あとかのブログ

海外ドラマを中心に、日々のことや、不意に思い出した思い出等を書き綴ってます。昔、販売の仕事をしていたので、時々家電ことを書いてみたりします。

【日米比較】海外ドラマ「BULL/ブル」に見る陪審員制度の違い【4話〜6話】

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こんにちは、あとかです♪

 

今回は、日米の裁判制度、特に「陪審員制度」について、ご紹介します。

 

そもそもなぜ、陪審員制度かといえば、海外ドラマの「BULL/心を操る天才(吹替版)」にハマっているからです!

このドラマでは、陪審員が大きくクローズアップされていて、ドラマの影の主役とも言える存在なのです。

今回は、「BULL」のシーズン1の4〜6話をご紹介しつつ、日米の陪審員制度の違いなどについてご紹介します。

 

ちなみに、シーズン1〜2は、Amazonプライムビデオで、 現在、WOWOWにて、最新のシーズン3が放送中です。

WOWOW放送タイトル「BULL/ブル 法廷を操る男」)

 

私は、「吹き替え派」ですので、基本的に吹き替え版の話題のみとなります。

基本はネタバレなし、余談ありです。

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引用元:https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07TFDP6HV/ref=atv_dp

日米の陪審員制度の違い

 「陪審員制度の違い」と書きましたが、正確には、日本では裁判員裁判制度です。

ざっくりと書きだすと、こういった違いがあります。

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日本ではある程度、裁判官が介入して、何でもかんでも裁判員が決めると言うわけではありません。

それでもプレッシャーはすごいと思います。

 

アメリカでは、陪審員のみで有罪無罪を決め、量刑だけを判事が決める制度です。

そのため、裁判中での発言が最も重要視されています。

そなれば、このドラマのように陪審員」のみに注目して裁判の取り組むのも、理にかなっていると言えます。

 

 

また、原告側、被告側で、忌避権、つまりは陪審員を外す権利があるそうです。

クライアントにとって不利な評定をしそうな陪審員を、あらかじめ「外す権利」があるということです。

双方が除外する陪審員を指名して、残った12名で評決してもらうというルールです。

裁判が始まる前の、この時点で、このドラマの見せ場となります。

 

第4話「地獄の町」

あらすじ

妹を血友病から救うために独自に薬を開発したケリーは、実費のみ、つまりほとんど無料で薬を全国に流通させると公表します。
しかし、元々はその薬の原型を開発していた大手製薬会社のCEOウインドミアは、薬の特許権侵害でケリーを訴えます。
その舞台となったのは、過去に、Dr.ブルが唯一の敗北を喫したテキサス州の田舎町カリストです。
また、かつての宿敵でもある弁護士ダイアナが原告につきます。
彼女は裁判での宿敵だけと言う関係でもないようで……。

 

舞台はテキサス州

3話までが「Pilot」で、好評につき4話目以降が作られたという経緯があります。

人気が出なければ、存在しないはずだった回なのですね。

  

TACメンバーが、テキサス州カリストという町まで出向いて、裁判に取り組むという、幅を広げた感じです。

 

「テキサス」と言えば、結構田舎で、産業はカウボーイが中心で、自分でぶん投げた新幹線も追いついて止めるテリーマンのイメージですよね?

キン肉マンって、かなり勉強になりますね♩

 

カリストには、Dr.ブルがかつて一悶着あった女性弁護士ダイアナが、登場します。過去に唯一(?)勝てなかったライバルであり、やり手で、Dr.ブルに色仕掛けで罠にハメたりする、今後のストーリーにも出て来そうなキャラクターです。

いわゆる「美人すぎる弁護士(笑)」です。

 

「救命医ハンク」とか「ナイトシフト」にも出演していた、美人さんのジル・フリントさんですね。

CVが同じ佐古真弓さんなのは、とても好印象です。

海外ドラマは基本的に吹き替えで観ているので、同じ俳優さんのCVが、作品によってが異なっていると、すごく違和感があります。

たまに、俳優さん毎にCV固定ということがあると、「製作の方、わかってるねー!」と感激します。

先日、たまたまテレビで観た「ゲゲゲの鬼太郎」の鬼太郎のCVが野沢雅子さんでなかったのには腰が抜けました。

降板されたのかと思ったら、「目玉おやじ」をやってるという。。。

若返りが必要なんでしょうかね。

 

ついでにもう一つ声優さんの話。

アニメ「ONE PEACE」のルフィ役の田中真弓さんが、お子さんに「(連載が長期なので)お母さんがルフィ役できなくなったら、次は誰にやってもらったらいいかな?」と相談したそうです。

そうすると、お子さんは「うーん。野沢雅子さんしかないんじゃない?」と言ったそうです。

田中真弓さんは1955年生まれで、野沢雅子さん1936年生まれ。19歳も年上です。

でも、何だか納得してしまいそうになりますね。

ステレオタイプの田舎町ですが、実際こんなものかも?

TAC側のカリストに住むマールという弁護士は、資格はあるものの、裁判の経験はなく、相続関連の手続きをしたことがある程度。

ただ町の人気No1というのが唯一かつ、最大の強みです。

良い味出してました。

 

物を知らなさ過ぎる住民とか、権力を持ちすぎる有権者の存在など、田舎のステレオタイプ感は気になりますが、誇張はあるにせよ、実の所、こんなものなのかも知れませんね。

裁判も牧歌的で、判事から弁護士、陪審員から、裁判官、全員が知り合いです。

 

裁判官が1人の陪審員に、「土曜までには終わるから、週末の釣りに行けるよ」と声かけしたり、嵐が来るから慌てて適当に陪審員を決めたりします。

「嵐」と吹き替えられてしたものの「竜巻」でしょうか?)

TACメンバーは、あれだけ綿密に陪審員の選抜に命をかけているのに、いきなり台無しです。

 

なんやかんやあるのですが、今回も少し早めにオチが読める部分がありました。
謎解きを楽しむのではなく、陪審員の攻略がメインなので仕方ないのかも知れません。

再会しそうなキャストも出てきましたし、TACメンバーで会社外でも仕事をするということも今後に繋がる部分かも知れません。

 

最後に、今回、Dr.ブルのヒゲネタがちょいちょいあります。

私には、毎回滑っているように見えるのですが、アメリカでは爆笑なのでしょうか?

「BULLのヒゲ最高じゃナイかー。笑えるよー!!HAHAHAHA」 とかなっているのでしょうか?
ネイティブで無いと伝わらない部分もあるのでしょうね?

 

第5話「偽りの自白」

あらすじ

富豪の娘レイラが殺され、婚約者で調理師のリチャードが逮捕、起訴されます。
境遇の違いから、レイラの両親に結婚を反対されていたリチャードは、レイラが殺害された当日も言い争っている姿が目撃されていました。
証拠や実証は弱いものの、リチャードの自白が決め手となっています。
Dr.ブルは、レイラの両親側から依頼されるものの、その自白が過酷な取り調べによる「強要」されたものとみて、逆の弁護側(リチャード)に就くことにします。
果たして、本当に「自白の強要」は証明できるのでしょうか?

レミングスってゲーム知ってます?

被告であるリチャードの自白は強要されたのか?というのがテーマです。

Dr.ブルは、元々は殺害された被害者のレイラの両親から、高額のギャラで依頼されたものを蹴ってしまいます。

この際にDr.ブルが判断するのが、リチャードの自白前後の映像です。

色々解説していますが、つまりは「勘」なんですね。

その感じは、前職(?)のボス、「NCIS」のギブスを彷彿とさせます。

「ディノッゾもここまで来たかー」と、勝手な感慨があります。

 

いつものようにどの陪審員を忌避するか決めるシーンがあります。

Dr.ブルとしては、自白を強要された被疑者(クライアント)に共感してくれる陪審員を残したいのです。

つまりは、その人自身が強要に弱いという陪審員です。

その話の中で、その人が強要に弱いかどうかの比喩で、「(命令されれば)レミングのように水に飛び込むタイプだ」という表現がありました。

この意味が知りたくて調べてみました。

 

レミング」というのは日本名では「タビネズミ」というそうです。

欧米では、大量に繁殖しては、数年で個体数が激減することから、集団自殺をする」ネズミと信じられていたそうです。

実際には、日本名でも分かる通り、ある一定の期間で集団で移動する特徴のあるネズミなのです。

食料が足りなくなったり、気温が下がるなど、理由は様々なようですが、その消え方があまりにも見事なため、「集団自殺している」と長く信じられていたそうです。

 実際に、集団移住で川や海を渡る際に、事故で溺れることもあったので、誤解された大きな原因となったのかもしれません。

 

昔「レミングス」というゲームがありました。一時期夢中になって遊んでいた記憶があります。

小さいレミングスの集団の「大部分」をゴールの運べばステージクリアというゲームです。

この「大部分」というのがキモで、何人かのレミングスは犠牲にしないとクリアできないステージがいくつもありました。

また、レミングスに自爆させることで道を開くこともあり、胸が痛んだものです。

 

元FBI捜査官一人で、大体の事件を解決

主人公の弁護する側を勝たせるために、どうしても仕方がないとは思うのですが、警察の捜査や取り調べが杜撰です。

その分、元FBI捜査官だったダニーが万能になります。

TAC 社内ではとても早い段階で、クライアントが無実だとわかります

相変わらずテンポが良いです。

 

まあ、日本語サブタイトルが「偽りの自白」なので、冤罪は明白なんですが、自白強要のテクニックについて、心理学的解説も入りました。

「追い詰められた人間が、(自分に不利な)嘘をついてでも解放されたい」という心理を陪審員に気づかせること、が今回のキモです。

弁護士に語らせる正攻法で幾らかは成功しますが、残りの陪審員には少々(かなり?)強引に気づかせます。

 

毎回思いますが、ストーリー展開が早いです。

事件発生から、評決まで、どのくらいの期間が経っているのでしょうか?

民事裁判ならともかく、今回のような刑事裁判で数日みたいなことはあるのでしょうかね? 

第6話「神の弱点」

あらすじ 

世界的な婦人科医師テレンス・ロブソンが医療過誤で訴えられます。
原告女性エリカは、不妊治療中の筋腫摘出手術中に容体が急変して、2度と子供が産めないことになります。
ロブソンは命を救うために行った判断が、性急すぎたということで訴えられます。
Dr.ブルの右腕のマリッサは、ロブソンと大学時代の元恋人であり、TAC社では被告側として引き受けることになります。
ロブソン医師は、傲慢な自信家で、自分の判断は「絶対」と曲げることがありません。
果たして、そんな彼が陪審員の心をつかむことができるのでしょうか?

 ある医師の言葉 

今回は珍しく、冤罪ではない民事訴訟を起こされた被疑者です。

手術中に急変した患者の命を救ったこと、これ自体は成功です。

ただ、その際に子宮を摘出して子供が産めなくなった判断は早すぎて、医療過誤にあたるのではないか?と言うことになります。

 

医療過誤というのは難しいですね。

「子供を産めなくなっても、命が助かったから良いじゃないか」と、一方的には言えないとは思います。

ただ、知り合いに医師がいますが、彼らを見ていると、とても大変です。

世間的には給料はそこそこ良いかもしれませんが、内情は「ブラック企業」と言っても差し支えないと思います。

当然ではありますが「100の成功」が普通で、「99の成功に1の失敗」で咎められる(場合によっては訴えられる)という重責があります。

私は、個人的には、あの仕事量と責任で、どれだけ給料をもらっても、割りに合わないと感じてしまいます。

 

ブラックジャック」と言う手塚治虫さんの漫画があります。

主人公ブラックジャックの恩師である本間丈太郎先生が言う有名なセリフがあります。

「人間が生き物の生き死にを自由にしようなんておこがましいと思わんかね……………」

医師免許を持っていたと言手塚治虫作品の名場面、名言集などで必ず取り上げられます。

医師は神ではないと言うことですね。

 

余談ですが、(といってしまえば、全部余談ですが)、ブラックジャックは、「それが聞きたかった」「お互い様でさア、あなたに助けられた時にはもっと嬉しかった」などの名台詞オチが有名ですね。

 

今回は少し違った展開に

訴えられたのは、かなり傲慢で、プライドの高いロブソン医師です。

子宮を摘出した自分の判断は、間違いだと認めず、「周りは自分のレベルにないから、分からない」と言い放ちます。

そのような性格のため、圧倒的な手術の腕は認められていても、病院内にも味方はいないようです。

Dr.ブルですら、「(やっぱり)被害者の方につきたい」と弱音を吐いたほどです。

そこに、Dr.ブルの右腕のマリッサが、ロブソン医師の元恋人であったことがわかります。

ここから少し展開が変わってきます。

 

シーズン1らしく、少しずつキャストの過去や性格などが、深掘りされて行くのが良いですね。

それぞれを個別認識してくることで、俄然面白くなってきました。

何度も言及してしまいますが、フラッシュフォワード」の残念な打ち切りを考えると、ちゃんと先がある!ということだけでも嬉しいことです。

 

ところで、毎回、案件が終わると、TAC社全体のパーティをしている様子です。

そこに映っているだけでも、かなりの社員がいるようなのです。

そもそもの疑問なのですが、TACって、そんなに儲かっているのでしょうか?

Dr.ブル以外にも様々な案件を抱えているのでしょうか?

だとすれば、あんな1個の案件が終わったからといってパーティまで開く必要はないと思います。

いつもレギュラーキャストの少人数しか事件を扱っていないようですし??

今後、明かされていくのかと、期待しています。

まとめ 

今回も、以前書いた記事を、改めて見直して、再構成しました。

リライトのために読み返すと、「BULL/ブル」と言うドラマが、だんだん面白くなってきているのが、我ながらよくわかる文章でした。

 

ここまでお読みいただいて、ありがとうございました!

 

それでは、また次回!