こんにちは、あとかです♪
海外ドラマはいきなりシーズン化する前に、1〜3話のパイロットで、事前に評価を見ることが多いようです。
そのパイロット(第1話)の数字次第では、残念ながら、そのまま終わってしまうこともあるそうです。
逆に、数字や反応が良ければ、スポンサーも付き、一気にシリーズ化、シーズン化への道が開けることになります。
そのため、海外ドラマでは、そのパイロット(第1話)に相当力を入れて作っています。
今回は、「BULL/ブル」シーズン2の第8話「天才vs天才」の内容と、特に第1話に全力をかけた海外ドラマBEST3をご紹介します。
ちなみに、「BULL/ブル」のシーズン1〜2は、Amazonプライムビデオで、視聴できます。
また、WOWOWにて、最新のシーズン3が放送中です。
(WOWOW放送タイトル「BULL/ブル 法廷を操る男」)
私は、「吹き替え派」ですので、基本的に吹き替え版の話題のみとなります。
第1話に全力勝負をかけた海外ドラマBEST3
「LOST/ロスト」
引用元:Amazonプライムビデオ
パイロット版に勝負をかけることは多いのですが、「LOST」に関しては、第1話だけで、10億円もかかっているそうです。
ドラマ序盤、飛行機の墜落事故から生き延びた人々が、ビーチに集まってくるシーンから始まります。
墜落した旅客機の大掛かりなセットや、生き延びた48人の乗客、謎の怪現象など、1話からてんこ盛りです。
墜落した飛行機のセットは、廃機となった本物の飛行機を使用しているそうです。
LOSTは大半をハワイで撮影されていますが、本物の飛行機の輸送だけでも2000万円以上かかっているとか。。。
1話完結では無く、連続ドラマでありながら、めでたくロングシリーズとなり、LOSTIEと呼ばれるような熱狂的なファンもつく作品となりました。
今現在は、Amzonプライムビデオは有料となっています。
「GOT/ゲーム・オブ・スローンズ」
引用元:Amazonプライムビデオ
2話以降もそうですが、ファンタジー世界の構築にかなりのコストがかかっています。
CGが多いとはいえ、舞台となるセットや屋外ロケ、現代劇のように既製品が使えないコスチューム等、お金のかかる要素だらけです。
1話平均で、6億円もかかっているそうです。
しかもシーズン6以降は10億円を超えていると言いますが、まだ私はたどり着いていません。
濃厚で、多くの登場人物が、入り組んで人間関係を形成しているストーリーで、ある程度まとめて観ないとわからなくなってしまいます。(私は。。。)
Amazonプライムビデオで、シーズン8以外は無料で観られます。
フラッシュフォワード
引用元:Amazonプライムビデオ
私が好き過ぎる大コケドラマです。
シーズン1で終了していますが、最後をガッチリクリフハンガーで締めた上、ぶん投げるという完璧さです。
第1話は良かったものの、前半少しだれて、後半になって盛り返しましたが、時すでに遅しという感じでしょうか。
10億円もの制作費をかけた第1話では、全世界で、全人類が同時に2分17秒もの間、意識を失うという現象が起こります。
「ブラックアウト」と後に呼ばれる現象ですが、すべての人が気を失うので、走っている車はそのままぶつかって行き、飛行機は墜落していきます。
当然、全世界各地で大惨事が起こります。
しかも、その気を失っている間に、彼らは自分についてのビジョンを見ているのです。
それは6ヶ月後の「未来視」だとわかります。
しかも世界各国で、まだ会ったこともない人に同じ未来を見て、お互いの運命が絡み合ってくるのです。
かなり面白いイントロです。
キャストには、日本の女優の竹内結子さんもいます。
結構良い役になりそうでした。
ネタバレにならないように、やんわり最後を書きますと、全世界に2度目のブラックアウトが起こります。
それとほぼ同時刻に、主人公が、ビルに仕掛けられた時限爆弾の爆発に巻き込まれます。
そして、全人類が気を失って倒れている中に、ただ一人歩いている謎の人物が出てきます。
また、最後のカットは、未来視で、主人公の娘が誰かに呼ばれて振り返り、「彼が見つかった」と言われて、終わります。
「謎」とスリルをビシッと残して終わりです。
これで続かないという。。。
第1話が良過ぎたのが、おそらく原因でしょうね。。。
「BULL/ブル 」シーズン2
第8話「天才vs天才」
あらすじ
以前働いていた元技師のサイモンが、ファストフードの配達の仕事でTACを訪れます。
ケイブルとは付き合い始めだったものの、数週間前に彼は何も言わずに突然辞めていて、微妙な関係になっていました。
そんな彼が、その直後、仕事で立ち寄った場所で自殺をします。
治験で飲んでいた抗うつ剤が原因だと聞かされたケイブルは、治験を行なっていたデプ製薬を提訴するというサイモンの両親を手伝うことを約束します。
Dr.ブルは、それを協力することにしますが、相手となるのは製薬会社のCEOや弁護士ではありませんでした。
現れたのは、ブルと同じ裁判科学の専門家アルティ・キャンダーでした。
彼女は最新の科学的手法を主張し、擬似陪審など意味がないと言言い放ちます。
Dr.ブルは、対抗心を燃やすことに。。。
Dr.ブルのライバル?
前話の記事で、強大な敵が登場するかも?と書いたのですが、そんな感じの展開になりました。
ブルと同じ裁判科学を主張するライバルというのは、良いアイデアだと思いました。
もう少し、ライバル側の画期的な手法のようなものを見たかったのですが、あまり掘り下げられませんでした。
この後も出続けそうな終わり方でしたので、リベンジの機会がありそうです。
まとめ
今回は、第1話がスゴすぎる海外ドラマについてご紹介しました。
- 「LOST/ロスト」
- 「GOT/ゲーム・オブ・スローンズ」
- フラッシュフォワード
日本のドラマも、1話くらいのパイロットを制作して、それがうまくいった場合だけ、連続ドラマ化すれば良いと思うのですが、そうはいかないのでしょうか?
いきなり連続でやってみて、視聴率で爆死するくらいなら、その方がスポンサーもつくかと思うのですが?
ここまでお読みいただいて、ありがとうございました!
それでは、また次回!