あとかのブログ

海外ドラマを中心に、日々のことや、不意に思い出した思い出等を書き綴ってます。昔、販売の仕事をしていたので、時々家電ことを書いてみたりします。

【炊飯器編】毎日使う家電だから、こだわりたい3ポイント【元家電販売員が教えたい】

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こんにちは、あとかです♪

消費税、上がりますねー。

昔、家電販売を担当していたことがある私は、「駆け込み需要で売り場は修羅場だろうなー」と、他人事ながら気が滅入ってきます。

皆さんも、「増税前に、買っておこうかな」とご検討中の家電製品があると思います。

 

これから購入をお考えの方に、「家電製品の選ぶポイント」について、かつて「売っていた側の人間」が、思い出すままに書いておきたいと思います。

せっかく経験したことですので、また忘れてしまう前に備忘録として残します。

 

 これから新米の季節ですね。

と言うわけで、今回は炊飯器についてです。

 

 

毎日使う小型家電はより慎重に選びたい

炊飯器の種類

 パンを食べる方が増えたとはいえ、やっぱりご飯は主食ですよね。

炊飯器の種類は大きく分けると以下の3つです。

(ガス炊飯器などもありますが、残念ながら扱った経験がないので割愛させていただきます)

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 マイコン(タイプ)炊飯器

マイコン」って若い人は知っているのでしょうか? 

何の意識もしていませんでしたが、いまだに「マイコン炊飯器」って売り場にも書いてありますね。

マイコン」とは、「マイクロコンピュータ」の略です。

今で言う「パソコン(PC)」よりも、小型化もしくはホビー化しているコンピュータということで、IT黎明期によく使われていました。

「月刊マイコン」や、「マイコンBASICマガジン」という雑誌もありました。

いたって普通の炊飯器です。

昔々の炊飯器は、ONとOFFしかなかったんですよね。

炊き始めたら、同じ熱で一定時間炊いたら、パチンと切れていました。

水加減や時間を間違うと、水っぽかったり、硬かったりもしていました。

その温度調節や時間管理を「マイコン」がする、という画期的な製品だったんですね。

今では付いていて当たり前ですが、タイマーや保温機能も昔はなかったんですよね。

 

メリット :安い!
デメリット:特にはありません。

圧力IH/IH炊飯器

普通、炊飯器は底部からのみ、熱っします。

ガスコンロに鍋を乗せて、火をつけるのと同じです。

 

IH炊飯器というのは釜そのものが熱くなります。

つまり、下からも横からも熱が伝わり、強い熱で炊き上げることができます。

 

お米は、炊くことで水を吸わせてふっくら、もちもちすることになります。

その際に、熱の伝わった場所と、弱かった場所では、水分の含み加減が若干違ってきます。

それが「炊きムラ」となります。

要は、美味しく炊ける部分とそうでもない部分ができてしまうということです。

 

 IH炊飯器は、釜全体から炊きますので、その炊きムラが起こりにくくなります。

一方で、釜の下からだけ熱を当てる従来の炊き方だと、底面に近い米と蓋に近い米が水の減った後半に熱が伝わるのが差ができてしまいます。

 

圧力タイプは、さらに、釜全体から、文字通り圧力をかけてます。

お米に水をぎゅっと閉じ込めて、ムラなく、ふっくら炊けるのです。

  

メリット:炊きムラが少ない。保温などの機能面で充実する。
デメリット:価格帯が上がる。釜の違い

 

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 釜の違い

丸釜と角(普通)釜

最近の釜は、丸型が多いと思います。

ボウル状の形状の釜です。

昔ながらの鍋型のタイプは、マイコン炊飯器などでまだありますね。

やっぱり、丸釜をお勧めします。

 

お米は釜の中で動き回ることで、お米の一粒一粒に水分が浸透しやすくなります。

丸釜の方が内部で回るように動き回れるのです。

昔、家電メーカーさんのデモ機で、炊いている途中の内部が見えるようになっているのを見たことがあります。

本当に、お米がぐるぐる回っていました。

正直、効果がどれほどあるかはわかりませんが、理屈は通っていると思います。

 

丸釜のメリット
①炊きムラが少ない
②お米に水分が行き渡りやすい。
③保温ムラが少ない。

 

釜の素材

これもかなり種類が出ています。

炊飯器については、当時のメーカーの営業さんから、「昔からの『かまどで炊いたごはん』を目指して開発しています」とお聞きしたことがあります。

それは、「強い熱で一気に伝え、お米に水分をぎゅっと閉じ込めて、ふっくら炊く」ということです。

そのため、各社素材をこだわって開発されています。

そのどれもが、熱伝導を高くすることを目指しています。

アルミ鍋

昔ながらの薄い素材です。マイコン炊飯器荷重に使われます

鉄鍋(その他金属素材)

IH炊飯器に合わせ、登場しました。多層構造にすることで熱伝導をより高めています。

傷つきを抑えるため、ダイヤモンド加工を施しているメーカーもあります。

土鍋

最近、人気です。

これは逆の発想で、じっくり炊いて、水分を閉じ込めるための素材です。

ガスコンロで作る「土鍋で炊いたご飯」というのが一時期流行りました。

それが、炊飯器でも実現できるわけです。

ただ、めちゃめちゃ重たくなります。

お年寄りにはちょっときついかもしれません。

 

結論としては、各社いろいろこだわっていますが、鉄鍋が無難です。
様々な加工や素材も、全て熱の伝わりを良くするためのものです。
そのため、大きな違いはないと思って良いと思います。

 

 

ちなみに、炊飯器の釜で、直接お米を研いでいる方はいらっしゃいませんか?

どうしても、爪や米自体で、釜の表面に小さな傷が付いてきます。

「米とぎ用のボウル」なども売っていますが、そういったもので研いでから、釜に移すのがベストです。 

 その方がずっと、長持ちします。

もちろん、洗う際にも柔らかいスポンジを使用してください。

 

藤井器物製作所 3WAY水切りボール

藤井器物製作所 3WAY水切りボール

 

 

保温機能は違いがある?

お米は一度に出来るだけ多く炊く方が美味しく炊けると言われています。

例えば、5.5合炊きの炊飯器で1合だけ炊くより、4合炊いた方が美味しいのです。

ただ、多く炊きすぎると、どうしても残ることがあります。

次の日の朝、食べるときに、お米が黄色くなっていたり、まずくなっていると嫌ですよね。 

 

前日の夜に炊いたご飯を次の日も美味しく召し上がりたい方はこだわるべきポイントです。

保温機能というのは、要はゆるく熱している状態です。

ということはせっかく炊き上がりで良い状態の水分が、だんだんと乾燥していってしまいます。

また空気に触れたことにより酸化が進み、匂いや色の変化にもつながります。

そのため、各メーカーで工夫をしています。

熱の調節

基本機能です。

温度調整することで、水分を蒸発させずに、温めキープします。

再加熱機能がある機種もあります。

スチーム

水分が飛んだら補充するという発想の機能です。

劣化は水分の蒸発が主なものですので、効果は高いと思います。

結構良いと思います。

真空

釜の中の空気を抜き取って真空にする機能です。

そうして、お米を空気に触れさせないことで、酸化や劣化を防ぎます。

合わせて、水分の蒸発も抑えます。

 

基本は高級機になると、保温機能が充実します。
24〜40時間は、「美味しく食べられる」と宣伝はされていると思いますが、6〜8時間が限度かと思います。
スチームや、真空のタイプはもう少し長く持ちそうです。

 

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まとめ

炊飯器のオススメポイント

①IH炊飯器(予算に余裕があれば「圧力IH」)

②丸釜、鉄鍋ならOK(高級釜はいくらでもありますが、そこまでの違いは……?)

③「保温機能」に注目!(炊き上がりはある程度以上の機種から変わらないので)

 

 というわけで、炊飯器のポイントでした。

 

以前、炊飯器の高級機ブームがありましたが、正直10万円の炊飯器も5万円の炊飯器も大して変わらないと思っています。

 

1万円と3万円の炊飯器だと、かなり違います。

 

ですので 、価格で言えば、3〜5万円の機種を購入されれば、間違いはないと思います。

ただ、3〜5万円で購入すれば良いというのではありません。

3〜5万円で売っていた機種が、広告や商品の入れ替えで2〜3万円になっている時がチャンスです。

 

以前、冷蔵庫選びのご紹介でも書きましたが、「壊れてから買う」とお得には買えません。

「保温すると匂いが出てきたな」とか、「炊き上がりにムラが増えたな」と思った時から商品検討を始め、価格が下がった瞬間に購入するのがベストです。

 

食欲の秋に、炊飯器をご検討中の方に、少しでもお役に立てたら嬉しいです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

それでは、また次回!