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【洗濯機】3ポイントで判定!ぴったりの洗濯機選び【2019年版】

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こんにちは、あとかです♪

 

何度かご紹介していますが、私は以前、家電販売の仕事をしていました。

前回まで、エアコンと冷蔵庫について、かつて販売をしていた立場から、お客様がスムーズに最適な商品をご購入いただけるようなポイントをご紹介しました。

 

今回は、洗濯機についてご紹介したいと思います。

 

お店が一番、困るのは、何も考えずに売場に来て、「一番良いやつをくれ!」というお客様です。

悪く言えば、高いものを売りつけられるカモになる客です。

ただ、値段が高ければ「誰にとっても良い商品」というわけでもありません

私の経験上、お店で販売を担当している店員さんは、基本的には誠実な人が多いと思います。

そのお客様にとっての「一番良い」商品を、できればオススメしたいのです。

 

もし、洗濯機のご購入を検討中の方の、少しでも参考になりましたら嬉しいです。

 

 

 

3 POINTで自分に合った洗濯機選び

洗濯機は、様々な種類が出ています。

洗濯乾燥機が主流で、ドラム式が多くなっています。

では、どういう方に、どういったタイプの洗濯機が良いのでしょうか?

これから挙げる3ポイントは、私が接客していた際に、お客様に質問していたことです。

つまり、このことを予め考えておけば、自分のスタイルに合う洗濯機のタイプがわかると思います。

 

POINT1 乾燥機を使う頻度は?

最近は「洗濯(専用)機」では無く、「洗濯乾燥機」 が主流になっています。

ただ、それが必要な方と、そうでもない方がいらっしゃると思います。

またその頻度によっても、選ぶべき洗濯機は違ってきます。

 

①全く使わない(基本は外干しで、雨が降っても部屋で干せる)
②時々使う(雨続きの時や、次の日の分だけ急ぎの場合)
③週に何日か、頻繁に使う(独身などで、仕事で日中干せない方など)

①全く使わない

オススメのタイプ:洗濯専用機。縦型。

乾燥機を使う予定がないなら、当然、洗濯専用機で良いでしょう。

洗濯専用機という言葉は便宜上、私が勝手に書いていますので、お店では通用しないと思います。(意味は通じるとは思いますが。。。)

それから、縦型(上から洗濯物を入れる従来の形)が良いのは、価格が安いこと。

そして、設置スペースと洗濯量で言えば、縦型の方がドラム式よりも、より多く洗濯できることです。

 

②時々使う

オススメのタイプ:洗濯乾燥機。縦型。

洗濯乾燥機で、縦型タイプを端的に表現しますと、洗濯>乾燥です。

乾燥機能もしっかりついていますが、縦型ではヒーター式が多いと思います。

ヒーター式はドライヤーと同じ原理で、熱風で乾燥させますので、熱くなりますし、衣類には負担がかかります。

電気代も高くつきますので、頻繁に使わないことが条件です。

 

③週に何日か、頻繁に使う

オススメのタイプ:洗濯乾燥機。ドラム式。

ドラム式は、コインランドリーを思い出していただくとわかると思いますが、その乾燥能力の高さにあります。

乾燥機を頻繁に使うなら、電気代も抑えられるドラム式がオススメです。

POINT2 家族構成は?

洗濯機の売り場に行っていただくと、容量の大きさごとに「◯kg」と書かれています。

これは、洗濯機に入れられる洗濯物の重さを表してます。

目安としては、洗濯乾燥機なら、おおよそ1人あたり3kgと計算できます。

乾燥機で計算する場合、水を吸った洗濯物が想定されるため重たくなりますが、洗濯専用機は水を吸う前の洗濯物ですので、目安は1人あたり1.5kgです。

 

ご家族の構成により、容量(大きさ)を考えていただくと良いと思います。

①大人だけ2人
②幼〜小学生の子供2人と、大人2人
③中高生の子供2人以上と、大人2人

①大人だけ2人

オススメの容量:7〜8kg

これは計算通りで、4.2kg〜6kgで大丈夫です。

以前に比べると、洗濯機の大きさが少し大きくなって、6kgが売れるゾーンとなっています。

少々大きいのですが、おそらくお店で価格が割安なのは、6kgだと思います。

 

②幼〜小学生の子供2人と、大人2人

オススメの容量:8〜10kg

この場合、幼稚園から小学生が洗濯機の耐用年数の平均の6〜8年の間は、洗濯物は「半人前」かと思います。

子供2人でも、大人1人分と計算しても良いと思います。

 

③中高生の子供2人以上と、大人2人

オススメの容量:10kg〜

中高生1人の洗濯物は、大人1人以上のになる可能性が高いです。

大人は比較的1日中同じ服装かと思いますが、学生の場合は「制服」、「体操服」、「部活のユニフォーム」など、着替えが多いのです。

そのため、中高生がいる場合、1人分ではなく大人の洗濯物の1.5〜2人分と計算する方が間違い無いと思います。

特に、運動部に所属している場合は、ユニフォームは結構分厚い生地が多いのでさらに上がります。

 

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POINT3 こだわりポイントは?

洗濯機は、使い方がライフスタイルによってずいぶん違うと思います。

使い方やこだわるポイントによって、お得に使える機種があると思います。

①節水(水を大量に使うのが気になる)
②節電(電気代が気になる)
③事情のある方(使い方が特殊だったり、身体的な困難など)

①節水

オススメのタイプ:ドラム式 or  縦型で風呂水ポンプ使用

水が勿体無いということもありますし、水道料金もかかります。

洗濯1回あたりの水の使用量は、縦型では100L前後です。

水道料金を(市町村によってかなり違いますが)おおよそ1Lで0.2円で計算しますと、1回あたり20円です。

洗濯機の使用回数の掛け算で、1ヶ月、1年の水道料金がわかると思います。

1ヶ月に30回洗濯していれば月に600円、年間で7200円ということになります。

節水すれば、それが半分以下で済むということになります。

仮に、8年使うと考えると、その差額は結構大きくなります。

 

ドラム式

1回の洗濯で使用する水の量はドラム式の方が少ないです。

縦型が120L使うとすれば、同じ容量ならドラム式は80Lくらいです。

回転するドラムで、衣類を上から落とす「たたき洗い」が中心だからです。

縦型で風呂水ポンプ使用

お風呂にお湯をためて毎日流しているなら、それを洗いや最初のすすぎに使うという機能です。

これは結構優れた機能なのですが、お使いになっていない方も多いと思います。

今、お持ちの機種にも、標準で付いていると思います。

是非、1度お試しください。(簡単すぎてびっくりすると思います。)

 

<お風呂ポンプについてよく聞かれたこと>

●「風呂水が足りなくなると、止まってしまうので面倒じゃない?」
→自動で水道水に切り替えてそのまま何事もなかったように洗濯します。
●「汚れた水で洗って、余計に汚れない?」
→風呂水ポンプには、しっかりフィルターがついています。また、できればお湯の間に洗濯に使えば、むしろ汚れ落ちがさらに良くなります。
●「お風呂の雑菌が気になるんだけど、大丈夫?」
→洗いと最初のすすぎにだけ使われます。その後仕上げすすぎには、水道水を使います。それで雑菌の繁殖は全て水道水を使った場合と変わらないそうです。
もちろん自動で切り替えます。(全部風呂水にする設定ができる機種もあります) 

②節電

オススメのタイプ:ヒートポンプ式乾燥機 or 大きい容量にして、選択回数を減らす

ヒートポンプ式乾燥機

ヒートポンプ式とは、簡単にいえば、エアコンと同じ原理です。

ドラム内の除湿をすることで衣類を乾燥させます。

温度が上がらないので、衣類を傷めにくく、乾燥後にすぐに着られます。

 

大きい容量にして、洗濯回数を減らす

単純な話です。

カタログを見ると、6kgの洗濯1回あたりの消費電力は、255wです。

同じ機種の容量の大きい12kgでは、380wです。

6kgの洗濯機で2回よりも、12kgで1回の方が消費電力が少ないのです。

これは、洗濯だけですので、乾燥機能まで使えば、その差はもっと広がります。

 

③事情のある方

背が高い方、腰が悪い方:

縦型(ドラム式はきつすぎると思います)

 

背が低い方、お年寄り:

斜めドラム型(ドラム式よりもやや上向きのタイプです)

 

1日に何回も洗濯する必要がある方:

2層式(かなり少ないですが、お店で必ず1機種は置いているはずです。便利なので絶対に無くならないと思います。脱水しながら、次の洗濯ができます。)

 

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まとめ 

洗濯機を検討する際のポイント!
①想定する使用頻度によって、乾燥機能が必要なのかどうかで考える
②今だけで無く、8年後の家族の構成で容量を考える。
③省エネ、節水など、自分が何にこだわるか考える
1度、ご自宅の洗濯機で、風呂水ポンプ機能を使ってみてください!
 

私は、以前は確かに販売の仕事でしたが、今は全く違う業界にいます。

家電がどれだけ売れても、全く利害関係はありませんので、純粋に「良い買い物ができる人が増えるとといいな」と思い、書いています。

それと同時に、買いに来るお客様が、それくらいのポイントを押さえておいてもらえれば、お店の販売の担当者も、短時間で楽に接客できます。

結果、お客様は短時間で、自分の要望にぴったりの商品にたどり着けるはずです。

 
本文に、書けませんでしたが、設置場所を測って行くことを忘れずにお店に出かけてください。
洗濯機の防水パン(設置場所にある水が流れないようにする段差に囲まれた場所。)のサイズが、古いマンションなどでは少し狭い場所があります。
ドラム式は比較的、外寸が大きくなるため、うまくはまらないということもあります。
 
エアコンに比べれば、工事ではないので、ブロックを置く等、その場でな何とか対処しやすいとは思います。
 
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
何かの参考になれば幸いです。
 

 それでは、また次回!

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