こんにちは、あとかです♪
昭和のおじさんが、同世代の集まって昔の映画の話をすると、驚いたシーンや結末ばかりです。
古い映画で、有名すぎて、もはや誰もが結末まで知っている映画がたくさんあると気づきました。
今回は、【名作映画5選】誰もが知っているので、もう言っても良いと思うネタバレ集について、ご紹介します。
当然ながら、今回の記事は、映画のネタバレをしています。
タイトルを見て、結末を知らず、今後観る可能性のある作品は、是非読み飛ばしてください。
【ネタバレあり】もう一般常識レベルなので、オチを言っても良いと思う名作映画5選
猿の惑星
画像引用元:Amazonプライムビデオ
公開:1968年〜
いくつもの続編や、リメイク(リブート)が製作されたSF映画の古典と言える名作です。
個人的には、生まれる前に公開された作品ですが、テレビ放映やビデオで視聴しました。
初めて観た時点で、既にオチを知っていたような気がします。。。
例えそうであっても、面白い作品です。
あらすじ(ネタバレなし)
20世紀。
アメリカを飛び立った宇宙船では、4人の宇宙飛行士が任務に当たっていました。
彼らは、宇宙空間での6ヶ月の任務を終え、いよいよ地球に帰ることになります。
しかし、彼らが帰る地球は、既に20世紀ではありません。
光速に近い速度で移動している宇宙船内では時間の進みが遅く、彼らのとっての6ヶ月は地球ではおよそ700年に相当するのです。
つまり、彼らが戻る地球は27世紀。
旅立ちの日に彼らを見送った人たちは、既に皆亡くなっていて、何世代もの子孫が待っているはずでした。
いよいよ地球に近づき、4人は睡眠薬により自らを冬眠状態にして帰還に備えることになりました。
いきなり、宇宙船が衝撃を受け、冬眠装置が一斉に解除されました。
残念ながら4人のうち1人は事故の影響で亡くなっていました。
目覚めることができた3人の宇宙飛行士たちは宇宙船がトラブルに遭い、謎の星に不時着していることに気がつきました。
幸い、地球と同じように大気があり、呼吸も可能でした。
しかし、実は、その星は、知能の高い猿たちが支配する「猿の惑星」だったのです。
その星では、「人間」は知能が低く、文化や言語すら持っていない下等生物扱いでした。
高い知能を持ち、言語を操る3人は、猿たちに不審がられ、ついには捕まってしまいます。
他の人間たち同様、奴隷のような扱いを受けることになるのです。
やっとのことで、つかまっていた猿の牢獄から逃げ出した主人公。
猿たちが自ら入ることを禁じている「禁足地」の海辺で、あるものを見つけます。
それは、砂浜に突き刺さる、「自由の女神像」の半身でした。
彼らが、不時着したのは「猿の支配する星」ではなく、未来の地球の姿だったのです。
ラストシーンが有名過ぎて、以前発売されていたDVDのパッケージにそのまま描かれていて、壮絶なネタバレをしていました。
スターウォーズ
画像引用元:Amazonプライムビデオ
公開:1977年〜
3部作ずつ公開され、全9エピソードです。
物語の時系列が1から9に進んでいくことになり、公開順では、「スターウォーズ」エピソード4〜6、1〜3、7〜9となります。
つまり最初に公開された「新たなる希望」(エピソード4)、「帝国の逆襲」(エピソード5)、「ジェダイの帰還」(エピソード6)の3作を中心に、過去と未来の物語が綴られています。
その最初の3部作、エピソード4〜6の設定は、すでに誰もが知っていて、他の作品のパロディやオマージュとして使われています。
宇宙空間に流れていく字幕のオープニングロールによる、物語の説明が有名です。
あらすじ(ネタバレなし)
遠い昔、はるか彼方の銀河系で……。
銀河系に生きる人々は「銀河帝国」の圧政に支配されていました。
恐怖の象徴は、全身黒ずくめで不気味な呼吸音のするマスクをつけたダースベーダー。
そんな帝国に対し、反乱同盟軍が組織され、長く、激しい戦いが繰り広げられていました。
その反乱軍の指導者の1人、レイア姫は窮地が陥り、伝説のジェダイの騎士だったオビ=ワン・ケノービに助けを求めて、2体のドロイド(ロボット)を派遣します。
ジェダイとは、帝国軍のようなダークサイドに対し、ライトサイドに属し、フォースと呼ばれる能力を操ることができました。
しかし、その2体のドロイド、R2-D2とC-3POはトラブルに巻き込まれ、売り出されてしまいます。
たまたま彼らを購入したのが、心優しい青年ルーク・スカイウォーカーでした。
R2-D2に記録された、助けを求めるレイア姫のメッセージ映像を観て、その後、大きな戦いに巻き込まれていくことになります。
そして、そのルーク本人にも、大きな秘密が隠されていたのです。
ヒロインのレイア姫は、実はルーク・スカイウォーカーの双子の妹でした。
そして宿敵のダースベーダーは2人の実の父でした。
ダースベーダーはかつてライトサイドでジェダイの騎士でしたが、ダークサイドに堕ち、師匠であったオビ=ワン・ケノービに倒され全身に大きな火傷を負いました。
そのため、四肢はサイボーグ化され、生命維持装置を内蔵した不気味とも言えるマスクをつけることになったのでした。
そのため、ダースベーダーのトレードマークとも言える、独特の機械的呼吸音が常に漏れてきているのです。
何故、ダースベーダーがダークサイドに堕ちたのかはエピソード1〜3で、その後の帝国との戦いがどうなったのかはエピソード7〜9で観ることができます。
シックス・センス
画像引用元:Amazonプライムビデオ
公開:1999年
物語が始まる前に、字幕で「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には、決して話さないで下さい」という、主演のブルース・ウィリスからのメッセージが表示されます。
それだけオチが大事な映画です。
私は映画館でこの作品を観ましたが、どんでん返しに気持ちよく引っかかりました。
あらすじ(ネタバレなし)
精神科医マルコム(ブルース・ウィリス)は、かつて担当していた患者から銃で撃たれてしまいます。
しかもその元患者は、その場で自ら命を経ってしまい、マルコムは自らの無力さを痛感することになります。
その後、賢明なリハビリにより、仕事に復帰した彼は、コールという少年の治療にあたることになります。
コールは、いつも何かに怯えていて、マルコムにも、なかなか心を開きませんでした。
実は彼は人類に備わる5感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を超えた、第6感(シックス・センス)を持ち主だったのです。
そのシックス・センスとは、死者を見ることができる能力でした。
その能力のせいで、コールは教師や友人、事情を知らない母親からですら疎まれ、寂しい思いをしていました。
マルコムも、撃たれて以来、妻との関係もしっくり行かず、周囲との人間関係も希薄になってしまっています。
コールと関係を築くことで、かつて患者を救えなかった彼自身の心の傷も癒されていくことになります。
マルコムの説得を受け、コールはついに自分の母親に、自分の能力と、辛い事情について打ち明けることになるのです。
最大のオチは、実はマルコム自身が既に幽霊だったということです。
冒頭の凶弾に倒れた時点で亡くなっていて、その後、幽霊としてウロウロしていたことになります。
そのため、妻の態度は冷たくなって(見えていないので当然)、周囲の人間にも相手にされなくなります。
コールは最初から「幽霊のマルコム」とわかりながら、話をしていたのです。
最後、妻が眠っている時に話しかけ、自分自身が既にこの世にいないことを認識し、昇天することになります。
タイタニック
画像引用元:Amazonプライムビデオ
公開年:1996年
実際に起きたイギリス客船タイタニック号沈没事故をベースに、史実やオリジナルを交えて映画化された超大作です。
ラブストーリーと、パニック映画の見事な融合で、世界中で大ヒットしました。
アカデミー賞は、作品賞をはじめとした11部門で獲得しています。
特に、アイキャッチ画像にある、主人公とヒロインが、タイタニック号の船首(舳先)に立って、「ジャック!私、飛んでる!」というシーンは有名です。
また、セリーヌ・ディオンが歌う主題歌「My Heart Will Go On」もビッグセールスを記録しましたので、ご存知の方が多いと思います。
あらすじ(ネタバレなし)
1912年4月10日。
その日は、イギリスの豪華客船「タイタニック号」が、アメリカに向けて、処女航海に出港する日でした。
売れない画家のジャック(レオナルド・ディカプリオ)は、ポーカー勝負に勝ち、タイタニック号の切符を手に入れました。
そうして彼は、故郷のアメリカに帰るため、タイタニック号に乗り込んだのでした。
そこで、ジャックはある女性と運命的な出会いを果たします。
彼女の名はローズ。
上流階級の令嬢ローズは、家の没落を救うために、強制的に財産のある男性と結婚させられることになり、タイタニック号に乗船していました。
惹かれ合う2人は、船内で急激に関係を深めていきます。
4月14日。
順調に航海を進めていたタイタニック号は、予期せぬ事故に遭遇します。
針路上に現れた巨大な氷山を避けきれず、船体が大きく傷ついてしまったのです。
大破した箇所からどんどん海水が流れ込んできて、船は大きく傾き、船内はパニックとなります。
女性や子供から避難を開始しますが、あらゆる場所で事故が起こります。
また海水は冷たく、船から投げ出された人達も長くは生きられませんでした。
タイタニック号が、真っ二つに大きく割れるようにして沈んでいく中、ジャックとローズは手を取り合い、辛くも生き延びるのです。
しかし、どこまでも暗く、冷たい海に囲まれながら、2人は救援を待ち続けることになるのです。
ローズを浮かんだ瓦礫の上に乗せ、ジャックはそこにつかまりながら、海に浸かっています。
極寒の海、冷たい水に体力を奪われたジャックは、最期、ローズに「必ず生き残ると約束してくれ」と頼み、静かに力尽き、沈んでいきます。
その約束を守り、生きる気力を振り絞ってローズは、救援を待ち、一命をとりとめることになります。
この事故から80年以上経って、ローズは100歳を超えていました。
彼女は決められた結婚から逃げ出し、今でもジャックを想い続けています。
ローマの休日
画像引用元:Amazonプライムビデオ
公開:1953年
白黒映画で、オードリー・ヘプバーン主演の古典的な超名作です。
その後に大きな影響を与えていて、世界中で数々のオマージュやパロディを生んでいます。
散髪のシーン、ジェラートを食べるシーン、真実の口の前のシーン、ベスパ(バイク)で二人乗りをするシーンなど、本作を観ていなくても、どこかで必ずフォロワー作品等で観たことがある場面だと思います。
未視聴の方はこの機会に一度ご覧いただけたら嬉しいです。
あらすじ(ネタバレなし)
某国のアン王女(オードリー・ヘプバーン)は、ヨーロッパ各国を熱烈な歓迎を受けながら、表敬訪問しています。
アン王女は、過密スケジュールによる疲労や、自由の全くない生活に嫌気がさし、もう限界となっています。
最後の訪問国、イタリアのローマで、ついに彼女は逃げ出してしまいます。
そこで偶然、アメリカ人の新聞記者ジョーと出会います。
彼女は「王女」という自分の素性を隠し、ジョーに接します。
ただの奇妙は女性だと思っていたジョーでしたが、やがて彼女が失踪したアン王女だということに気づきます。
そこで、ジョーは自分の職業を隠し、友人のカメラマンに密かに依頼し、スクープのために彼女と街を散策することにするのでした。
アンはジョーに連れられ、市場で庶民のように買い物をし、美容院で髪を切り、スペイン広場でジェラートを買い食いします。
ローマの街をデーでは、王女である彼女にとって、初めての経験ばかりでした。
そんな彼女と過ごす内、次第にジョーは彼女に惹かれていきます。
そしてアン王女の心も、少しずつ近づいていくのです。
けれども、重要なポストであるアン王女がいつまでも逃げ出したままではいられないということは、2人にもわかっていました。
失踪から職務に戻ったアン王女の会見にジョーが参加します。
そこでアン王女はジョーが新聞記者であることに気づきます。
会見で他の記者達からの「最も気に入った訪問地」について質問を受けたアン王女は、ジョーを見つめながら答えます。
「それぞれに良いところがあり……。いいえ。ローマです。ローマの思い出は一生忘れることはないでしょう。」
そうして彼女は王女としての身分に戻り、ジョーはたった1人、王宮を後にするのです。
まとめ
今回は、もう一般常識レベルなので、オチを言っても良いと思う名作映画5選について、ネタバレありでご紹介しました。
猿の惑星/宇宙飛行士が降り立った惑星は実は。。。
スターウォーズ/親と子、双子の物語
シックス・センス/お前もか!
タイタニック/最後は結局。。。
ローマの休日/その後のオマージュの基となった切ないラスト。
名作映画ですので、ご覧になっている方が多いと思います。
例え観ていなくても、何故かオチや、ラストシーンはご存知の作品もあったのではないでしょうか?
他にも、オチが一般常識レベルになっている作品は、まだまだあると思います。
この記事を読んで、オチが有名な映画って何か思い出されました?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回!
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