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あとかのブログ

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【オススメ邦画ミステリー】秋の夜長にぴったりの邦画5選【2019年版】

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こんにちは、あとかです♪

 

夕方、日没で暗くなる時刻も早くなってきました。

これから、夜の時間がどんどん長くなります。

 

秋の夜長に、ドキドキのミステリーはいかがでしょうか?

今回は、おすすめしたい邦画ミステリーを、厳選5作品ご紹介します。

 

ミステリーとは言え、バンバン人が死んだり、後味の悪いドロドロしたものは外しています。

出来るだけ、観た後すっきりする作品だけに絞りました。

参考になれば、嬉しいです。 

 

ミステリーなので、当然、ネタバレなしです。

DVDレンタルなどは勿論、Amazonプライムビデオで現在(10/20)ご視聴いただけます。

 

 

秋の夜長にぴったりの邦画ミステリー 5選

Sweet Rain 死神の精度

Sweet Rain 死神の精度

2008年公開

監督 筧昌也
原作 伊坂幸太郎
出演者 金城武/小西真奈美/富司純子

 

人気作家の伊坂幸太郎さんが原作です。

伊坂さんの映画化作品では、「重力ピエロ」や「ゴールデンスランバー」等もオススメですが、この「死神の精度」もオススメです。

殺人事件や探偵なども出てきませんが、人が「死」を迎えるまでの7日間がテーマの、ある意味で「ミステリー」になっています。

 

主人公は「死神」で、「千葉」と言う名前です。

千葉は、ただ魂を取りに来ると言う存在ではなく、ちょっとお役所っぽい制度で動いています。

対象の人間が、死ぬ予定の7日前に派遣され、その1週間、観察する役目があります。

その後、そのまま「可(死)」とするか、もしくは「見送り(生き残る)」とするかを判定します。

「見送り」となった人間は、その後、天寿を全うすることになります。

 

千葉は死神なので、人間の世界では、ちょっとずれた発言や行動をとってしまいます。金城武さんのちょっと辿々しい台詞回しや演技のおかげで、現実離れした「死神感」がうまく醸し出ています。

千葉が人間の世界に降り立つ時は、必ず雨が降っていて、青空を見たことがありません。

また、人間の世界のものでは「ミュージック」を最も評価しています。

 

映画では、3人の「対象者」が登場します。

①自分だけを指名し続けるクレーマーに悩む女性

②「死ぬことよりも負けること」を恐れるヤクザ

③身近に死神の判定を受けた人間が多い、年老いた女性

それぞれ、最期の判定はどうなるのでしょうか?

 

「死神」と言えば、「死神くん」という漫画をご存知ですか?

作者は、えんどコイチさんで、1980年代に「フレッシュジャンプ」「月刊少年ジャンプ」に連載されていました。

この主人公は、死亡予定者に死を宣告して魂を霊界に持って帰る、いわゆる普通の死神的な仕事です。

死神くんの行動が、会社の仕事っぽいところは、イメージが重なります。

昔、嵐の大野智さん主演でドラマ化もされました。

 

探偵はバーにいる3

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2017年公開

監督 吉田照幸

原作 東直己『ススキノ探偵シリーズ』

出演者 大泉洋/松田龍平/北川景子/前田敦子/志尊淳/リリー・フランキー

 

個人的には、「探偵はBARにいる」は、3作目が一番良かったと思います。

元々、ストーリーに矛盾や甘いところもある映画ですが、これは原作もそうなので、仕方がありません。

(この映画はオリジナルストーリですが)

 

大泉洋さんと松田龍平さんのバディ物として円熟してきていますので、安心して観られます。

大泉洋さんは面白いですね。

この作品では、どこか「水曜どうでしょう」っぽいです。

 

1、2作目は、かなりハードボイルド路線を気取っています。

実は、そういったハードな雰囲気が好きだった方からは、3は不評です。

酷評レビューも結構あります。

私は、むしろ前作までが、無理して「ハード」な感じにしているような、観ていて、ちょっと気恥ずかしくなってしまう場面もあるのです。

3作とも、ちゃんと面白いと思いますが、この3が一番のオススメです。

 

北川景子さんは、いつもの一本調子の演技です。

(TVドラマの「謎解きはディナーの後で」の主人公はとても合っていました。)

本作では、不幸な生い立ちによって、そういう感じの女性になったと、脳内で納得させれば、多分(?)大丈夫です。

 

鍵泥棒のメソッド

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引用元:https://klockworx.com/movie/m-400064/

 

 2012年公開

監督 内田けんじ
出演者 堺雅人/香川照之/広末涼子/荒川良々/森口瑶子

 

過去に、評判など聞かれたことがある方も多いと思います。

評判通りで、面白いです。

見逃している方は是非、この機会にご視聴ください。

 

よく考えれば、結構強引な展開がありますが、全く気になりません。

出演者を見ていただくとわかりますが、芸達者ばかりなので、安心して観られます。

 

主人公の売れない役者を、堺雅人さんが演じています。

銭湯で転倒した金持ち風の男性の、ロッカーの鍵を盗んで、彼になりすましてしまいます。

香川照之さんは、鍵を盗まれた側の人物ですが、転倒した際に記憶喪失になってしま、自分は「売れない役者」だと信じてしまいます。

彼は、実は「コンドウ」という凄腕の殺し屋だったのです。

殺し屋と、売れない役者が入れ替わってしまうという、展開になります。

そこに「コンドウ」に惚れてしまう女性(広末涼子さん)が出てきたり、大金が絡んだりして、テンポよく二転三転していきます。

後味もすっきりです。

 

ジェネラル・ルージュの凱旋

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引用元:https://www.toho.co.jp/movie/lineup/generalrouge/

2009年公開

監督 中村義洋
原作 海堂尊
出演者 竹内結子/阿部寛/堺雅人

 

「チーム・バチスタの栄光」の続編です。

人物紹介などは前作を観るしかありませんが、観ていなくても独立した話なので、問題はないと思います。

原作からの改変として、主人公の「田口」が男性から女性(竹内結子さん)になっています。

竹内結子さんのボヤーっとしていて、色々なことに巻き込まれてしまう演技は、本当に上手いと思います。

 

倫理委員長に任命されてしまった田口医師は、救命救急の速水医師(堺雅人さん)が医療メーカーと癒着していると匿名の告発文を受け取ります。

その上、告発を受けた医療メーカーの支店長が病院内で自殺をするという事件が起きます。

そこに、骨折して運び込まれた厚生労働省の白鳥圭輔(阿部寛さん)が運び込まれ、事態を引っ掻き回すことになります。

 実は、白鳥の元にも、同じ告発文が届いていたのです。

 

やはり映画は俳優さんが大事だと、当たり前のことに気づかされます。

人が亡くなっているとは言え、事件自体は他愛がないことなのです。

ただ、登場人物それぞれが、ちゃんと物を考え、人生を送っていると感じられるのは、やはり役者さんの力だと思います。

 

この続きの原作小説もありますが、製作されていないことが残念です。

オススメです。

 

容疑者Xの献身


容疑者Xの献身(プレビュー)

2008年公開 

監督 西谷弘
原作 東野圭吾
出演者 福山雅治/柴咲コウ/北村一輝/松雪泰子/堤真一

 

正直に言って、原作の東野圭吾さんの小説は苦手です。

独特の「救いのなさ」みたいなものがあって、読後感がモヤッとするのです。

「手紙」がその際たるものでした。

 

ただ、東野圭吾原作の映像化されたものは面白く、好きな作品が多いのです。

 「流星の絆」「新参者」「ナミヤ雑貨店の奇蹟」も良いですし、ドラマの「ガリレオ」もTVで毎週観ていました。

「ガリレオ」シリーズの長編小説を映画化したのが本作です。

 

ガリレオは、福山雅治さん演じる、物理学の准教授、湯川学のあだ名です。

物理学の知識と、持ち前の洞察力で、大学の同期だった草薙刑事に協力し、事件解決の手助けをします。

TVドラマでは、原作と違い、草薙刑事の後輩の内海薫(柴咲コウさん)がバディとなり、捜査します。

 

映画でも、内海刑事が出演しています。

TVシリーズと違い、カラッとしていない話ですが、堤真一さんの演技に、心を動かされます。

正直言って、主役の福山雅治さんは影が薄いです。

 

タイトルの「容疑者Xの献身」については、最後に意味がわかってくると思いますが、なるべくネタバレしないで観て欲しいと思います。

 

後味は、「すっきり!」とまではいかないと思います。

それに、推理物として考えた場合、トリックにちょっとしたアンフェアな部分があります。

それでもなお、是非観て欲しい映画です。

 

まとめ

今回は、個人的にお勧めしたい邦画ミステリーを5作品ご紹介しました。

<秋の夜長にぴったりの邦画ミステリー>
①Sweet Rain 死神の精度
②探偵はバーにいる3
③鍵泥棒のメソッド
④ジェネラル・ルージュの凱旋
⑤容疑者Xの献身
※個人の感想ですが、未視聴なら是非!

 

映画館で観た映画を思い出してみると、ミステリーものばかりだと気づきました。

最近は、Amazonプライムビデオやスカパー!、BSでも、映画をいくらでも観られるので、昔観たものを改めて観ることが多くなってきました。

今、改めて観直してみると、自分の中で評価が変わっている作品が結構ありました。

好みって、歳をとっても変わるものなのですね?

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

それでは、また次回!

 

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