こんにちは、あとかです♪
私は、Amazonプライムビデオやスカパー!に加入しているので、昔観た映画や、逆に観られなかった映画を観ることが増えています。
最近は角川映画の素晴らしさを改めて認識しています。
基本的に私が生まれていないか、幼いころの作品ですが、学生の頃、レンタルビデオ全盛期に、VHSのビデオテープで初めて観て、ハマりました。
映画には必ずヒロインが登場しますが、角川映画では特に新人が大抜擢されているケースが多く、しかもとても魅力的です。
今回は、週末に是非観て欲しいヒロインが素敵すぎるおすすめ角川映画BEST3をご紹介します。
しかも、今回は、sai.さんにイラストを描き下ろしていただきました!
sai.さんは、可愛いお嬢さん2人と旦那さんとの日常をクールで温かみのある魅力的なイラストで描かれている、私の大好きなブログを運営されています。
ヒロインが素敵すぎる角川映画BEST3
時をかける少女/ヒロイン:原田知世
イラスト:sai.さん「sai.のマイペース4人暮らし」
監督 :大林宣彦
原作 筒井康隆
出演者 原田知世/高柳良一/尾美としのり
音楽 :松任谷正隆
主題歌 :原田知世「時をかける少女」
公開: 1983年上映時間 104分
大林宣彦監督の「尾道三部作」の一つに数えられています。
(尾道三部作の残りの2作は、「転校生」「さびしんぼう」)
原田知世さんの、映画初出演作品です。
新人だけに、演技はど素人丸出しですが、それでも原田知世さんは、やっぱり魅力があります。
セリフも、動きの演技も、全部拙く、完全に棒の様ですが、許せてしまいます。
松任谷由美さんが作詞作曲の同名映画主題歌も、ヒットしました。
エンディングのスタッフロールも主題歌のミュージックビデオみたいで、かなり陳腐な感じの演出です。
どちらかというと昔々のカラオケビデオみたいです。
sai.さんのイラストに、誇張は全くありません。
こんな感じです。。。
それでも、「原田知世さんの可愛さ」のみで、完全に押し切れています。
ちなみに、同時上映が「探偵物語」(薬師丸ひろ子さんと松田優作さんの名作)という超お得な組み合わせです。
併映が多く、入れ替えもなかった当時の映画館が羨ましいです。
館内で、喫煙できたのが玉に瑕ですが。。。
あらすじ
土曜日の放課後、芳山和子は誰もいないはずの実験室で怪しい物音を聴きます。
室内に入るとフラスコが倒れ、ラベンダーの香りが広がり、和子はそこで気を失ってしまいます。
その日から奇妙な既視感に悩まされ、授業も、地震や火事も、和子が前の日に経験したことばかりに感じてしまいます。
不安に震える彼女を優しく支える深町一夫ですが、彼にはある秘密がありました。
セーラー服と機関銃/ヒロイン:薬師丸ひろ子
イラスト:sai.さん「sai.のマイペース4人暮らし」
監督: 相米慎二
原作: 赤川次郎『セーラー服と機関銃』
出演者 :薬師丸ひろ子/渡瀬恒彦/風祭ゆき
主題歌 :薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」
公開 : 1981年
上映時間 112分
まだブレイク前だった赤川次郎原作の小説の映画化作品です。
(三毛猫ホームズとかご記憶あります?)
薬師丸ひろ子さんのために書かれた様な小説と言われています。
リアリティは薄い話ですが、ヒロインがかなり活きいきしている映画です。
薬師丸ひろ子さんの、普通っぽい可愛らしさと、独特の声が魅力です。
当時、17歳のはずですが、歌声は現在と変わりありません。
薬師丸さんは、最近でもNHKのドラマなどで活躍されていますが、この当時と変わらず、どこか現実離れした存在です。
この映画で有名なのはやはり、タイトル通り機関銃をぶっ放すシーンです。
このシーンでは、弾けた破片で本当に頬に怪我を負っていて、流血しながらも演技を続けています。
鬼気迫る演技といった感じですが、TVのCMでかなり使われていたので記憶にも強く残っています。
sai.さんのイラストで、頬の流血の赤色が、ブルー系の中で際立って美しいです。
ただ、この映画もエンディングロールだけは意味が全くわかりませんでしたが。。。
何故、最後の最後にマリリンモンロー的な??
あらすじ
父を亡くした女子高生・星泉が葬式から帰ると、部屋に見知らぬ女性がいて、その後、居座ることになります。
そんなある日のこと、彼女の通う高校に黒ずくめの男たちが押し寄せ、「迎えにきた」と告げます。
彼らは組員たった4人の目高組の組員で、泉に組長を襲名させるためにやってきたのです。
当然、断る泉でしたが、結局、組長を引き受けることになってしまいます。
犬神家の一族(1976年)/ヒロイン:島田陽子、坂口良子
イラスト:sai.さん「sai.のマイペース4人暮らし」
監督 :市川崑
原作 :横溝正史
出演者:石坂浩二/島田陽子/あおい輝彦/坂口良子/高峰三枝子
音楽 大野雄二
主題歌 愛のバラード
公開:1976年
上映時間 146分
未見の方は、是非観て欲しい角川映画の記念すべき第1作です。
後に、この映画が元ネタとして、沢山のパロディや、オマージュが作られています。
その数の膨大さは、名作の証だと思います。
ストーリーや映像、音楽、役者さんの演技が完璧です。
特に女優陣が全員素晴らしいです。
中でも、この映画の島田陽子さんは、浮世離れした美しさです。
透き通る様な清楚さと、妖艶さが醸し出すインパクトが強く印象に残ります。
ただ、ラバーマスクに覆われた佐清(すけきよ)とのツーショットだけは、真面目で緊迫したシーンなのですが、ちょっと笑ってしまいます。
また、旅館の従業員役の坂口良子さんが、とんでもない可愛さです。
ダサい感じの格好や、台詞回しで、普通の田舎娘を演じています
ちゃんと役にハマりながらも、画面に出てくると目が離せません。
本来はこの映画のヒロインは島田陽子さんだと思いますが、坂口良子さんも十分その資格があると思います。
イラスト:sai.さん「sai.のマイペース4人暮らし」
2006年に市川崑監督が、主演を石坂浩二さんのままセルフリメイクされました。
30年も経っているので、石坂浩二さん以外は、ほぼキャスト変更です。
絶対にオリジナル版の方が良いと思います。
当然ヒロインも、オリジナルが圧勝です。(個人的には)
あらすじ
日本の製薬王、犬神佐兵衛が残した謎の遺言状。
犬神財閥の巨額の遺産の相続を巡って、血塗られた連続殺人が起こります。
犬神家の家宝である 斧(ヨキ)・琴(コト)・菊(キク)に隠された秘密とは何でしょうか?
名探偵・金田一耕助が突き止めた、意外な真相とは!?
まとめ
今回は、ヒロインが素敵すぎる角川映画BEST3をご紹介しました。
ヒロインが素敵すぎる角川映画BEST3
①時をかける少女/ヒロイン:原田知世
②セーラー服と機関銃/ヒロイン:薬師丸ひろ子
③犬神家の一族(1976年)/ヒロイン:島田陽子、坂口良子
映画自体の面白さもありますし、この3作品は、ヒロインがとにかく魅力的です。
「週末、家で映画でも観ようかな」という際に、是非思い出していただけたら嬉しいです。
Amazonプライムビデオ会員の方は、今(3月4日現在)なら無料で観られます。
今回も、お忙しい中無理を言って、sai.さんにイラストをお願いしました。
sai.さんにイラストをご提供いただくのは2回目です。
元々sai.さんにイラストを描いていただくために考えた記事でしたので、実現してとても嬉しいです。
映画の画像を使うよりも、sai.さんのイラストの方がヒロインの魅力を伝えてもらえるだろうなぁと予想していましたが……、
期待以上でした!
イラスト:sai.さん「sai.のマイペース4人暮らし」
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、また次回。
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