こんにちは、あとかです♪
子供の頃は、「大人になると、漫画って読まなくなるのかな」と思っていました。
でも、そうでもありません。
流石に、週刊少年ジャンプやマガジンを毎週買ったりはしていませんが、スマホアプリ等で時間潰しに読んだりはしています。
先日、小学生の息子が観ていたアニメが面白かったので、原作を読んでみました。
それは、週刊少年ジャンプに現在も連載されている「僕のヒーローアカデミア」という漫画です。
単行本では既に26巻まで出ている人気漫画で、ご存知の方も多いと思います。
とても面白い作品で、我が家にあった単行本を、現在たて続けに読んでいます。
ただ、そのすごさは、第1話に、既に集約されていると思います。
暴言ではありますが、第1話がピークと言ってしまえるくらいです。
(2話目以降も、ちゃんと面白いです。)
今回は、漫画「僕のヒーローアカデミア」の「完璧な第1話」についてご紹介します。
本記事に、無料で第1〜3話が読める、公式サイトのURLを添付しています。
ご興味を持たれたら、是非お読みください。
引用元:https://shonenjumpplus.com/episode/10833519556325021790
【完璧な第1話】漫画「僕のヒーローアカデミア」を読んでみた
「僕のヒーローアカデミア」とは
「僕のヒーローアカデミア」は、堀越耕平さんにより、「週刊少年ジャンプ」で2014年から連載を開始しています。
現在も連載中で、既に200話を超えています。
単行本の第1巻発売時には即完売状態となり、発売翌月には発行部数30万部を突破したそうです。
第26巻発売時点でのシリーズ累計発行部数は、2600万部を突破しています。
当然ながら、TVアニメ化もされている、ジャンプの看板連載の一つです。
TVアニメでは、米津玄師さんが主題歌(「ピースサイン」)を歌っていました。
『僕のヒーローアカデミア』×米津玄師「ピースサイン」スペシャルミュージックビデオ
STORY
ある時、生まれつき超常能力を持った子供が生まれ始めます。
その数はどんどん増え、世代を経て、ついに人類の8割が何らかの超常能力(「個性」)を持った社会となります。
一方で、「個性」の発現しない少数派は、「無個性」と呼ばれます。
そして、その世界には、「個性」を悪用するヴィランと呼ばれる「敵」に対し、逆に「個性」で立ち向かう「ヒーロー」達が当たり前に存在します。
そんなヒーローに幼い頃から強く憧れていた主人公、緑谷 出久(みどりや いずく:あだ名「デク」)は、残念ながら「無個性」だということが判明します。
それでも、デクはヒーローになることを諦めきれませんでした。
完璧な第1話
お時間のある方は、是非、お読みください。
公式サイトで、無料でお読みいただけます。
なぜ「完璧」なのか。
ここからは、すでに第1話をお読みになったということで書きます。
ネタバレですので、気になる方は読み飛ばしてください。
①主人公が特別でない
ジャンプ漫画で多いのは、生まれつき強い遺伝子を持った主人公という設定です。
本作の主人公デクは、逆には「無個性」というハンデを持っています。
そのため、読者である子供達は超常能力を持っていない「自分と同じ」という設定の主人公に共感できるのだと思います。
自分と同じ境遇のデク君が、「ヒーローになっていく」姿を応援するのです。
引用元:https://shonenjumpplus.com/episode/10833519556325021790/embed#
②クライマックス見開きページ
自分のことを「無個性」と馬鹿にしていた、「個性」を持った強い同級生がヴィランに捕まってしまいます。
その同級生の顔をみた途端、主人公デクが、何も考えずに飛び出していくのが、このシーンです。
無音の演出と、2コマ目と3コマ目の細い枠線で「一瞬」を表現していると思います。
「思わず、駆け出した」ことがわかります。
前のページでグジグジ悩んでいた流れから、一気にこのシーンになります。
初めて読んだ時、ゾワッときました。
引用元:https://shonenjumpplus.com/episode/10833519556325021790/embed#
③伏線回収と2話目以降の引き
第1話のラストシーンで、憧れのオールマイトから言葉をかけられます。
それは、自分が無個性と判明したあの時に、お母さんから言って欲しかった言葉です。
個人的には、ここは親目線になってしまいます。
親が言ってあげる「言葉」というのは大切で、その「言葉」を子供はずっと覚えているものだということを教えられました。
第1話の最後のモノローグも、ありきたりかも知れませんが、完璧です。
まとめ
今回は、漫画「僕のヒーローアカデミア」の「完璧な第1話」について、ご紹介しました。
今現在、既刊分の続きを読んでいます。
既に20巻以上ありますが、最近は外出していないので、読書も捗ります。
大人気の漫画ですし、アニメも4期も続いて、劇場版まである有名作品です。
正直「何を今更」なのですが、未読の大人の方に、是非1話だけでも読んでみてほしいと思い、書きました。
私は歳をとって、涙腺が緩めになってきているので、この1話だけで、もうじわっときます。
お時間があれば、是非お読みください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた次回。