こんにちは、あとかです♪
「プリズン・ブレイク」という海外ドラマをご存じでしょうか?
2005年からアメリカで放送が始まり、日本でもかなりのヒットをしました。
当時、「24 -TWENTY FOUR-」や「LOST」と並んで、3大海外ドラマのひとつに数えられた程です。
恐らく視聴された方も多いと思います。
では、最後どうなったか?ご記憶の方はいらっしゃいますか?
実は、「プリズン・ブレイク」は、いくつかの結末を迎えている作品なのです。
今回は、海外ドラマ「プリズン・ブレイク」の3つの結末と、どこまで観れば良いか、についてご紹介します。
「プリズン・ブレイク」は現在(2月24日)、Amazonプライムビデオで視聴可能です。
私は、吹き替え派ですので、基本的に吹き替え版準拠です。
なお、可能な限りネタバレしない様に配慮していますが、気になる方は、記事の最後の方の「プリズン・ブレイクの結末」の項目のみ飛ばしてお読みください。
引用元:Amazonプライムビデオ
「プリズン・ブレイク」 とは
タイトル通り、「プリズン(牢獄)」を「ブレイク(破る)」話です。
いわゆる脱獄ものです。
2005年にアメリカで13話の予定で、放送が開始されました。
しかし、あまりの人気により13話の後、半年の休みを挟んで、22話にのフルシーズンとして延長になりました。
さらに、その後のシーズン継続が決定しました。
ただ、元々ワンシーズンだったものを、どんどん引き伸ばしていっているので、ストーリーにも矛盾や破綻が若干見え隠れし始めます。
そうなると、当然、人気は下降し続けます。
そのため、後半のストーリーを憶えている方がどんどん少なくなっています。
2008年のシーズン4で一旦「ファイナル」となりました。
その後、9年後の2017年に、さらに1シーズン放送されています。
この最後のシーズン5の9話に関しても、ご存知ない方も多い様です。
結構面白かったのですが、アメリカでの視聴率もあまり芳しくはなかったそうです。
あらすじ
主人公マイケル・スコフィールドは優秀な建築技師ですが、ある時、銀行強盗を犯し、実刑を受け、投獄されます。
実は、その事件と服役は、全て計算ずくの行動でした。
副大統領の弟を射殺した容疑で逮捕され、死刑判決を受けた兄(リンカーン・バローズ)を救うために、同じフォックスリバー刑務所に収監されるのです。
マイケルは、兄の無実を信じ、刑執行から救い出すために綿密な計画を立てています。
予め刑務所の改修工事に携わった上、自身の体には刑務所の設計図を忍ばせたタトゥーを入れているのです。
はたして、兄弟の脱獄は成功するのでしょうか?
登場人物
マイケル・スコフィールド
ウェントワース・ミラー/吹替:東地宏樹
シカゴのロヨラ大学を次席で卒業した、優秀な建築技師です。
ズバ抜けたIQを持ち、正義感にあふれ、信念を貫く性格の持ち主。
唯一の肉親である兄を無実と信じ、脱獄の計画を綿密すぎるほどに立ててくるものの、意外とアドリブで対処することも多い。
吹き替えの東地宏樹さんは、「BULL」の主人公Dr.ブルを始め、その他、膨大な数の声を当てられています。
おじさんの私も憧れる、低音の男前声です。
こんな声になりたかった。。。
リンカーン・バローズ
ドミニク・パーセル/吹替:江川央生
マイケルの実兄。
喧嘩っぱやく直情的ではあるものの、弟や息子との絆を大切にしています。
基本は善人ですが、トラブルに巻き込まれやすく、素行も運もそこそこ悪いという残念なタイプです。
今回の事件も、出てくる証拠は彼に不利なものばかりで、死刑判決まで受けてしまいます。
兄弟で苗字が違うのは、マイケルは母方、リンカーンは父方の姓を名乗っているためです。
吹き替えの江川央生さんは、「MENTALIST」のオーウェン・リグスビーや「LOST」のサイードの声も担当されていました。
「マッチョ声」です。
サラ・タンクレディ
サラ・ウェイン・キャリーズ/吹替:本田貴子
本作のヒロインです。
州知事の愛娘ありながら、フォックスリバー刑務所で医師として勤務しています。
人の役に立ちたいという思いが強く、囚人たちにも公平に接することを心がけています。
他の囚人たちとは明らかに異質のマイケルと複雑な関係を築いていきます。
セオドア・バッグウェル
ロバート・ネッパー/吹替:若本規夫
とんでもない凶悪犯で、少年少女に対する行為や殺人などの罪で収監されています。
裏切りや暴力行為など危険人物で、マイケルを目の敵にします。
一方で、マイケルたちの脱獄計画がうまくいきそうになると、抜け目なく擦り寄ってきます。
通称「ティーバッグ」は「セオドア・バッグウェル(Theodore Bagwell)」 の略ですが、ある種の(ひどい)スラングでもあるそうです。
かなりの悪人なのですが、主役を食う勢いの人気となりました。
ある意味、中盤以降は主人公と言っても良いくらいです。
吹き替えの若本規夫さんが、ハマりすぎています。
プリズン・ブレイクの結末
ここから、配慮はしていますが、ネタバレの可能性があります。
気になる方、これから観る予定の方は飛ばしてください。
「プリズン・ブレイク」は、私の中では、3つの結末があります。
①シーズン1 最終話
これはあくまでも個人的な感想です。
シーズン1の最終話(22話)まで観たら、私はやめても良いと思っています。
ある意味、そこで「プリズン・ブレイクの結末」と言っても、差し支えありません。
何故なら、まともに「プリズン」を「ブレイク」するのは、シーズン1だけだからです。
それ以降も、収監されたり、拘束されたりすることもあります。
ただ、シーズン1の様に、マイケルが綿密に計画し、立ち回り、脱獄することはありません。
②シーズン4 最終話
一応、連続ドラマとしての最終話です。
シーズン2〜4を頑張って観た人へのご褒美として、ちゃんと終わっています。
これまで出演したキャラクターは全部出すの精神(生きている人のみ)で、サービスも万全です。
カタルシスは薄いのですが、すっきり終わっていますので、満足できます。
それなりにテーマを全うしているので、続けて観ると感動もあります。
⑤シーズン5 最終話
シーズン4から、9年経ってから復活したシーズンです。
ストーリー的には、7年後の設定で、「〇〇は生きていた!」と言う話になります。
9話で、当然無理な引き延ばしにあっていないため、一つのシーズンとして起承転結がしっかりしていて、満足感も高いです。
「ロイヤルペインズ〜救命医ハンク〜」のハンク・ローソン役のマーク・フォイアスタインが主要キャストで出演しています。
吹き替えが同じ咲野俊介さんなのは、素晴らしいです。
画像引用元:https://www.imdb.com/title/tt0455275/mediaviewer/rm4003313664/
まとめ
今回は、「プリズン・ブレイク」の結末と、どこまで観るか?について、ご紹介しました。
当然、全部観ていただくと良いのですが、まずはシーズン1まで、でしょうか。
気に入って、時間のある方は、是非シーズン4(ファイナルシーズン)までお進みください。
その後、「ファイナルブレイク」という特別編を見て、時間を置いてから、シーズン5の9話を、という流れが良いと思います。
次の「シーズン6」が製作されるという噂もありましたが、最近音沙汰がありません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた次回!
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