こんにちは、あとかです♪
皆さんは「人生ゲーム」というボードゲームで遊んだことがあると思います。
タカラトミーから発売され、今なお毎年の様に新作が発売されるという人気の老舗ボードゲームです。
我が家にも、別バージョンの「人生ゲームドリームチェンジ」(2010年)と、「週刊少年ジャンプ人生ゲーム」(2018年)の2つあります。
家族みんな大好きで、年末年始はもちろん、夏休みや春休みなど長期の休みで自宅にいる際には、よく人生ゲーム大会を開催します。
昨年末に、我が家では新たな人生ゲームを購入しました。
それは、海外版のオリジナルの人生ゲーム(THE GAME OF LIFE)です。
今回は、【海外版オリジナル】人生ゲーム(THE GAME OF LIFE)で遊びました【日本版との違い】についてご紹介します。
【海外版オリジナル】人生ゲーム(THE GAME OF LIFE)で遊びました!【日本版との相違点】
「人生ゲーム」って?
スタンダード版
タカラトミーの公式ホームページによると、日本で「人生ゲーム」が発売されたのは、1968年(昭和43年)だそうです。
日本のGNP(国民総生産)が西ドイツを抜いて世界第2位になり、3億円強奪事件が世間を騒がせていた頃、そして世紀の大イベント「日本万博博覧会」を2年後に控えてまさに「いざなぎ景気」に沸く、高度成長の絶頂期でした。
引用元:タカラトミー公式ホームページ
日本全体に、これからの人生に夢があり、希望が高まっている時期に発売されています。
基本は「すごろく」でありながら、サイコロではなく特徴的なルーレット、立体的な山があり、リアルなドル紙幣を模したお金をやりとりするという、まさに革新的なゲームでした。
当時の子供はもちろん、大人も夢中になったことでしょう。
私自身が最初に記憶しているのは、3代目の「NEW人生ゲーム」(1983年)の様です。
画像引用元:タカラトミー公式ホームページ
その後、代替わりは進み、現在は2016年に発売された7代目が流通しています。
通常コース意外に別に4つの追加ステージが付属しており、組み合わせ次第で16通りもの人生が楽しめるそうです。
別バージョン
元号が平成に入り、かつて子供時代にスタンダード版を遊んでいた「大人」向けの人生ゲームが発売となりました。
「人生ゲーム平成版」(1988年)は、その当時の日本の世相を反映していて、「カウチポテト」や「消費税導入」などの今はもう懐かしいフレーズが並んでいます。
この商品の大ヒットにより、毎年の様に別バージョンやコラボバージョンが発売となっています。
「ドラえもん」、「ポケットモンスター」、「ミッキーマウス」といった人気キャラクターはもちろん、「阪神タイガース」や「アントニオ猪木」、「よしもと芸人」等のコラボまで発売されています。
我が家には「少年ジャンプ」コラボ版があります。
駒が車でなく、「ドラゴンボール」の悟空や「ワンピース」のルフィ等、ジャンプの人気キャラクターです。
また、お金のやり取りでなく、歴代の連載漫画のキャラクターの描かれたメダルをやりとりします。
もう一つ持っているのは、「人生ゲームドリームチェンジ」です。
盤面が4枚に分かれていて、ルーレットの展開により、よりエキサイティングな裏面に進むという特徴があります。
オリジナル版人生ゲーム(THE GAME OF LIFE)とは
日本の人生ゲームのオリジナルとなる「THE GAME OF LIFE」は、アメリカで1960年に発売されました。
現在はハズブロ社(Hasbro, Inc.)により、販売されています。
THE GAME OF LIFEにも別バージョンがあり、「ADDS PET」(ペットが飼える)や「JUNIOR」子供向けバージョンも発売されています。
高校生の長女が、昨年末に「英語版の人生ゲームがしたい」と言い出しました。
我が家の子供達(特に長女)は英語が好きで、以前から興味はあった様です。
実際に調べてみると、Amzonでも簡単に手に入る様なので、早速今回購入してみました。
海外版オリジナルと日本版との相違点
(ADD PETSバージョンです。)
違う点
マス目に何も書いていない
ここは大きな違いで、マス目には最低限のことしか書かれていません。
黄色いマスはすべて「アクション」というカードを引くことになります。
アクションカードには、当然指示が全て英語で書かれています。
小さなマス目に書かれていない分、しっかりとした文章で説明されています。
ある程度の英語力がないと、何が書かれているのか、何をしたら良いかわかりません。
かといって子供向けのボードゲームですから、そこまで難易度は高くないので、英語教育の一つとしては良いと思います。
山がない(立体的でない)
意外だったのは、ゲーム版自体がフラットだったことです。
完全に平べったく折り畳むこともできますし、全体的にサイズも小さいです。
マス目に指示の文章を書かなくて良いので、小さくできるのだと思います。
山があるのは日本版のオリジナルなのかもしれません。
お金がリアルでない
これもとても意外でした。
本場だから結構ちゃんとしたリアルなドル紙幣かと思ったら、ものすごく簡素なものでした。
でも、確かに日本のボードゲームでお金が使われる場合も、1万円札そのものの図柄は少ない気がします。
「K」は1000の略なので、最低金額でも「10,000」からです。
ちなみに白い「50,000」と書かれているのは、日本の人生ゲームで言う「約束手形」(借金)です。
必ず、何らかの職業につく
日本版ではある程度のマス目の間で就職できないと「フリーター」になりますが、オリジナル版では大卒コースか就職コースかをまず自分で選び、必ず職に就きます。
大卒コースは給料が高くなりますが、すごろく的なマスの数は多くなります。
就職コースは給料が安い分、マス目の数は少なく、すごろく的には有利です。
職業カード一例です。
大卒コース↓
就職コース↓
持ち家のバリエーションが多い
オリジナル版でも家を購入することができますが、プレイヤー分しかありません。
こちらはカード化されていて、多くのバリエーションがあります。
その分、色々な特徴的な家を選ぶことができて、楽しいです。
(実際にはカードの山の上から引いたランダムな2枚から、選ぶことになります)
同じ点
コマの形状。車に人を乗せる
日本版と同じく水色とピンクの人を模したピンがあります。
家族(ペット)6人まで乗せられます。
ルーレット
心地良い「カリカリカリ」という回転音も同じです。
若干、作りが甘くグラグラしますが、日本の方がかっちりしているのはどの様な製品も同じかもしれません。
ルーレットは外箱に穴が空いてい、触れる様になっています。
海外の玩具の箱って、こうなっていることが多いですよね?
購入時に壊れていないのでしょうか?
面白さ
原点としての、ゲームの楽しさは変わりがありません。
シンプルで、比較的時間もかかりません。
(もちろん慣れていないと英語を読むのに時間がかかります)
お子さんの英語の勉強にも良いと思います。
高校生の長女(英検2級程度)はサラサラ読みますが、小学6年生の息子はいくつかヒントを出して何となくわかる程度です。
大人でも知らない単語が出てきますのでスマホの辞書を片手にやりました。
幼児期から英語を勉強されていたり、興味があるお子さん(8歳以上対象)には遊べる教材だと思います。
まとめ
今回は、【海外版オリジナル】人生ゲーム(THE GAME OF LIFE)で遊びました!【日本版との違い】について、ご紹介しました。
違う点
- マス目に何も書いていない
- 山がない(立体的でない)
- お金がリアルでない
- 必ず、何らかの職業につく
- 持ち家のバリエーションが多い
同じ点
- コマの形状。車に人を乗せる
- ルーレット
- 面白さ
「カタカタするBOX」はLSS (id:little_strange)さんのこちらのブログから!
改めて「人生ゲーム」のシンプルな面白さを再認識しました。
本当の「人生」はなかなか大変ですが、今年も楽しく過ごしたいですね。
次に発売される「令和版 人生ゲーム」には、「PCR検査」や「在宅勤務」、「テレワーク」、「巣ごもり需要」なんかが取り込まれるかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた次回!
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