こんにちは、あとかです♪
おじさんの私が、新たに読み始める漫画は少なくなってきています。
逆に、昔から読んでいる作品はいくつかあり、中でも「名探偵コナン」は好きです。
1994年から週刊少年サンデーに連載されていて、25年以上も続いています。
連載開始当初、学生だった私は、就職し、結婚し、今では高校生の長女と小学生の長男と一緒に楽しんでいます。
大人気作品ですから、当然TVアニメ化、映画化されています。
その映画も1997年から毎年新作が公開され、最新作でなんと24作目となります。
残念ながら、2020年4月の公開予定だった最新作「名探偵コナン 緋色の弾丸」は、コロナの影響で、来年に延期となってしまいました。
今回は、【まとめ】劇場版「名探偵コナン」の全作品の感想と個人的BEST5について、ご紹介します。
個人的な感想であり、基本的にネタバレはありません。
- 「名探偵コナン」とは
- 映画 「名探偵コナン」全作品一覧
- 第1作『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』/1997年
- 第2作『名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)』/1998年
- 第3作『名探偵コナン 世紀末の魔術師』/1999年
- 第4作『名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』/2000年
- 第5作『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』/2001年
- 第6作『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』/2002年
- 第7作『名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)』/2003年
- 第8作『名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)』/2004年
- 第9作『名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)』/2005年
- 第10作『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』/2006年
- 第11作『名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』/2007年
- 第12作『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』/2008年
- 第13作『名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)』/2009年
- 第14作『名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)』/2010年
- 第15作『名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)』/2011年
- 第16作『名探偵コナン 11人目のストライカー』/2012年
- 第17作『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)』/2013年
- 第18作『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』/2014年
- 第19作『名探偵コナン 業火の向日葵』/2015年
- 第20作『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』/2016年
- 第21作『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』/2017年
- 第22作『名探偵コナン ゼロの執行人』/2018年
- 第23作『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』/2019年
- 第24作『名探偵コナン 緋色の弾丸』/2021年公開予定
- まとめ
「名探偵コナン」とは
20年以上も続いている作品ですので、ご存知の方が多いと思います。
青山剛昌作の少年漫画で、週刊少年サンデーに、1994年から連載開始され、現在も続いています。
連載は1000回をとっくに超えていて、コミックスは98巻まで発売されています(2020年6月10日現在)
鳥取空港に付けられた「鳥取砂丘コナン空港」という愛称は、名探偵コナンの作者の青山剛昌の出身地であることに由来しています。
画像引用元:https://www.pref.tottori.lg.jp/241895.htm
あらすじ
高校生探偵(この時点ですごい設定ですが)の工藤新一は、警察をも舌を巻く、卓越した推理力と観察力で、数々の難事件を解決しています。
ある日、幼なじみの毛利蘭と共に立ち寄った遊園地で、探偵のカンが働き、謎の黒ずくめの男たちによる取引現場を目撃します。
けれども、その組織、「黒の組織」の仲間に見つかってしまい、殴られて気を失っている間に、開発されたばかりの毒薬を飲まされてしまいます。
新一が目覚めた時、彼の姿は小学校低学年程になっていました。
この毒薬では、幸い死には至らなかったものの、副作用でその様な事態になった様でした。
生きていることが「黒の組織」にバレると、周りの人間にまで危険が及ぶと察知した新一は、蘭に問い詰められた時、とっさに「江戸川コナン」と名乗ります。
そうして、体は子供、頭脳は高校生のままの小学生探偵が誕生したのです。
映画 「名探偵コナン」全作品一覧
第1作『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』/1997年
画像引用元:Amazonプライムビデオ
記念すべき、劇場版コナン第1作です。
TVアニメからの延長線上にあり、映画ならではの派手なシーンもありますが、基本は人間(推理)ドラマです。
原作や、アニメのオリジナルエピソードにも散見される、犯人によるかなり突飛な動機による犯行は、ここでも健在です。
殺人事件ではなく、連続爆破事件を、コナンというよりも新一として追います。
映画ではよく見かける爆弾の2色のコードの選択ですが、緊迫感は十分です。
今頃気づきましたが、「時計仕掛けの摩天楼」って、「時計仕掛けのオレンジ」のもじりなんですね。
確かに爆弾が出てきます。
犯人によるとんでもない動機は、劇場版第1作でも!
第2作『名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)』/1998年
画像引用元:Amazonプライムビデオ
トランプをモチーフにしての連続殺人のターゲットにすると言うのは、映画的で良い設定です。
人物の名前に、こじつけも含めば、数字が入っている人がとても多いと気づかされます。
普段はボケ役の毛利小五郎が、たまにしっかりするところが好きな方は、特に楽しめます。
また、本作は女性人気が高い作品と聞きました。
確かに、毛利小五郎と付かず離れずの妃英理と、新一と蘭を重ねる演出はなかなか面白い展開でした。
「事実は真実とは限らない」というキーワードが印象的。
第3作『名探偵コナン 世紀末の魔術師』/1999年
画像引用元:Amazonプライムビデオ
劇場版では「怪盗キッド」と、西の高校生探偵「服部平次」が、初登場です。
キッドが「特別ゲスト」の立場になっていて、最近の劇場版ほどは出しゃばってきません。
ただ、それだけに登場すれば、必ず美味しいところは全部さらっていきます。
ハラハラドキドキといった感じは少ないのですが、ストーリーはよくできています。
ラストの謎解きと盛り上がりは、特にすばらしいです。
出演シーンは少ないものの、キッド好きは、大満足。
第4作『名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』/2000年
画像引用元:Amazonプライムビデオ
単純な、個人による犯罪ではなく、警察内部が関与している事件が、物語の根幹となります。
”Need not to know”=「知る必要のないこと」と言う言葉が出てきます。
「警察の関わった事件」と言う隠語なのですが、効果的に使われています。
この映画を観ると、何故か使ってみたくなります。
アクションシーンもありますが、本格的なミステリーとしても面白い作品です。
観賞後、きっと”Need not to know”を使ってみたくなります。
第5作『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』/2001年
画像引用元:Amazonプライムビデオ
黒の組織と、その脱走者の灰原哀にスポットが当たっています。
そのせいか、いつもより少年探偵団の面々の活躍が目立ちます。
歩と哀の仲が深まるシーンや元太との会話などがとても良く、劇場版コナンの中で最もジュブナイル感のある作品と言えるかも知れません。
この作品くらいから、アクションがとても大掛かりになってきます。
相変わらず、犯人の犯行動機はヤバイですが。。。
初期の名作だと思います。
伏線回収と「30秒間」に注目です。
第6作『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』/2002年
画像引用元:Amazonプライムビデオ
本来は存在しないはずのコナンは、パスポートを持たないため、実際に海外に行くことができません。
公開当時、技術自体はなくても、そのシステムは考えられていたVR(ヴァーチャルリアリティ)技術で、(100年前の)イギリス・ロンドンを舞台にすることを可能にしています。
「シャーロック・ホームズ」をモチーフにしたヴァーチャル空間のため、ホームズは勿論、モリアーティ教授やアイリーン・アドラーなど、おなじみの名前が出ていきます。
また、映画では初登場のコナン(新一)の両親が、活躍します。
この2人は、出てくると、結構何でもできる超人夫婦です。
コナンシリーズには珍しく、最初から犯人が分かっている倒叙形式のストーリーです。
(「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」みたいな形式です。)
本作から、劇場版の脚本家が変わったため、色々これまでと違った試みが実践されています。
本格ミステリーとしても、かなり面白い作品です。
本格的な推理、トリック、伏線回収が秀逸。
第7作『名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)』/2003年
画像引用元:Amazonプライムビデオ
京都が舞台のため、「西の高校生探偵」服部平次が活躍します。
もしかしたら、今回だけは主役と言っても良いくらいです。
また平次と幼なじみの和葉との関係も面白く、良いコンビです。
ストーリー自体は、前作の「ベイカー街の亡霊」に比べると、短調で、驚きは少ないかも知れません。
でも、この作品は劇場版コナンの中でも、結構人気上位です。
京都という舞台や、平次人気、倉木麻衣の主題歌も好評価の理由かも知れません。
そして、本作から、ほとんどのタイトルが「十字路(クロスロード)」のような「漢字(英語読み)」パターンになります。
関西人でないコナン(新一)の関西弁による熱演シーンは見所。
第8作『名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)』/2004年
画像引用元:Amazonプライムビデオ
久し振りに(3作目以来)「怪盗キッド」登場です。
しかも、キッドvsコナンがメインではなく、共闘したりして胸が熱くなる展開。
ただ、その分ミステリーや推理要素は薄めになっています。
飛行機によるアクションシーンや、爆破シーンなど、大掛かりな緊迫した場面は見ものです。
今回は、毛利小五郎ではない、「眠りの〇〇」の推理ショー。
第9作『名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)』/2005年
画像引用元:Amazonプライムビデオ
飛行機の次の舞台は、船でした。
本作は、毛利小五郎が活躍するストーリーになっています。
コナンを観て(読んで)いると、毛利小五郎が自分自身の力で活躍すると、嬉しいんです。
「さよならドラえもん」で、ジャイアンに立ち向かったのび太君を観るみたいな気持ちかも。。。
大型客船が舞台のため、映画の「タイタニック」のオマージュ?のシーンが多い印象です。
推理披露では、毛利小五郎が眠らず、しかもコナンを上回る?
第10作『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』/2006年
画像引用元:Amazonプライムビデオ
10作目ということで、原作者の要望で、オールスターキャストを目指したらしく、ものすごく登場人物が多い作品です。
テーマパークに集まった蘭や少年探偵団が手首につけたフリーパIDの腕輪は実は、小型の爆弾で、彼らが人質となります。
それを知らされたコナンや毛利小五郎は、犯人に言われるままに、ある事件解決のために奔走します。
その途中で、服部平次や和葉、怪盗キッドにも遭遇します。
そんなこんなで、賑やかではあるのですが、ストーリーとしては、少し散漫な印象です。
若干、強引なまでのオールスターキャストを楽しめます。
第11作『名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』/2007年
画像引用元:Amazonプライムビデオ
「棺」と書いて「ジョリー・ロジャー」と読みます。
「海賊旗(ジョリー・ロジャー)」が何故「棺」なのか、ストーリー上、一応わからないではないのですが、何となく噛み合わない気もします。
今作は、全体的には、海洋冒険や宝探しといったことが中心となっています。
そのため、推理ミステリーと考えると、謎解き部分は、少し薄いと思います。
また、派手なら良いというわけではありませんが、劇場版の割には、少し地味な印象です。
蘭&園子コンビ好きなら、今作は楽しいシーンが多いです。
第12作『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』/2008年
画像引用元:Amazonプライムビデオ
「音楽」をテーマにした劇場版12作目です。
手の届かない場所の固定電話の受話器を、コナンが外し、メインゲストのソプラノ歌手が、声で110番にかけるシーンがあります。
このシーンを観た時点では、私はもう大人でしたので、「なるほど!」と思いました。
本当にできるかどうか、「探偵!ナイトスクープ」でも検証されていましたね。
けれども、当時はともかく、最近の子供たちは、固定電話のプッシュホンの仕組みを、理解できるのでしょうか?
コナンに「絶対音感」が備わっているのに、音痴なのが面白いです。
アメイジング・グレースのシーンは聴きどころ。
第13作『名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)』/2009年
画像引用元:Amazonプライムビデオ
劇場版ではご無沙汰だった「黒の組織」 が再登場しています。
いつもの様な殺人事件の解決と、黒の組織絡みで、1粒で2度美味しい構成です。
全体的に登場人物の大人比率が高いせいか、比較的シリアスな展開です。
最後の東京タワーでの銃乱射アクションも、かなりハラハラします。
タレントのDAIGOが、ゲストとして声の出演をしています。
ご想像通りの声で、イメージした通りの棒読み演技です。
今作で、ある人物に「コナン=新一」がバレてしまいます。
第14作『名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)』/2010年
画像引用元:Amazonプライムビデオ
「怪盗キッド」出演回です。
今回はキッド要素が強く、出演シーンも過去に比べると多いです。
それだけに、クールな「キッド様」パートだけでなく、「快斗」パートも見え隠れします。
(怪盗キッドが主役の漫画「まじっく快斗」は、キッドの正体である高校生のストーリーです。)
飛行船によって細菌兵器をばら撒くと言う物騒な犯行予告がなされ、全体的に緊迫感の高いストーリーです。
ちなみに、TV放送開始から毛利小五郎の声を担当していた神谷明から小山力也に、劇場版では今作から変更になっています。
とても良い声なのですが、個人的には、慣れるのに少し時間がかかりました。
いつもより多めの、コナンとキッドの共闘が熱い。
第15作『名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)』/2011年
画像引用元:Amazonプライムビデオ
派手なシーンになるからか、劇場版ではやたらと「爆破」が多いのですが、今作では、ダムがそのターゲットになります。
サブタイトルのタイムリミットの15分で、コナンは、いつもののスケートボードでなく、スノーボードで疾走します。
本筋とは全然関係ないのですが、中盤の元太と光彦の喧嘩のシーンが泣けます。
喧嘩自体ではなく、その後仲裁に入ったコナンのセリフが大人にも、結構刺さります。
(中身は高校生なので、大人びたことを言っても、当たり前なのですが)
「一度、口に出しちまった言葉は、もう元には戻せねーんだぞ。言葉は刃物なんだ。 …(後略)」
それから、「15分」は、劇場版15作目にかけているのでしょうか?
「言葉は刃物なんだ。」のシーンをお見逃しなく。
第16作『名探偵コナン 11人目のストライカー』/2012年
画像引用元:Amazonプライムビデオ
珍しく「漢字(英語読み)」パターンでないサブタイトルです。
今作でもしっかりと、劇場版お約束の爆発シーン入りです。
コナン(新一)がサッカー好きと言う設定を、劇場版では初めて中心に持ってきたストーリーです。
サッカーボールを武器にしている程なのに、これまでは、なかなかサッカー絡みの話はありませんでした。
今回は、十分に、設定が活かされていたと思います。
当時のJリーガー達が、実名、本人役で声の出演をしています。
当然ながらど素人です。
素人の棒読みを、誰が喜ぶのでしょうか?
ずっと聞いていると、何だか楽しくはなりますが。。。
クライマックスの、コナン達のサッカーシーンは見所。
第17作『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)』/2013年
画像引用元:Amazonプライムビデオ
ストーリー重視の会と言って良いかも知れません。
その証拠に、劇場版では毎回恒例に近い「爆発」シーンがありません。
また、コナン劇場版には珍しくスパイアクションです。
京都を舞台にしているので、服部平次と和葉コンビが登場します。
劇場版の回を重ねるごとに、蘭の強さがどんどん人間離れしていきます。
コナンのサッカーボールのコントロールもそう言えます。
自衛隊協力のため、舞台となるイージス艦の内部シーンなどがリアルです。
今作では、ゲストに女優の柴咲コウが出演しています。
声だけでも演技が上手なので、しっかり溶け込んでいます。
細かく張り巡らされていて、伏線マニアは堪らないストーリー。
第18作『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』/2014年
画像引用元:Amazonプライムビデオ
スナイパー絡みの話で、FBI等、外国人の登場人物が多く、若干混乱します。
どちらかといえば、推理ミステリーよりもアクション重視回です。
登場人物の一部は、原作とリンクしていて、映画だけ観ても良くわからないシーンがあるかも知れません。
パックンだとか、元阪神の赤星だとか、うまくない声の出演は誰が得するのでしょうか?
宣伝効果だとしても疑問なのですが。
原作アニメを観ていれば、ある人物が発する、カッコ良すぎる「了解 」というセリフにゾワっと来ます。
第19作『名探偵コナン 業火の向日葵』/2015年
画像引用元:Amazonプライムビデオ
久々の漢字・ひらがなのみで、カタカナ英語が入っていないサブタイトルです。
有名なゴッホの絵画「ひまわり」にまつわるストーリーです。
怪盗キッド出演回なので、殺人事件は起こらず、盗難事件が中心となっています。
女優の榮倉奈々がゲスト出演。
ドラマなどを観ているとそう思いませんが、声だけの演技は、やや棒読みです。
それほど出演がなければ気にならないのですが、割と重要な役だったりします。
それにしても、鈴木財閥って、お金がありすぎです。
最後に明かされる、怪盗キッドの本当の狙いは?
第20作『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』/2016年
画像引用元:Amazonプライムビデオ
「黒の組織」と「FBI」だけでなく、CIAや日本の公安警察まで絡む、複雑な展開となります。
ポスター画像を見るとわかりますが、多くの登場人物が入り乱れ、下手をするとコナン自体は狂言回しのような役回りです。
また、ガッツリと安室透、赤井秀一をプッシュした内容です。
映画の冒頭から私の様なガンダム世代は胸が熱くなる、アムロ・レイ(声:古谷徹)と、「赤い彗星」と呼ばれるシャア(声:池田秀一)のカーチェイスが繰り広げられます。
見逃せないのは、公安の風見裕也も「Zガンダム」の主人公カミーユ・ビダン(声: 飛田展男)と言うことです。
ガンダム世代を鷲掴みにするセリフもこっそり散りばめられています。
(「落ちろ!」とか。)
ゲストに、女優の天海祐希が出ています。
重要な役どころですが、上手で、しかも宝塚仕込みのカッコ良さです。
全体的に「大人」が楽しい回かも知れません。
ガンダム世代は楽しさ「3倍」
第21作『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』/2017年
画像引用元:Amazonプライムビデオ
百人一首の話なので、「恋歌」と書いて「ラブレター」と言うサブタイトルは洒落ています。
コナン等レギュラーと同格扱いで、服部平次と和葉が登場しています。
ラブコメ度が高いのですが、アクションはいつも以上に派手です。
結構陰惨な殺人事件と、劇場版ではお約束の「爆破予告」が絡みます。
また、定番となった芸能人ゲストですが、女優の吉岡里帆はともかく、芸人の宮川大輔の演技は。。。
本作の倉木麻衣の主題歌、好きな人多いですね。
私もです。
倉木麻衣「渡月橋 〜君 想ふ〜」ミュージックビデオ(Short Ver.)
ものすごく物騒なのに有名な名台詞「その手放したら、殺すで。」は痺れます。
第22作『名探偵コナン ゼロの執行人』/2018年
画像引用元:Amazonプライムビデオ
最近、主役のコナンよりも人気が上がっている、安室透をど真ん中に据えた映画です。
安室透は公安警察官で、「黒の組織」に潜入捜査し、「バーボン」と言うコードネームまで持っています。
彼の本名は降谷「零」であり、警察内部で「ゼロ」と呼ばれる組織に所属していることが、サブタイトルの由来です。
ストーリーはかなり複雑で難解だと思います。
子供がちゃんと理解できたのか心配です。
ただ、その分大人が観ても見応えのある作品になっています。
ゲストで、女優の上戸彩と共に、芸人の博多大吉が出ています。
その演技は、お察しの通りです。。。
「安室の女(安室透ファン)」を自称する女性が激増したそうですが、この映画を観ると、よくわかります。
コナンが「安室さんって、彼女いるの?」と聞かれた時の答えは?
第23作『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』/2019年
画像引用元:Amazonプライムビデオ
舞台は、何とシンガポールです。
怪盗キッドが劇場版では久しぶりの登場。
かなり強引な手を使い、コナンを海外に連れ出すことに成功しています。
(本来なら、江戸川コナンとしてはパスポートがないため、日本から出ることはできません。)
劇場版初登場の京極真が良い味を出しています。
園子に惚れていて、「1人本格バトルアクション」担当です。
途中の格闘シーンでは、完全に「ワンピース」を彷彿とさせます。
シンガポールの世界的に有名なホテル「マリーナベイ・サンズ」が、まさかの状態に。
第24作『名探偵コナン 緋色の弾丸』/2021年公開予定
画像引用元:Amazonプライムビデオ
2020年公開予定でしたが、新型コロナウィルス流行の影響で1年延期となりました。
まとめ
今回は、劇場版「名探偵コナン」の全作品の内容とおすすめポイントをご紹介しました。
最後に、個人的BEST5です。
劇場版「名探偵コナン」個人的BEST5
【1位】第6作 『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』/2002年
【2位】第22作 『名探偵コナン ゼロの執行人』/2018年
【3位】第20作 『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』/2016年
【4位】第5作 『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』/2001年
【5位】第21作 『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』/2017年
あくまでも個人的な感想で、全部観た中での好きな作品です。
皆さんがお好きなのは、どの作品でしたか?
劇場版「名探偵コナン」は、現在、Amazonプライムビデオでは有料レンタル可能です。
また、TSUTAYA DISCAS会員は22作目まで無料視聴可能です。
無料お試しでも、もちろん観られます。
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