こんにちは、あとかです♪
今回は、「BULL/心を操る天才(吹替版)」シーズン1のエピソード1「消えたネックレス」について、ご紹介します。
画像引用元:Amazonプライムビデオ
第1話ということで、色々説明が多い部分もありますが、まずは主演のマイケル・ウェザリーに注目しました。
マイケル・ウェザリーと言えば、13年間も出演した「NCIS〜ネイビー犯罪捜査班」のアンソニー・ディノッゾ(トニー)役が有名です。
表向きは女にだらしなくちゃらついた軽薄な感じでありつつ、その実は真面目で芯の通った大人気のキャラクターでした。
→NCISと言えば、主演のマーク・ハーモンは、現在シーズン16を完走し、17年目も決定しているとのこと。
最近のマーク・ハーモンの「おじいちゃん」感がとても寂しいのは私だけでしょうか?NCISも大好きなので、また別にご紹介したいと思います。
そう言ったキャラクターが被らないように、意識的に演じている感じはありました。
眼鏡着用やニヤニヤしない、座り方、歩き方など細かい点で意識しているように観えました。
ただ、全く違うのではなく、個人的には、ディノッゾの、表面(おちゃらけた性格)と裏面(意外と真面目でシニカル)が逆になったような印象です。
→CVが、「NCIS」のディノッゾ役と異なっているのも、最初は違和感があったのですが、別人格としてみるのには役に立ったように思います。
Dr.ブル自体は、「嫌な奴」になりそうなギリギリを攻めつつ、時折、過去に「何か辛いことがあったんだろうな感」を出すことで、視聴者を引っ張っています。
ストーリー自体は、途中で読めてしまう部分もありましたが、最後の真相判明後の陪審員の評決決定後の「有罪か、無罪か?」の部分も緊張感がありました。
→途中で読めてしまうのが、被疑者となる高校生の吹き替えの声が、「Majar Crimes〜重大犯罪課」のラスティと一緒だったことも一因ではあります。
ありがちな1話完結の法廷ドラマですが、主人公たちが常に注目しているのは「陪審員」ということが新鮮でした。
確かに日本の陪審員制度と違い、アメリカの陪審員制度は裁判官が裁定するのではなく、「陪審員の評決に達したこと」で「有罪」「無罪」まで決まるので、理にかなっています。
相手の判事や弁護士を言い負かしても、陪審員が「それでもやっぱり有罪だろう」と決めつければ有罪になってしまう恐怖もありました。
検事も、弁護士も、裁判官に訴えますが、その上に陪審員が位置しているのですね。
演出かもしれませんが、海外ドラマでは、どれを観ても、裁判官は、「陪審員の皆さん。評決に達しましたか?」と聞きます。
裁判官が評決するわけではないことが、これでもわかります。
本エピソードは、記念すべき第1話ですが、元々3回の短期シリーズで企画されたそうです。
そこで多くの視聴者を獲得し、フルシーズン化→シリーズ化という理想的な発展ですね。
ここ数年、立て続けに視聴してきた長期シリーズが完結していっているので、少なくとも3シーズン(4シーズン)は楽しめるので期待です。
では、また次回。