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【Netflixオリジナル】ドラマ「今際の国のアリス」の感想とおすすめポイント

こんにちは、あとかです♪ 

漫画や小説、映画やドラマにも、「デスゲーム」といったジャンルがあります。

大抵は登場人物たちが突然巻き込まれ、外界とは遮断された場所に閉じ込められることから始まります。

そして、否応なく 何らかの「ゲーム」に参加せざるを得なくなり、成功すれば莫大な報酬が、逆に失敗すれば「死」もありえる過酷な条件に挑むことになります。

その多くは謎の「運営者」によって、ルールが決められ、そのジャッジをも担っています。

以前、そのジャンルでは、Netflixで韓国ドラマ「イカゲーム」が大ヒットしました。

その作品が公開された当初、日本の特に漫画作品からの影響が指摘されました。

確かに日本の漫画で、かなり流行ったジャンルです。

 

今回は、そんな漫画が原作の日本版デスゲームドラマ「今際の国のアリス」の感想とおすすめポイントについてご紹介します。

ネタバレ等は極力していませんが、あらすじや登場人物紹介等で一部記載されています。

ご了承ください。

 

画像引用元:Netflix

 

【Netflixオリジナル】ドラマ「今際の国のアリス」の感想とおすすめポイント

「今際の国のアリス」とは

原作漫画は、作者の麻生羽呂さんにより、月刊誌「週刊少年サンデーS」にて2010年から開始されました。

途中から「週刊少年サンデー」に移籍連載され、全65話で完結しています。

単行本は18巻まで。

その後、黒田高祥さん作画によるスピンオフ作品「今際の路のアリス」が発表されます。

さらに麻生さん自身作画による後日譚の「今際の国のアリス RETRY」も連載され、それぞれ完結しています。

タイトル通り、ルイス・キャロルの有名な児童小説「不思議の国のアリス」にちなんだ設定が多く見受けられます。

その一つとして、トランプのカードが重要な存在となっているのが特徴です。

2020年にNetflixオリジナル作品「今際の国のアリス ” Alice in Borderland”」としてドラマが制作され、シーズン1が配信されました。

また2022年にシーズン2が公開され、1話あたり約50分程度で、全16話にて完結しています。

シーズン1と2のちょうど間となる、2021年には「イカゲーム」が配信されて世界的に大ヒットしたため、同時期で同ジャンルの本作品も一緒に取り上げられる場面がありました。

全世界190カ国にも配信もされ、評価を受けています。

 

 

あらすじ

有栖良平(アリス)は、大学を中退した上、就職もうまくいかず、厳格な父から優秀な弟と比較され続け、自室に引きこもってパソコンゲームにのめり込む怠惰な生活を送っていました。

そんなストレスを溜めていたある日、親友のカルベとチョータの3人で、渋谷のスクランブル交差点でふざけていたところ、そのせいで数台の車が絡む交通事故を起こしてしまいます。

駆けつけている警官の姿を避け、駅の公衆トイレの個室に逃げ込んだ3人でしたが、突然あたりが真っ暗になります。

スマホの電源もつかず、停電で薄暗い中をやっとの思いで抜け出してみると、そこに広がっていたのは、奇妙な東京の姿でした。

さっきまで騒がしく雑踏だった渋谷のスクランブル交差点には、静寂に包まれ、人の姿は全く無くなっていました。

その後、3人で街のどこを探しても人の気配すらありませんでした。

夜になり、あたりは真っ暗となりましたが、突如、ビルの大きな電光掲示板に強い光が灯りました。

そこには「ようこそ プレイヤーのみなさま まもなく【GAME】を開始します」と表示されていました。

その表示に導かれ、3人は、とある雑居ビルに足を踏み入れます。

そして、そこの場所が、最初の「GAME会場」となっていたのでした。

 

画像引用元:IMDb

「今際の国」のルール

世界のルール

入国時とGAMEクリア時に、「ビザ」が発行されます。

そのビザが切れた人は、その日の24時を過ぎると、天空から撃ち込まれる赤いレーザー光線で頭部を貫かれ、死に至ります。

つまり、死を賭けたGAMEに参加し続けないと、いずれにしても命を落とすことになるのです。

また、入国タイミングは人によって異なり、何日も前から過ごしていた人もいれば、新たに入ってくる人もいます。

また、スマホはおろか、ICの使われている全ての電子機器は全て使えなくなっています。

その代わり、アナログ製品は使用することができます。

原作漫画では「げぇむ」や「びざ」とひらがな表記ですが、ドラマの字幕では「GAME」や「ビザ」といった表記になっています。

この国が何なのか、どうすればこの国から抜け出せるのかは誰にもわかっていません。

 

GAME(げぇむ)のルール

「GAME(げぇむ)」はプレイヤーが会場に自ら出向いていくか、いつの間にかその場で始まってしまう場合もあります。

一旦その会場に入ると、その場から出ることはできません。

故意にでなかったとしても、もし出てしまえば、その時点で命を落とすことになります。

 

「GAME(げぇむ)」は、始まってみないとどういった内容なのかはわかりません。

個人戦やチーム対抗戦、誰か一人のみが勝ち上がる等、それぞれで異なっています。

運営者側から対戦相手が配置されていたり、スパイとして運営者側からプレイヤーの中に忍び込ませてる場合もあります。

 

それぞれのGAME には、トランプのカードで特徴と難易度が割り当てられています。

: フィジカルゲーム。体力や運動能力がものを言います。

: チーム戦。他のプレイヤーと協力してクリアを目指します。

: 頭脳戦。知識や発想力の戦いとなります。

: 心理戦。裏切り合いなど人の心を弄ぶ様な設定となっています。

数字の大きさがそのまま難易度の高さを表しています。

他の場所と違い、GAME会場だけは支給されるスマホ等の電子機器が使える様になっています。

 

GAMEをクリアし続けるとどうなるのか、誰にもわかっていません。

また、シーズン1の時点では絵札は出ておらず、それぞれのマークのA〜10までが登場しています。

 

登場人物

アリス(有栖良平) /山﨑賢人

画像引用元:IMDb

本作の主人公。

落ちこぼれで引きこもっていた青年でしたが、熱中していたゲームにより観察眼と思考力が培われていました。

かつて「ゲームには必ず攻略法がある」というのが口癖で、この世界でも、それを武器に「GAME」をクリアしていきます。

 

ウサギ(宇佐木柚葉)/ 土屋太鳳

画像引用元:IMDb

アリスが「今際の国」で出会い、行動を共にする様になります。

彼女の父親は有名なクライマーで、一緒に登山をしていたウサギも高い身体能力と強い心肺機能を持っています。

 

アリスの親友

画像引用元:IMDb

カルべ(苅部大吉)/ 町田啓太 :写真左   

アリスの友人。

バーの従業員で、そのお店がアリスやチョータの溜まり場になっています。

クールに見せているものの、喧嘩も強く、やや暴力的な傾向もあります。

とは言え、友情に厚く、アリスやチョータを信頼しています。

 

チョータ(勢川張太)/森永悠希 :写真右

アリスの高校時代からの友人。

3人の中で唯一会社に勤めています。

母親が宗教に熱心に信心し、その影響で、自分のピンチには手を合わせて祈る仕草をします。

学生時代は気が弱く、周囲に馴染めなかったところを、カルべやアリスに救われています。

 

チシヤ(苣屋駿太郎) / 村上虹郎

画像引用元:IMDb

「今際の国」で出会ったプレイヤー。

常に冷静で、人の死や他人が傷つくことにも動揺しません。

また、自分の「生」にもそれほど執着していない様に見えるものの、GAMEには強く、いつも飄々と優勢側についています。

 

クイナ(水鶏光) / 朝比奈彩

画像引用元:IMDb

「今際の国」で出会ったプレイヤーで、チシヤと行動を共にしています。

ある格闘技の経験と、ジェンダーに秘密を抱えていることが示唆されています。

 

ボーシヤ(弾間剛)/ 金子ノブアキ

画像引用元:IMDb

「今際の国」で出会ったプレイヤーで、巨大なホテルだった建物を「ビーチ」と名付け拠点としています。

そこに多くのプレイヤーを住まわせ、生活を助け合いながら、GAMEを攻略するコミュニティを形成しています。

全体を取り仕切る幹部連の長として、カリスマ性を発揮しています。

 

アグニ(粟国杜園)/青柳翔

画像引用元:IMDb

「今際の国」で出会ったプレイヤーで、「ビーチ」の幹部の一人。

武闘派集団のリーダーで、素行の悪いメンバーを率いています。

「ビーチ」のボスのボーシヤとは敵対関係であるものの、今のところは緊張感はありつつ、平穏に見えています。

 

ドラマ「今際の国のアリス」の感想とおすすめポイント

サスペンス好き、ドキドキしたいなら!

「イカゲーム」「カイジ」「ライアーゲーム」「神様の言う通り」などの映画・ドラマ・漫画がお好きな方なら必ずハマれると思います。

ゲームの一つ一つが、シンプルで、それだけに「自分ならどう攻略する?」と思いながら観られます。

ただ、GAMEに失敗したら「死」。

成功したとしても「生きてGAMEを終われる」だけというアンバランスな報酬です。

リスクとベネフィットが全く噛み合っていません。

ただ、いくつかのGAMEをクリアしていくと、主人公同様、理不尽に見えても、実はルール自体は「公平」だと言うことに気づきます。

最初から、答えは用意されていることも多く、そうでなくても必ず攻略法が用意されているのです。

何らかの方法で「必ずクリアできる」というのは、大事は設定だと思います。

それだけに、成功も、失敗も納得できます。

 

画像引用元:IMDb

ちゃんと「答え」がある

本作品は、シーズン2で物語は完結しています。

もちろん続けようと思えば続けられます。

実際に漫画原作では「今際の国のアリス RETRY」として続編(後日譚)が発表されています。

海外ドラマでは、次のシーズン更新がストップして、前シーズンラストのクリフハンガーをぶん投げて終わってしまうものが結構あります。

でも、この作品に関しては安心です。

この「今際の国」とは何なのか?

人々は、何故ここに集められたのか?

その「答え」はちゃんと語られます。

ただ、私自身は納得の「答え」でした。

 

主人公の好みは分かれるかも

原作通りの部分ではありますが、こういったデスゲームに巻き込まれる主人公は大抵、俗に言う「クズ」なことが多いのです。

この作品でも、主人公のアリスは人生にうまくいっていない、引きこもりのパソコンゲームオタクです。

そのパソコンゲームのおかげで、アリスは「今際の国」のGAMEも攻略できるのですが、それ以外の部分ではさっぱりです。

人付き合いも苦手で、すぐウジウジします。

その落ち込んだり、混乱したり、動揺したりするシーンが結構長いのです。

そこは好みが分かれるところかもしれません。

 

画像引用元:IMDb

 

 まとめ

今回は、【Netflixオリジナル】ドラマ「今際の国のアリス」の感想とおすすめポイントについてご紹介しました。

 

ドラマ「今際の国のアリス」の感想とおすすめポイント       

  1. サスペンス好き、ドキドキしたいなら!
  2. ちゃんと「答え」がある
  3. 主人公の好みは分かれるかも

「カタカタするBOX」はLSS (id:little_strange)さんのこちらのブログから! 

 

本作品はNetflixにて「16歳以上」のレイティングが設定されています。

確かに、簡単に人が死ぬシーンがかなりあります。

その点は注意です。


www.youtube.com

 

Netflixに加入済みの方、サスペンス、デスゲーム系がお好きの方、是非お試しください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それではまた次回!

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