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【元家電販売経験員が教えたい】電気毛布を身体に負担をかけず、効果的に使う方法

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こんにちは、あとかです♪

今年の立冬は11月8日でした。

つまり、暦の上では、もう冬が始まっているということになります。

そうは言っても、日中は晴れていれば、まだまだ過ごしやすい気温ですが、さすがに夜は冷え込んできました。

 

私は以前、店舗での家電販売の仕事をしていましたが、夜が寒くなるこの時期の週末に急に飛ぶように売れるのは「電気毛布」という商品です。

 

今回は、寒い夜の快眠の味方、電気毛布の選び方、効果的な活用法についてご紹介します。  

 

 電気毛布って?

文字通り、電気で温かくする毛布です。

仕組みはとても単純で、中に電熱線が通っていて、電気を通電し、暖めます。

大まかに種類を分けると、このようになります。

  1. 敷き毛布
  2. 掛け毛布
  3. 掛け・敷き毛布(兼用)
  4. ひざ掛け
  5. その他(足のみ)

どの用途でも、基本的な仕組みは同様です。

これからご購入の方は、用途に合わせて、ご検討いただくことになります。

 

ただ、私は、「敷き」毛布の方をお勧めします。

素材や強度の面で、「掛け」毛布の方が安いことが多いのですが、普通の毛布でも充分暖かくなります。

また、掛け毛布をつけっぱなしで寝ると、暑くなりすぎて、結局毛布を被らないと言う本末転倒なことにもなりかねません。

 

「掛け敷き兼用毛布」も、一見良さそうなのですが、正直どっちつかずの商品です。

両方の利点を兼ねると言うか、両方の間をとって、どちらにしても使いづらいと思います。

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電気毛布って身体に悪い?

「電気毛布は身体に悪い」と言うことを聞いたことがありませんか?

それに関しては、ある意味正しく、ある意味では間違っています

どういったことが問題になるのでしょうか?

低温火傷

電気暖房での1番の懸念は、この低温火傷だと思います。

毛布に限らず、コタツなどでもありえますが、体温より少し高めの温度(44℃~50℃)のものに長時間触れ続けることによって起きる火傷のことです。

見た目でわかりにくかったり、痛みを感じにくいことがあるので、軽症と勘違いしてしまいがちです。

実際には、皮膚の奥深くまでじっくりと進行した火傷となり、通常の火傷よりも返って重症化してしまうこともあります。

電気毛布を一晩中(8〜10時間)つけっぱなしの状態で、直接肌に触れていると、十分にその可能性はあります。

特に寝相の良い方の方が危険です。

 

脱水症状/肌乾燥

これも電気毛布に限らず、コタツやホットカーペットでもありえます。

電気毛布で長時間寝ていると、通常よりも汗をかきやすくなることと、蒸発しやすい環境になります。

ただでさえ、寝ているだけで人間は汗をかきますので、それ以上に強制的に汗をかかせます。

それに、電気毛布を使いたい冬場は「乾燥の季節」です。

肌を、直接毛布に長時間触れていると、どうしても乾燥しがちです。

 

体温調節ができず、疲れやすい(安眠できない)

このことに関してのエビデンスはあまり見受けられないのですが、「あるかも知れないな?」と言う程度かと思います。

単純に電気毛布をつけっぱなしにしていて、冬場なのに「暑くて寝られない」→「寝不足」→「疲れが取れていない」「疲れやすい」と言うことになっている気がします。

暖かくて体温調節が効かなくなるなら、普通の毛布だけでもそうなりますよね?

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電気(敷き)毛布の上手な使い方 

最も効率的で、身体に負担のかからない方法は以下の通りだと思います。

  • 電気敷き毛布を使用する
  • 肌に直接触れない
  • 長時間使用しない

電気毛布が身体に悪いのは、結局、直接肌に長時間触れることで起こる問題です。

であれば、そうしなければ解決です!

電気敷き毛布を使用する

敷き毛布がおすすめの理由は単純です。
暖かい空気は上に上がりますので、下から暖めると言うのは理にかなっています。

 また、電気掛け毛布はせっかく暖まっても、剥がれてしまったり、外気に触れ易く、すぐに冷たくなってしまいます。

電気敷き毛布に、普通の毛布と布団をかけることで、暖かさを逃さないことが一番効率的です。

肌に直接触れない

電気敷き毛布は、直接肌に触れないように、ベッドでも布団でも、シーツの下に敷きます。

暑くなりすぎるのは嫌だと言う方は、布団の下に敷くのも良いと思います。

それでも意外と暖まります。

(流石にベッドのマットレスの下に敷いても、暖まらないと思います。)

長時間使用しない

電気敷き毛布をご使用の際の、手順です。

  1. おやすみになる30分〜1時間前に電源を入れる
  2. 掛け毛布、掛け布団をしっかり掛けて、暖かさを逃さない
  3. おやすみになる直前に、電源を消す
  4. 機能があれば、タイマーを使う。(1〜2時間程度で切れるようにセット)

 寝る前に十分に温めることで、普通の毛布とかけ布団で余熱でも充分おやすみになれると思います。 

そうすることで安全に、しかも電気代もかなり安くすみます。

電気毛布の電気代は?

では実際に電気毛布の電気代はいくらぐらいになるのでしょうか。

消費電力で言えば、幅はありますが、だいたい10〜100wくらいまでです。

<電気代の計算>
消費電力1kwで、1時間あたり25円程度と考えられます。
電力会社や地域によって若干異なります。

→電気毛布使用1時間あたり およそ0.25円〜2.5円
毎日2時間「強」運転で使用した場合でも、高くても1ヶ月で150円くらいです。

身体に優しい、効率的な使い方なら、電気代もかなり安くなります。

 

お手入れの注意点

電気敷き毛布は、断線しないように折り目を間違えないように畳むことが重要です。

一箇所、断線したら、毛布全体が暖まらなくなります

クリスマスツリーのランプのようなものです。

電気毛布自体は洗えますが、「電気毛布カバー」と言う商品もありますので、長く使いたいなら、ご検討いただくのも良いと思います。

電気敷き毛布の選び方

サイズ

当然ですが、まずはサイズを検討します。

「敷き毛布」の場合、横幅は80cm程度が中心で、縦の長さは130~190cmまでが多いと思います。

身長に合わせて選びましょう。

特価品に使われる安い商品は、サイズが小さめと言うことがありますので注意が必要です。

 

兼用となっている「掛け・敷き毛布」の大きさは、縦180~190cm前後、横130~140cm前後が中心です。

やっぱり中途半端です。

 機能

タイマーがついていればベストですが、無くても自分でおやすみ前に電源を切れば大丈夫です。

他に、電気毛布でついている機能は温度調節くらいです。

 素材

掛け毛布であれば、①肌触り、②重さ、③強度が気になります。

ただ、敷き毛布であれば、それらは特に気にする必要がないのです。

直接肌に触れるわけではありませんし、重くても問題ありません。

 

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まとめ

今回は、電気毛布の上手な使い方についてまとめてみました。

  • 電気敷き毛布を使用する
  • 肌に直接触れない
  • 長時間使用しない

 

これから購入を検討される方は、「敷き」毛布がお勧めです。

「うちには電気『掛け』毛布しか持ってないよ!」と言われる方も、ご安心ください。

掛け毛布でも、敷けば良いのです。

全く問題ありませんよ!

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、また次回! 

 

 

 

 

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