと思います。

連続ドラマやTVアニメと比べて、映画では2時間程度しかないため、ストーリーの切り取りや登場人物の取捨選択が重要になってきます。

原作ファンも「納得」できる改変かどうかが、漫画原作の映画の重要な要素かも知れません。

 

今回は、再現度に納得の、漫画の実写化オススメ映画8選について、ご紹介します。

名作は、他にも沢山ありますが、現在(2020/5/4)、Amazonプライムビデオで会員無料でご視聴いただける作品に限らせていただきました。

 

 

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お題「#おうち時間

STAY HOME#

 

【再現度に納得】漫画の実写化オススメ映画8選【Amazonプライム】 

バクマン。

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引用元:Amazonプライムビデオ

原作

原作/原案: 大場つぐみ
作画 :小畑健
掲載誌 :週刊少年ジャンプ
巻数: 全20巻(176話)

映画

監督/脚本:大根仁
出演者: 佐藤健/神木隆之介/染谷将太/小松菜奈/桐谷健太
音楽:サカナクション
主題歌:サカナクション「新宝島」
日本公開: 2015年
上映時間 120分

あらすじ 

中学3年生の真城最高(サイコー)は、クラスメイト高木秋人(シュージン)から、コンビを組んで「漫画家」になることを誘われます。

サイコーは高い画力を持ちながら、過去のある出来事から、将来に夢を持たず、ただ普通に生きていくことを願っていて、一度はその誘いを断ります。

しかし、片思いをしていたクラスメイト亜豆美保と「(自分たちの漫画が)アニメ化したら結婚する、それまで互いに直接会わない」と、約束した事から漫画家への道を志す事になります。

2人が仲間やライバルと切磋琢磨しながら、漫画家としての一歩を歩み出すのです。

映画のオススメポイント/主人公2人の配役は逆でなくても

長い原作と多くの登場人物を、テンポよく、うまくまとめていると思います。

「漫画を描く」と言う地味な作業を、

現在もさらに活躍している、若手有望俳優総出演みたいな感じです。

主人公のサイコーとシュージンのビジュアルやキャラクターから、「佐藤健と神木隆之介の配役が逆じゃないか?」と、映画公開前からかなり叩かれました。

確かに再現度でだけで言えば、逆の方が良かったかなと思いますが、実際に観ると、主役俳優は2人とも上手ですので、違和感はそこまでは感じませんでした。

映画としては十分面白いですし、原作がまた読みたくなりました。

この作品ならではのエンディングロールは必見です。

恋は雨上がりのように

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引用元:Amazonプライムビデオ

原作

作者: 眉月じゅん
掲載誌: 月刊!スピリッツ
巻数: 全10巻(全82話)

映画

監督: 永井聡
脚本 :坂口理子
出演者 :小松菜奈/大泉洋/清野菜名/磯村勇斗
公開: 2018年
上映時間 111分

 あらすじ

怒っていると誤解されるほど感情表現に乏しく、クールに見える17歳の女子高生、橘あきらは、アルバイト先のファミレスの店長に密かに思いを寄せています。
店長の近藤正己は、45歳のバツイチで、自他共に認める冴えない男です。

あきらは、そんな彼の魅力を「自分だけのもの」として、胸に秘めた恋心を募らせていました。
そんなある日、アルバイト中に起こったとある出来事をきっかけに、あきらの秘めた恋心は大きく動き始めます。

映画のオススメポイント/大泉洋の抑えた演技が良い

女子高校生に惚れられる、冴えない45歳のおじさんを、大泉洋が演じています。

正直言って、それほど期待せずに観たのですが、これが面白かった!

女子高生の橘あきら役の小松菜奈さんが良い演技をしています。

と言うか、原作通りの鋭い眼光が素晴らしいです。

大泉洋と、おなじTEAM NACSの戸次重幸とのシーンが最高です。

ほぼ同世代のおじさんとしては、10代の女性に言い寄られても、喜びはありつつも困惑しかないだろうなぁ、とも思います。

個人的には、娘の年齢とほぼ変わりませんし。。。

3月のライオン 前編/後編

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引用元:Amazonプライムビデオ

原作

作者 :羽海野チカ
掲載誌: ヤングアニマル
巻数:既刊15巻(連載中)

映画

監督 :大友啓史
脚本 :岩下悠子/渡部亮平/大友啓史
出演者: 神木隆之介/有村架純/倉科カナ/染谷将太/清原果耶/佐々木蔵之介/加瀬亮/伊藤英明/豊川悦司
音楽: 菅野祐悟
主題歌 :

【前編】ぼくのりりっくのぼうよみ「Be Noble」
【後編】藤原さくら「春の歌」
日本公開 :2017年(前編/後編)

あらすじ

高校生の桐山零は、幼い頃に家族を交通事故で失い、父の友人の棋士、幸田に内弟子として引き取られます。

棋士としての才能に目覚めた零は、プロ棋士を目指す幸田の実子達よりも強くなってしまいます。

そのせいで、幸田家に亀裂が入り、零は家を出て、一人暮らしをすることになります。

深い孤独を抱えて、唯一の拠り所である将棋を指し続けていたある日、零は近隣に住む川本家の3姉妹と出会います。

彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していき、零は少しずつ変わっていきます。
そして、それぞれの人生を背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神のすべてを賭ける壮絶な闘いに、零は身を投じていきます。

映画のオススメポイント/再現度が高く、納得の取捨選択

原作が終わっていない作品なので、後編にはオリジナル展開もあるものの、再現度が非常に高い映画です。

漫画ならではの心理描写やセリフ回しも違和感なく取り込めていて、特にビジュアル面はかなり頑張っています。

男性陣の再現度が特に高いと思いますが、二海堂役の染谷将太は、特殊メイクですごいことになっています。

前後編とは言え、長い原作なので、どうしてもストーリーは取捨選択しないといけません。

この映画だけ観てもわからない描写も確かにありましたが、「原作を匂わせる」のは成功しています。

私が思う良い実写化は、「原作ファンが観て納得」し、「映像版だけを観た人も、原作を読みたくなる」作品だと思います。

その点で、この作品はオススメです。

子供時代を演じた子役達が、成長後の俳優と激似なのは感心しました。

 実は、原作漫画より先にNHKで以前放送されていたアニメを観ていました。

こちらもオススメです。

 四月は君の嘘

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引用元:Amazonプライムビデオ

原作

作者: 新川直司
掲載誌: 月刊少年マガジン
巻数 全11巻(全44話)

映画

監督: 新城毅彦
脚本: 龍居由佳里
出演者 :広瀬すず/山﨑賢人/石井杏奈/中川大志/甲本雅裕/本田博太郎/板谷由夏/檀れい
音楽 :吉俣良
主題歌: いきものがかり「ラストシーン」
日本公開 2016年
上映時間 122分

あらすじ

 主人公の有馬公生は、正確無比な演奏で、数多くのピアノコンクールで優勝し、かつて「ヒューマンメトロノーム」とも揶揄された天才ピアニストでした。

厳しく指導をしてきた母の死のショックから、それ以降、演奏をするとピアノの音が聴こえなくなるというトラウマを背負っています。

次第にピアノから遠ざかっていた公生に、幼なじみの澤部椿は、あるクラスメイトを紹介します。

彼女は、宮園かをりというヴァイオリニストでした。

かをりは、コンクールに出場しても、楽譜を超え、自分なりの奔放なスタイルで課題曲を、言わばめちゃくちゃな演奏をしていました。

そんな彼女の強引なセッションの勧誘を受けたことをきっかけに、公生はもう一度、ピアノに向き合い始めます。

再び、一歩目を踏み出した公生は、その後、彼女の秘密を知ることになるのです。

映画のオススメポイント/意外な掘り出し物

原作の長さを2時間で表現するため、かなり端折っている部分はあります。

ただ、絶対に必要な部分は残していると思います。

何よりも、主演の広瀬すずが、頑張っています。

正直言って、この映画を観るまでは、そこまですごい役者さんと思っていませんでした。

彼女の演技次第では、観ていて恥ずかしくなる様な学芸会映画になっていたかも知れません。

「4月は君の嘘」と言うタイトルの伏線を最後に回収します。

大人が観ても楽しめる作品です。

LIAR GAME The Final Stage

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引用元:Amazonプライムビデオ

原作

作者: 甲斐谷忍
掲載誌: 週刊ヤングジャンプ
巻数: 全19巻(全203話)

映画

監督: 松山博昭
脚本:黒岩勉/岡田道尚
出演者: 戸田恵梨香/松田翔太/鈴木浩介吉瀬美智子/渡辺いっけい
音楽: 中田ヤスタカ
撮影 宮田伸
日本公開: 2010年
上映時間: 133分

あらすじ

「バカ正直のナオ」と呼ばれるほど、人のことを信じやすい女子大生神崎直、そんな彼女の元に怪しげな小包が届けられます。

疑うことを知らない直は、何気なく、その小包を開けてしまいます。

その中には、現金1億円が入っていて、それを手にしたことで、彼女は「ライアーゲーム」に強制的に参加することになってしまいます。

「ライアーゲーム」とは、欲望にまみれたプレイヤーたちが巨額のマネーを賭けて騙し合う戦いで、勝った者は巨額の富を、負けた者には莫大な借金が負わされるのです。

天才詐欺師の秋山深一の助けを借りて、直は、辛くもステージを勝ち上がっていきます。

そしていよいよ、決勝戦と言えるラストステージに臨むことになります。

映画のオススメポイント/映画だけでも十分に成立

元々はTVドラマで2シーズン続いた後、本作で最終話となります。

TVシリーズを観ていなくても、この映画だけで問題はありません。

「人をすぐ信じてしまう神崎直」(戸田恵梨香)と、「天才詐欺師 秋山深一」(松田翔太)という人物設定と、謎の「ライアーゲーム」という大会に参加させられているということだけ把握しておけば、今作は十分楽しめます。

基本が「騙し合いゲーム」ですので、仲間の様に見えても敵、敵の様に見えて、やっぱり敵と言うことがあちこちで起こります。

細かい点を言えば、突っ込みどころもあると思いますが、そこを凌駕している面白さがあります。

そこには原作自体のストーリーの巧みさもリンクしています。

映画オリジナルのラストではありますが、納得の締めです。

テルマエ・ロマエ Ⅱ

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引用元:Amazonプライムビデオ

原作

作者 :ヤマザキマリ
掲載誌: コミックビーム
巻数 全6巻(全38話)

映画

監督: 武内英樹
脚本: 橋本裕志
出演者:阿部寛/上戸彩/市村正親
音楽: 住友紀人
主題歌: ラッセル・ワトソン「誰も寝てはならぬ」
日本公開 2014年
上映時間 112分

あらすじ

西暦130年代の古代ローマで浴場を専門とする設計技師ルシウス・モデストゥスは、革新的な建造物が次々に誕生する中で、頑固に昔ながらの浴場の建設を主張し、仕事がうまくいきません。

そんな時、友人と赴いた公衆浴場で、奇妙な排水口に足を取られ、吸い込まれてしまいます。

ルシウスが気がつくと、目の前には恐ろしく平たい顔の民族がくつろいでいました。

彼は、時間と場所を超越し、現代の日本にたどり着いていたのでした。

日本式の浴場を学び、時折、意図しないタイムトラベルを繰り返しながら、ローマにない浴場のアイデアを次々と取り入れていきます。

映画のオススメポイント/2作目の方が面白いかも

原作や映画1作目が良いのは間違いありませんが、単純な1本の映画として観ると、この2作目の方が面白いと思います。

もちろん、1作目を観ていないと、人物紹介がないのでよくわからない部分もあるとは思います。

そういった説明部分が無いのでストーリーが濃くなっていることと、現代、古代ローマ時代パートの一応の最後までは、描けていることが、おすすめの理由です。

現代人を「平たい顔族」と呼ぶだけあって、古代ローマでは阿部寛を始めとした彫りの深い顔面の役者さん勢ぞろいです。

しかも芸達者ばかりです。

1作目は観たけれど、2作目を観ていないという方は、是非観ていただきたいと思います。

もちろん1作目からでも!

 

ペコロスの母に会いに行く

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引用元:Amazonプライムビデオ

原作

作者 :岡野雄一

掲載誌:西日本新聞

映画

監督: 森崎東
脚本: 阿久根知昭
出演者: 岩松了/赤木春恵/原田貴和子加瀬亮
主題歌: 一青窈「霞道(かすみじ)」
日本公開:2013年
上映時間: 113分

あらすじ

長崎で生まれ育ったゆういち(愛称ペコロス)は62歳のサラリーマンであり、漫画家であり、音楽活動もしています。

独身のゆういちは、父が亡くなって以降、認知症の症状が出始めた82歳の母、みつえと暮らしています。

振り込め詐欺にひっかかりそうになったり、死んだ夫のために酒を買いに行こうとしたり、みつえの認知症の症状が明らかに進行してきます。

ケアマネージャーの勧めもあり、ゆういちは、みつえを断腸の思いで、グループホームに入居させることにします。

そうなってからも、だんだんと症状は進行し、みつえは昔のことしか思い出せなくなり、過去の自分に戻っていってしまいます。

そんな母の姿を見つめながら、ゆういちは様々な思い出が呼び起こされ、目の前の現実と交差していきます。

映画のオススメポイント/原作と俳優の力が噛み合っている

主人公役の岩松了、残念ながら本作が遺作となった赤木春恵の演じる親子が素晴らしい映画です。

認知症や介護といった重いテーマと感じるかも知れませんが、観終わった後は、とても明るく、前向きな印象が残ります。

それは、原作は勿論ですが、役者さんの力も大きいと思います。

竹中直人が、相変わらずふざけている様に真面目に演じていて笑えます。

悲しい映画では、決してありません。

ただ、私は油断していると泣いてしまいます。

主人公や登場人物の話す長崎弁に、やられるところも多々あります。

方言の力強さが、「そこに生きている」リアルさを実感させてくれます。

是非、観て欲しい作品です。

 

寄生獣/寄生獣 完結編

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引用元:Amazonプライムビデオ

原作

作者: 岩明均
掲載誌 :モーニングオープン増刊/月刊アフタヌーン
巻数: 全10巻(全64話)

映画

監督: 山崎貴
脚本: 古沢良太/山崎貴
出演者: 染谷将太/阿部サダヲ/深津絵里/橋本愛/大森南朋/余貴美子/北村一輝/國村隼/浅野忠信
音楽 :佐藤直紀
主題歌 :BUMP OF CHICKEN「パレード」(前編)/「コロニー」(完結編)
日本公開: 2014年(前編)
日本公開: 2015年(完結編)
上映時間 :109分(前編)/117分(完結編)

あらすじ

ある夜 、地球にいくつもの「何か」が舞い降ります。

その「何か」は、人間の頭部を乗っ取り、その肉体を支配しながら、他の人間を捕食する新種の寄生生物「パラサイト」でした。

主人公、高校生の泉新一の自宅の部屋にいたところ、パラサイトが脳をのっとるために忍び込みます。

新一の咄嗟の行動で、パラサイトが脳に達するのを逃れますが、右腕に寄生されてしまいます。

右腕をパラサイトに取って代わられた新一は、人間としての脳を保ちながら、ミギーと名付けたパラサイトと、仕方なく共生関係を結ぶことになります。

その頃、寄生に成功した他の多くのパラサイトたちは人間に擬態し、人間たちを襲って捕食を始めます。
新一とミギーは、人類でもなく、パラサイトでもない、双方から敵対視される存在となってしまいます。
果たして、人類の存亡はどうなってしまうのでしょうか。

映画のオススメポイント/原作の要所は押さえつつ、まとめ切っている

少し猟奇的な部分があり、苦手な方は観るのはおやめになった方が良いと思います。

かなり端折っていますし、原作を読んでいないとニュアンスが伝わらないシーンがいくつかあります。

原作のファンから酷評されていた記憶がありますが、そこまで悪い映画でもありません。

個人的には、CGの「ミギー」がなんだかツルツルしてたり、阿部サダヲの声が最後まで慣れなかったのですが、染谷亮太と深津絵里の演技で観られる作品になっています。

原作で言いたいことは全体的に詰め込まれていたと思います。

 

まとめ

 今回は、再現度に納得の、漫画の実写化オススメ映画8選についてご紹介しました。

  1. バクマン。
  2. 恋は雨上がりのように
  3. 3月のライオン 前編/後編
  4. 四月は君の嘘
  5. LIAR GAME The Final Stage
  6. テルマエ・ロマエ Ⅱ
  7. ペコロスの母に会いに行く
  8. 寄生獣/寄生獣 完結編

現在Amazonプライムビデオで視聴いただける作品ばかりです。

 

過去には、原作から遠くかけ離れた内容になってしまった映画は、沢山あります。

「改変」という名のもとに行われた、ファンにとっての「改悪」は、最近の作品でも繰り返されています。

不評すぎて、続編の予定が無くなった作品や、ファンからは無かったことにされている作品まであります。

今回ご紹介した8本は、原作ファンにもそれなりに評価を得ている作品だと思います。

未視聴の作品に、ご興味を持っていただけたら嬉しいです。

 

最後までお読みいただいてありがとうございました。

それでは、また次回。

 

 その他、原作のある映画作品のご紹介記事はこちらです。↓

www.atoka.xyz

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