こんにちは、あとかです♪
12月に入って、いよいよクリスマス、続いて大晦日、お正月となりますね。
クリスマスの時期になると、街には様々なクリスマスソングが流れてきます。
定番のジングルベルなんかはもちろん、竹内まりやさんや、山下達郎さん(よく考えたら夫婦でクリスマスに稼ぎすぎですね。。。)、松任谷由美さん、稲垣潤一さん、マライア・キャリーもよく流れますね。
数え上げたらキリがないのですが、そういった「クリスマスソングと言えば?」というと、私は忘れられない曲があります。
それは「Do They know it's Christmas(ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス)」という曲です。
また、同じ様な趣旨の曲で、「We are the World(ウィ・アー・ザ・ワールド)」という曲もあります。
ご存知の方も多いと思いますが、今回は、改めて聞きたい「Do They know it's Christmas(ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス)」と、「We are the World(ウィ・アー・ザ・ワールド)」について、ご紹介します。
- 「Do They know it's Christmas?」(ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス)
- 「We Are The World」(ウィ・アー・ザ・ワールド)
- 「ウィ・アー・ザ・ワールド:25 フォー・ハイチ」
- まとめ
「Do They know it's Christmas?」
(ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス)
「Band Aid(バンド・エイド)」プロジェクト
音声が出せる方は、まずはお聞きください。
Band Aid - Do they know it's christmas 1984 | HD - Widescreen 16:9
恐らく、お聞きになったことがあると思います。
演奏、歌唱しているの、イギリスとアイルランドのロック・ポップス界のスーパースターが集まって結成されたバンド・エイド (Band Aid) という、チャリティー・プロジェクトです。
(ジョンソンアンドジョンソンの絆創膏とは無関係です。)
1984年、エチオピアで起こった飢餓を受け、発起人のボブ・ゲルドフさんとミッジ・ユーロさんにより、「Do They Know It's Christmas?」(ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス)と言うチャリティーのための曲が作られました。
この趣旨に賛同したアーティストたちが、この曲に多く参加しました。
リリース直後、イギリスだけでも250万枚売れ、最終的に370万枚だそうです。
また、全世界では、1170万枚ということで、大きな成功を収めました。
ポール・マッカートニーや、カルチャークラブ、ワム、U2、デヴィッド・ボウイなど、まだ小学生だった私でもそれなりに知っている、すごいメンバーが一緒にチャリティーで歌っているんだなぁと、感動しました。
後には、1989年にはバンド・エイドⅡ、2004年にはバンド・エイド20によって「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」がリメイクされています。
また、2014年にはエボラ出血熱の支援目的でバンド・エイド 30として再結成されました。
もちろん、メンバーは毎回変わっています。
歌詞の意味
大きな意味としては、こんな感じです。
「エチオピアで起きている飢餓に見舞われている人々に、雪が降ったりすることもなければ、今がクリスマスかどうかすら知らないだろう。
そんな彼らに食料を送って、クリスマスをまた味ってもらおう。
世界の誰にもクリスマスが訪れて良いはずだから」
また、歌詞の一部には、このような辛辣な表現もあります。
Well tonight thank God it’s them instead of you
「私たちの代わりに彼らがその境遇にいることを神に感謝しよう」
結構衝撃ではありますが、自分の幸せな環境を自覚し、困っている人を救う行動が取れるような気がします。
敢えて、入れている歌詞だそうです。
1984年(初回)参加アーティスト
- フィル・コリンズ(ジェネシス)
- ボブ・ゲルドフ、サイモン・クロウ、ピート・ブリケット、ジョニー・フィンガーズ(ブームタウン・ラッツ)
- スティーブ・ノーマン、マーティン・ケンプ、ゲイリー・ケンプ、ジョン・キーブル、トニー・ハドリー(スパンダー・バレエ)
- ミッジ・ユーロ、クリス・クロス(ウルトラヴォックス)
- ジョン・テイラー、サイモン・ル・ボン、ロジャー・テイラー、アンディ・テイラー、ニック・ローズ(デュラン・デュラン)
- ポール・ヤング
- グレン・グレゴリー、マーティン・ウェアー(ヘヴン17)
- マリリン
- カレン・ウッドワード、サラ・ダリン、シボーン・ファーイ(バナナラマ)
- ジョディ・ワトリー(シャラマー)
- ボノ、アダム・クレイトン(U2)
- ポール・ウェラー(スタイル・カウンシル)
- ジェームス・"JT"・テイラー、ロバート・クール・ベル、デニス・トーマス(クール&ザ・ギャング)
- ジョージ・マイケル(ワム!)
- フランシス・ロッシ、リック・パーフィット(ステイタス・クォー)
- ボーイ・ジョージ、ジョン・モス(カルチャー・クラブ)
- スティング(ポリス)
- デヴィッド・ボウイ
- ホリー・ジョンソン(フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド)
- ポール・マッカートニー
- スチュアート・アダムソン、ブルース・ワトソン、トニー・バトラー、マーク・ブレゼジッキー(ビッグ・カントリー)
- トレヴァー・ホーン(プロデューサー)
「We Are The World」
(ウィ・アー・ザ・ワールド)
アメリカ版BandAidと言うと、誤解かもしれませんが、「Do They know it's Christmas?」発売翌年の1985年のプロジェクトです。
この曲の方がご存知の方が多いと思います。
アメリカだけで、すぐに400万枚売れ、世界で2000万枚も売れています。
しかも、シングルだけでなく、アルバムもリリースしていますので、世に出た数、金額が桁違いでした。
その理由は、やはり作詞作曲も務めたマイケル・ジャクソンを始めとした、超有名アーティストが45人も参加したことに他なりません。
「USAフォー・アフリカ」と言うプロジェクト名で、アフリカの飢餓救済のためのチャリティプロジェクトでした。
当時、この製作過程を撮影したドキュメンタリービデオもNHKで放映されました。
レコーディングに、続々と(その当時ですら知っている)超有名アーティストが集まってくる感じが、ワクワクしました。
よく考えると、今の「アベンジャーズ」ですね。
USA for Africa - We are the World
歌詞の意味
作詞マイケル・ジャクソンなだけあって、どこまでも優しい歌詞です。
「私たちは世界の一つ、世界の子供達。
みんなの輝く明日を作るために、まずは与えることから始めよう。
私たちの選択が、良い日々を作ることになる。
まず始めてみよう。あなたと私から」
拙い訳で申し訳ありませんが、大意としてはこういう歌です。
主な参加アーティスト
- ライオネル・リッチー
- スティーヴィー・ワンダー
- ポール・サイモン
- ケニー・ロジャース
- ジェームス・イングラム
- ティナ・ターナー
- ビリー・ジョエル
- マイケル・ジャクソン
- ダイアナ・ロス
- ディオンヌ・ワーウィック
- ウィリー・ネルソン
- アル・ジャロウ
- ブルース・スプリングスティーン
- ケニー・ロギンス
- スティーヴ・ペリー
- ダリル・ホール
- ヒューイ・ルイス
- シンディ・ローパー
- キム・カーンズ
- ボブ・ディラン
- レイ・チャールズ
- スティーヴィー・ワンダー
- ブルース・スプリングスティーン
- ジェームス・イングラム
「ウィ・アー・ザ・ワールド:25 フォー・ハイチ」
25年後、2010年にハイチ大地震のチャリティーとして、再度レコーディングされました。
(10年ほど前ですが、)現代風アレンジになっていて、ラップが組み込まれています。
個人的には、ラップ曲は苦手なのですが、この曲に乗せたラップは、かなり格好いいです。
「本場」と言ってしまえばそれまでですが、ちゃんと聞けば、良いものは良いのかもしれません。
食わず嫌いはいけませんね。。。
We Are The World 25 For Haiti - Official Video「「
まとめ
今回は、クリスマスソングとして、「Do They Know it's Christas?」と、合わせて同じ趣旨の「We are the World」についてご紹介しました。
私と同世代以上は、懐かしいと思われる方もいらっしゃると思います。
昔って、世界的なアーティストってたくさんいましたね。。。
今は、私が知らないだけかもしれませんが。。。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、また次回。