こんにちは、あとかです♪
10月に入って、すこーし寒くなってきましたね。
これからの本格的な寒い季節は、特に寒冷地では、灯油を使った石油暖房やガスなどの暖房が中心となります。
また、最近は電気暖房の性能が、以前と比べると格段に良くなっています。
電気暖房の利点は、安心、安全、簡単と言うことだと思います。
電気暖房と一口に言っても、様々なカテゴリーがあります。
①コタツ
②電気ストーブ
③電気ファンヒーター
④オイルヒーター
⑤エアコン
それぞれに合った用途と、賢い使い方があります。
以前、私が家電販売の仕事をしていた際に、売り場で説明していたことを、覚えているうちに書き残していきたいと思います。
今回は、最もポピュラーな電気暖房のコタツの、用途別のオススメ機能と選び方について、ご紹介したいと思います。
コタツの種類と選び方
用途/選び方
コタツは、冬本番にも活躍しますね。
コタツといっても、夏場は座卓として使うと思います。
人数
家具選びと同じですが、まずは「何人で座るのか」と言うことが基本となります。
基本的には、大人1人あたり「幅60cm×奥行き40cm」が目安です。
コタツは、かけ布団と合わせる都合上、おおよそのサイズが決まっています。
1〜2人用
- 75×75cm、80×80cm(正方形)
- 90×60cm(長方形)
2〜3人用
- 105×75cm(長方形)
4〜5人用
- 120×80cm(長方形)
その他
- 1人用や、テーブルタイプもあります
ここで言う人数は「大人」で考えますが、体格で言えば、中高生くらいから「大人1人前」のスペースは必要かと思います。
例えば、大人2人と小学校1〜2年生の兄弟2人がいるとします。
その時点であれば、2〜3人用の105×75cmで十分です。
ただし、コタツの耐用年数は10年と考えると、その間に子供達は高校生です。
手狭になったら買い換えるなら2〜3人用、長く使うつもりなら、4〜5人用を考えた方が良いでしょう。
コタツヒーターの機能
コタツの暖房としての心臓部は「ヒーター」です。
一見同じように見えるコタツヒーターなのですが、意外と違いがあります。
ファンの有無
- 大きめの座卓では温風が隅々まで廻るようについています
- 大きな座卓で、隅が寒いとお感じのお方には必須です。
サーモスタット
- 熱くなりすぎるとダウンさせる機能です。
- 昔は、この機能がおかしくなって熱くなりすぎたり、すぐ切れたりしていました。最近は良くなっています。
消臭機能
- 高級機にはついている機種もあります。
- 活性炭が匂いを抑えます。みんなでこぞって足を入れて、密閉されているものですから……。
遠赤外線
- 体内まで暖かさが浸透すると言われています。冷え性の方にはオススメです。
- 近赤外線は比較的皮膚表面を温めます。
実のところ、座卓の大きさによって、ヒーターは決まってきます。
大人数用のコタツの方が価格も上昇しますし、その分ヒーターの機能も高いものになります。
手元リモコンの違い
ON/OFFのみ
- 昔ながらのONOFFスイッチで、温度調節はヒーター部分にあります。
- 1〜2人用で、温度調整がほぼ必要なければこれで十分です。
ダイヤル式可変(無段階式)
- 手元でダイヤルを回して温度調整するタイプです。
- 昔は高級機でしたが、最近は標準的です。ボタン式の電気リモコンもあります。
タイマー内蔵
- 5時間で切れるようになっています。
- 消し忘れ防止と、コタツで寝てしまった場合の低温やけどの防止になります。
取り替えヒーター
コタツヒーターの調子が悪いけれど、座卓はまだまだ綺麗でしっかりしている場合、どうされますか?
「メーカー取り寄せ」って面倒くさいですよね?
実はコタツヒーター単体で、家電売場やネットでも購入できます。
自宅のコタツにうまく合うのでしょうか?
測ってもらえばわかりますが、機能は様々でも、サイズはほぼ29cm×29cmで統一です。
難しい配線もありませんので、おおよそ、ドライバー1本で付け替え可能です。
手元リモコンまでセットでついていますので、これまでON/OFFスイッチだったものが、憧れ(?)の「無段階リモコン」に簡単に変更できます。
手元リモコンだけ買い換えることも可能です。
家具としてのコタツ
コタツというのは、「家電」ではありますが、「家具」とも言えます。
家電販売店でも家具屋さんでも、同じように販売しています。
ざっくり言えば、「家電メーカー」の作るコタツと「家具メーカー」の作るコタツの2種類があるのです。
コタツは、暖房においては心臓部である「ヒーターの違い」ではなく、「座卓」としての質が価格に大きく影響しています。
天板が1枚板で、材質もムク材や天然木などの素材であればかなり高級となります。
高級になる、ということは、強く頑丈で、ちょっとのことでは傷つきにくいということです。
その分、重たくなり、高価格になります。
カジュアルなタイプは、天板は合板で、表面に板張りしてあるタイプです。
傷はつきやすいのですが、軽く、価格もかなり抑えられます。
小さいお子さんがいらっしゃるなら、お子さんが落書きや傷をつけてしまうこともあると思います。
何れにしても大きくなってサイズも物足りなくなるので、買い換えることを見越して、価格は控えめの機種を選んでも良いと思います。
大人だけであれば、家具として長く使える、素材にこだわったコタツ(座卓)をお選びになるのが良いと思います。
まとめ
①コタツは他の家電製品よりも比較的耐用年数が長いので、将来に使う人数を見越してサイズを考える。
②ヒーターの機能は様々な。手元リモコンも注目。
③コタツは「家具」として高級なもの選ぶか、買い換えることを前提でカジュアルなものを選ぶかを決める。
※コタツヒーター(手元リモコン)が壊れただけなら、お店やネットですぐに手に入るし、取り替えも簡単!
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
それでは、また次回!