こんにちは、あとかです♪
「ユートピア」と言う言葉をご存知ですか?
「ユートピア」とは、イギリスのトマス・モアの書いた同名の著作にでてくる国家のことで、「理想郷」と訳されます。
そのユートピア(”UTOPIA”)というタイトルのAmazonオリジナルドラマが配信されました。
Amazonオリジナルのドラマは、地上波と違い規制が緩く、キツめの暴力描写や表現も多用されます。
ただ、その分自由な発想のドラマも多く、面白い作品の割合が多い様に思います。
今回は、【Amazonオリジナル】海外ドラマ「UTOPIA(ユートピア)〜悪のウィルス〜」の感想について、ご紹介します。
画像引用元:Amazonプライムビデオ
【Amazonオリジナル】海外ドラマ「UTOPIA(ユートピア)〜悪のウィルス〜」は予言の書?【感想】
海外ドラマ「UTOPIA/ユートピア〜悪のウィルス〜」とは
2020年10月から配信開始されたばかりの、Amazonプライムビデオオリジナルの海外SFドラマです。
当然、Amazonプライムビデオ独占配信です。
1話あたり50分前後で、シーズン1は8話で完結しています。
元々はイギリスのドラマのリメイク作品だそうで、大ヒットこそしていませんが、カルト的な人気を誇っている作品です。
ウィルスによる「パンデミック」や「陰謀論」、「生物兵器」「企業ミステリー」等、盛り沢山の内容です。
ただ、コロナウィルスの流行という、偶然の符合により、若干の物議を醸し出し、シーズン2への継続も危ぶまれたりしています。
あらすじ
偶然見つかったある1冊のコミックが、オークションに売りに出されます。
「ユートピア」という題名のそのコミックには、ウィルスによる世界的なパンデミックが予言されていると言われています。
何人もの「陰謀論」マニア達がオークションに集まり、その金額はどんどん吊り上っていきます。
結果、1人の男が購入します。
そこに謎の2人組が現れ、購入者を殺害し、「ユートピア」を奪おうとします。
けれども、それは既に、ある少年に持ち出されていたのです。
一方その頃、街では、子供達に謎のウィルス感染が拡大しています。
最初は50人の子供達が被害に遭います。
それから加速度的に感染者と死亡者が増え始めます。
果たして「ユートピア」には何が描かれ、本当にパンデミックの解決につながるのでしょうか?
画像引用元:Amazonプライムビデオ
「UTOPIA(ユートピア)」感想
①思い浮かぶ日本の漫画作品
このドラマを観ていて、一番最初にイメージしたのは、浦沢直樹の漫画でした。
「BILLY BAT(ビリーバット)」や「20世紀少年」というサスペンスものに近い内容です。
20世紀少年の主人公達が子供時代に描いた落書きの様なものが「よげん(予言)の書」だったり、「BILLY BAT」ではそのまま「漫画」が完全に予言の書になっています。
ドラマの中心となる「UTOPIA」と言うコミックも、ある意味でパンデミックの「予言の書」で、その解決法まで描かれていると信じられています。
たた、出てくる人物が次々と殺害されたり、謎が謎を呼ぶ展開は、同じく浦沢作品の「MONSTER」も彷彿とさせます。
クリフハンガーの連続で、風呂敷を広げ続けていくスタイルです。
主人公と別の場所で、同時進行で事件が進んだり、拡大していくのも似ています。
浦沢漫画好きなら楽しめると思います。
② 登場人物のキャラクターよりも
登場人物については、正直言って好みが分かれると思います。
誰に感情移入して良いかも、少し戸惑います。
その分、ある意味でストーリーのみに没入できると思います。
登場人物同士のキャラクターよりも、その場その場で、次に何が起こるのか、そればかりが興味が湧きます。
ここまでネタバレしない様に書いていますが、主人公と言える重要人物が特に好きになれません。
どちらかといえば、悪人側の方が魅力的な人物が多いと思います。
また、悪人同志は意外なところで繋がっていますが、その目的は、後半まではっきりとは明かされていません。
もしかして悪ではない?のかも知れません。
画像引用元:Amazonプライムビデオ
③安定のAmazonプライムオリジナル
同じくAmazonオリジナルドラマの「The Tick/ティック」や「UPLOAD/アップロード」がお好きだった方には、ハマる要素が多いと思います。
独特の色使いや、ストーリー展開は万人受けを目指す地上波の海外ドラマとは趣がかなり異なっています。
また、その辺は好みが分かれると思いますが、イギリスドラマ特有のウェット感の様なものも感じます。
シーズン1のフィナーレとなる第8話では、一つの「大きな謎」の解決と、そして「さらに大きな謎」が新たに提示されます。
まとめ
今回は、【Amazonオリジナル】海外ドラマ「UTOPIA(ユートピア)〜悪のウィルス〜」は予言の書?【感想】について、ご紹介しました。
よりによってこのタイミングで配信開始しないといけなかったのは誤算だったでしょう。
Amazonプライムのオリジナルドラマは、大抵ずっと前から完成していて、プレビューをかけた上で配信されています。
そもそも原作のイギリスのドラマは2013年に放送されています。
作っておいて、年を跨いでまで寝かすこともできなかったのでしょう。
もちろん、来年になったところで、残念ながら事態が大きく好転しているとも思えませんし。
実際に海外のレビューの評価は、コロナ禍も絡んでマチマチだそうです。
でも、今だからこそ観ておいても良い作品だとも思います。
Amazonプライム会員で、気になった方は、是非チェックしてみてください。
お口に合いましたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、また次回。
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