新型コロナウィルスの影響で外出を自粛されている方も多いかと思います。
私は、普段はAmazonプライムビデオやスカパー!を観ているのですが、この機会に新たなVODサービスにお試し加入しています。
その中で、あまりに懐かしいテレビ番組が配信されていて、気がつけば、全話を一気に観てしまいました。
その番組とは、「ヤンマーファミリーアワー 飛べ!孫悟空」です。
「♪ニンニキニキニキ、ニンニキニキニキ、ニシガサンゾー♪」って主題歌、覚えていらっしゃいますか?
当時人気絶頂だったドリフターズのメンバーが声の出演をした人形劇です。
今回は、今観ても面白い!ドリフの西遊記「飛べ!孫悟空」について、ご紹介します。
引用元:U-NEXT
【ドリフの西遊記】人形劇「飛べ!孫悟空」は、今観ても面白い!
ザ・ドリフターズとは
1970年台から大活躍した、5人組(若干の変遷あり)のコントグループです。
元々の始まりは、音楽を中心としたバンド活動でした。
あのイギリスの伝説のバンド「ビートルズ」の日本公演の際の前座を務めたことでも有名です。
1980年台には、出演したコント番組の「8時だョ!全員集合」が最高視聴率50%を超えたこともあり、「ドリフ大爆笑」などと合わせて、国民的人気グループでした。
「ヒゲダンス」や「志村うしろ!」など、今でも覚えています。
全盛期のメンバーは、 リーダーのいかりや長介さん、高木ブーさん、仲本工事さん、加藤茶さん、志村けんさんの5人です。
亡くなったいかりや長介さん以外のメンバーは、今でも活躍されています。
元々、Amazonプライムビデオ会員でしたが、最近、新たにHuluに加入しました。
その中で、「8時だよ!全員集合」や「飛べ!孫悟空」も配信されていました。
特に「飛べ!孫悟空」は子供の頃に観た以来で、懐かしさから観始めましたが、その面白さにどハマりしてしまいました。
「飛べ!孫悟空」って?
正式には、「ヤンマーファミリーアワー 飛べ!孫悟空」という番組名で、その名の通り、ヤンマーディーゼルの一社提供でした。
1977年10月から放送開始された30分番組で、全74話です。
(U-NEXTでは欠番の数話以外、ほとんどが配信されています)
個人的には、年齢から考えると再放送を観た可能性が高いです。
マペットの人形劇に、ドリフのメンバーと共に、様々な有名ゲストが声を当てています。
ドリフメンバーのギャグやコント、場面転換時には、ピンクレディが自身のヒット曲の替え歌で歌ったり、主題歌も担当していて、華やかな番組でした。
スーパーモンキー孫悟空 - ピンクレディーSuper Monky Songoku
ストーリーは、基本的には、「西遊記」をベースにしています。
三蔵法師、孫悟空、沙悟浄、猪八戒の4人と共に、三蔵の乗る馬と「カトちゃん」が旅のメンバーです。
原作通り、彼らは、天竺を目指す長い旅に出ます。
その訪れる先々で、事件が起こり、原作由来のキャラクターやオリジナルキャラクターをゲストに、コントやドタバタギャグが繰り広げられます。
ドリフのメンバーはもちろん、毎回ゲストに有名タレントが声のみで登場します。
マペット(人形)は、その本人を模した見た目で、ゲストごとに毎回作られているようで、当時の製作のお金のかけ方がすごいと、今更ながら思いました。
キャスト
そんごくう(志村けん)
引用元:U-NEXT
孫悟空。
「あーみーまー!」という掛け声で術を使い、如意棒で戦います。
コントの中心人物ではあるものの、「8時だよ!全員集合」などに比べると、若干抑えたキャラクターです。
ただ、ギャグのキレやセリフだけでも、目(耳)を引きます。
喋っているだけで、なんだか可笑しいのはさすがです。
第1話で取れてしまってから、時折、鼻が落ちるようになります。
そうすると、鼻声になり、そのまま橋幸夫さんの物真似っぽくなるというのは定番ギャグになりました。
「おまえ、それはないだろー」
さんぞうほうし(いかりや長介)
引用元:U-NEXT
イラストによく出てくる、ぶ厚い下唇が特徴の、三蔵法師です。
「全員集合」ではツッコミではあるものの、この番組では結構ボケます。
心なしか、楽しそうです。
そんごくうの初めて会った時に、名前を呼ぶのに、「いちくう?、にくう?、さんくう?、よんくう?…、ろっくう?」となるのが好きです。
そんごくうには、逆に「いちぞうさん?にぞうさん?、よんぞうさん?」と呼ばれます。
さごじょう(仲本工事)
引用元:U-NEXT
沙悟浄。
本人同様眼鏡をかけていて、それから光線が出たり、頭の皿を飛ばしてブーメランとして戦います。
正直言って、地味な存在です。
はっかい(高木ブー)
引用元:U-NEXT
猪八戒。
いつも寝ぼけている感じで、登場回以外はあまりストーリーに絡みません。
見た目通り、食いしん坊で「とんかつが食いてぇ」と、倫理的に謎な願望を発言します。
鼻の穴から突風を発生させる必殺技を持っています。
さごじょうに話をかけて地味な存在となります。
カトー(カトちゃん)(加藤茶)
引用元:U-NEXT
西遊記のオリジナルの一行が4人ということで、ご本人そのままのキャラクターで登場しています。
原作から自由な存在のため、ギャグやコント要素をかなり持っていきます。
ハゲ頭とちょび髭、ステテコとシャツという姿で、いわゆる「かとちゃん ぺ」の格好です。
道中は、一升瓶を握っていて、酒ばかり飲んでいます。
一番「おいしい役」と言えるのではないでしょうか?
他にも、馬役で「ドリフ第6の男」と呼ばれた すわしんじ(現 すわ親治)さん、当時、TBSのアナウンサーだった小島一慶さんが、案内役として顔出しで登場していました。
劇中歌担当
ピンク・レディー
毎回、幕間に、ストーリーに合わせた自身のヒット曲の替え歌を歌っていました。
ナレーションや狂言回しとして機能していました。
当時人気絶頂だったピンクレディが毎回登場しているだけでも、今観ても贅沢な番組です。
トライアングル
キャンディーズのヒット曲を、ストーリーに合わせた替え歌で歌っていました。
「キャンディーズ」本人だったと完全に誤認して記憶していました。
実際は「キャンディーズjr」という、別人の3人組でした。
後半に「トライアングル」という名前になります。
あのねのね(清水國明・原田伸郎)
ストーリーに合わせた、コミックソングを歌っていました。
いつの間にか、中盤以降は出なくなりました。
まとめ
今回は、今観ても面白い、ドリフの西遊記「飛べ!孫悟空」をご紹介ました。
配信されていた全話を観てみて感じるのは、当時のタレントさんは、芸達者な方が多かったんだということです。
声だけの演技なのに、とても自然で、しかも笑いを生み出しています。
ドリフターズの面白さも際立っています。
この番組が懐かしい方、観たことがない方、
是非、機会があれば、ご覧ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、また次回。
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