こんにちは、あとかです♪
Amazonプライムビデオには、オリジナルの海外ドラマが数多く配信されています。
地上波のTVでは放送できない、猟奇的な話や暴力的な映像もありますが、親子で見るのも安心な子供向けのオリジナル作品もあります。
子供向け、と言っても、馬鹿にできないクオリティと、ストーリーの作品も少なくありません。
今回は、【大人も楽しい】子供向け海外ドラマ「まほうのレシピ」の感想【Amazonオリジナル】について、ご紹介します。
主にシーズン1について、核心的なネタバレはしない様に配慮はしていますが、ストーリーには一部触れています。
予め、ご留意ください。
画像引用元:Amazonプライムビデオ
【親子で楽しい!】海外ドラマ「まほうのレシピ」”Just Add Magic”の感想【Amazonオリジナル】
「まほうのレシピ(Just Add Magic)」とは
Amazonオリジナルの海外ドラマで、2016年からシーズン1が配信され、2019年にシーズン3で完結しています。
1話30分で、全51話です。
ジュブナイル小説が原作で、当然ながら子供向けなので、親子で一緒の視聴も安心です。
主人公の少女たち3人が、魔法のかかる料理を作ることができる「まほうのレシピ」本を使って、様々な困難を解決していきます。
「ハリー・ポッターと賢者の石」がお好きな方は、お口に合うと思います。
直系の続編として、「まほうのレシピ ~ミステリー・シティ~」に繋がっています。
あらすじ
3人の少女、ケリー、ハンナ、ダービーは親友同士。
ある日、3人はケリーの家の屋根裏部屋に隠された、古びた手書きの料理本を見つけます。
中を読むと、「ごきげんチョコクッキー」や「ぐーたらラザニア」などの奇妙なメニューと、材料には聞いたこともない調味料や食材が書かれていました。
試しに一つのレシピを試してみると、できあがった料理には不思議な”魔法”がかかっていることがわかります。
その魔法の料理には、食べた人間には大きな効果が現れ、作った本人に副作用が起きてしまいます。
また、ケリーには心配事がありました。
それは、彼女の祖母レベッカが、ある日突然喋れなくなり、魂が抜けた様に反応がほとんど無くなってしまったことでした。
やがて、3人はレベッカには、何者かの「呪い」がかかっていると突き止めます。
彼女たちは、魔法の料理で「呪い」を解くことができたのでしょうか?
登場人物
ケリー・クイン
料理好きな主人公。
生真面目で優しい性格であるものの、頑固なところがあり、思い詰めると周りに耳を傾けられなくなる傾向も。
偶然、祖母の料理本を見つけたことから、魔法の料理を作り、様々な困難に立ち向かい、解決していきます。
一方で、魔法に頼りすぎて、時には友人や家族を心配させてしまいます。
画像引用元:Amazonプライムビデオ
ハンナ・パーカー・ケント
ケリーの親友の1人。
勉強の成績は良く、真面目で慎重な性格。
音楽が好きで、屋内でじっとしているのが好きなインドア派。
その性格から、むやみに魔法の料理を作るのを懸念します。
姉がいるものの、仲は良くありません。
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ダービー・オブライエン
ケリーの親友の1人。
勉強はイマイチではあるものの、明るく、楽天的な性格。
大抵はあまり深く考えてない言動を取りますが、そのことで事件解決の意外なヒントに繋がることもあります。
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アイダ・ペレス ”ママ・P(ピー)”
「ママP」というどんな食材も販売している食料品店を経営しています。
その品揃えは、魔法のレシピで使う、調味料や食材をも網羅しています。
その品揃えで、ケリーたち3人を手助けします。
彼女自身にも、呪いがかけられていて、街を出ることができません。
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ジーナ・シルヴァーズ
古い屋敷に住む、怪しげな女性。
厳しい眼差しと、冷たい言動で、近所の子供たちからは「魔女」と噂され、恐れられています。
庭には、魔法に重要なハーブを数多く育てています。
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レベッカ・クイン
ケリーの祖母。
ある日突然喋らなくなり、焦点の合わない瞳で、いつもぼんやりとしていて、全く疎通ができなくなります。
料理が得意で、ケリーにも色々と伝授していました。
魔法の料理本の元々の持ち主でしたが、ある出来事が原因で手放すことになります。
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ジェイク・ウィリアムズ
ケリーたち3人の友人。
「ママP」で働いていて、料理が得意で、起業家精神旺盛な少年です。
自転車に自分の作ったメニューを乗せて販売する「フードバイク」を世界に広げる夢を持っています。
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旅人
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感想とおすすめポイント
ミステリーの面白さ
子供は勿論ですが、大人が観ても十分楽しい作品です。
魔法や料理、友情や家族の愛などのいかにも子供向けのストーリーではありますが、全体としては「ミステリー」が軸になっています。
シーズンごとに大きな謎があり、それが少しずつラストに向けて解けていきます。
いかにも怪しい人物が味方だったり、やっぱり悪かったり、二転三転する展開に夢中で観てしまいます。
一見すると、ドラえもんの様な1話完結のトラブル解決のドタバタコメディの様ですが、それだけではない、しっかりとしたストーリーです。
イメージとしては、「大長編ドラえもん」の様な感じかも。
世代交代の奥深さ
祖母の世代のトラブルが孫である主人公たちに繋がっています。
シーズン2以降、そのトラブルはある災いとなって、彼女たちに襲いかかります。
過去と現在の多重構造になっていることで、ストーリーが奥深くなっています。
祖母たちの子供時代の話があるため、大人の私たちが観ていてもノスタルジックな気分になります。
ハリー・ポッターの様な激しい戦いや派手さはないもの、魔法を絡めた争いはそれなりに緊迫感を感じられます。
かと言って、子供が観て怖がるほどではありません。
親目線で観ていると
10代の少女たちの主人公には、私自身は感情移入することはできませんが、小学生くらいの子供たちは楽しく観られると思います。
小学生の息子も、(高校生の娘までも)結構、夢中で観ていました。
私の様なおじさんには、健気な主人公たちの言動、そして傷つき涙する姿を観るだけで、涙腺が刺激されてしまいます。
完全に親目線です。
恐らく、主人公の演技が上手なのだと思います。
とても自然で、魅力的です。
お父さん、お母さんにも、一緒に観てほしい作品です。
まとめ
今回は、【大人もハマる】子供向け海外ドラマ「まほうのレシピ」の感想【Amazonオリジナル】について、ご紹介しました。
海外ドラマのため、1話30分とは言え、51話あります。
それでも、観て損はない作品です。
まずはシーズン1だけでもお試しください!
1シーズン13話でちゃんと解決します。
ただし、次シーズンへのクリフハンガーはしっかりかかりますので、きっと続きが観たくなると思います。
Amazonプライム会員の方は是非!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた次回!
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